石岡のおまつり/常陸國總社宮例大祭_還幸祭と水戸の萩まつり_~石岡はおまつりの旅18(3日目)_180917

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石岡のおまつり/常陸國總社宮例大祭_還幸祭と水戸の萩まつり_~石岡はおまつりの旅18(3日目)_180917

明け方05時30分頃 目が覚めると、ここは東横イン。昨晩、石岡のおまつり 2日目の取材を終えた後、水戸まで来て東横インに宿泊したのでした。

本日(平成30年/2018)09月17日は、石岡のおまつり(常陸國總社宮例大祭)最終日3日目です。

ここ数年、水戸に宿泊する機会は何度かありましたが、いずれも「水戸の梅まつり」の春先の時期。梅まつりの時期の宿泊先は、偕楽園に近い大工町方面に宿を取る事が多くなっていたので、水戸の東横インは本当に久しぶりに宿泊しました。

昨晩は軽くシャワーを浴びただけなので、再度 シャワーを浴び、記事を作成しつつ朝食の時間を待ちます。

こちらの東横インの朝食提供時間は、朝06時半から09時まで。1階のエントランス部分にて、朝食が振る舞われます。

10数年前、ビジネスホテルで「無料朝食」と称して、おにぎりと漬物と味噌汁を提供していたのは画期的でした。しかし、だんだんと競合ホテルが「無料朝食」を出す事が当たり前になり、品質も良くなっていった結果、東横インでも数種のおかずが提供されるようになりました。

無料朝食は良いのですが、食べるスペースは相変わらず足りておらず、席を確保するのに一苦労。食事スペースとは別室である会議室も朝食スペースとして提供されており、こちらでなんとかいただく事ができました。

朝食後に表に出てみて、桜川を眺む。ちょっとアオコ。

今日は、石岡のお祭りには午後から行くつもりです。
午前中は、水戸偕楽園の「水戸の萩まつり」に向かいます。水戸駅からバスで偕楽園に向かっても良いのですが、ホテル前から歩いて千波湖を通り、偕楽園に入っても良いでしょう。

09時半前にチェックアウトします。

この三連休、初日はちょっと雨が降るような気候。2日目は、曇り空。と来ましたが、今日3日目は快晴の快晴。夏日といった感じで、日差しも強い。

気温が上がると、千波湖の水はアオコ状態になりやすく、桜川の水が青い(緑色、の意)。

10時になると、千波湖中央で約08分間の噴水が立ち上ります。
あれはたぶん、ショー的な意味合いもありますが、千波湖の水に酸素を送り込むための一つの仕事なのでしょう。今も千波湖はアオコで青いが、あの噴水がなかったら、もっとアオコが大量発生しているのかもしれません。(オトナの表記)

10時15分頃に、千波湖のボート乗り場に着きます。
このボート乗り場に設置されている自販機、この界隈に自販機が無いから、売れ行きが良いんだろうなぁ~と思いながら、ジョージアのカフェラテをいただきます。

自分は基本的にコーヒーはブラック派なのですが、このジョージアのカフェラテだけは飲んでしまいます。砂糖が入っているようなのですが、缶コーヒーほどのしつこい甘さがなく、すっきりしているのでがぶがむ飲めるのが良いのです。

千波湖から偕楽園をつなぐ、偕楽橋経由で偕楽園に入っていきます。

左手に好文亭。

常磐線を眺めると、偕楽園駅(臨時駅)の下りホームが見えます。
偕楽園駅には、上りホームがありません。都心方面から来園したお客さんは下りホームで降りてもらい、帰りは水戸駅まで出て帰って欲しい、と言う“回遊性”を期待する為に、上りホームを作らないそうです。

昔の水戸市街地なら回遊性を期待するのも分かりますが、今の水戸市街地は昔ほど商業施設も多くありません。偕楽園駅で常に乗り降りできるようにしておいた方が、偕楽園を基点に商業/観光が盛んになるような気がします。その代わり、特急は停車させず、特急を使いたい人は水戸駅まで行ってね。と言うスタンスは面白いと思うのですが。

特に最近、偕楽園園内でライトアップ関連のイベントを催しているのを目にします。今回の「水戸の萩まつり」でも、(2018年)09月01日(土)から24日(月・祝)まで、ライトアップイベントを行っているんですよね?
昨日みたいに石岡駅から水戸に向かう途中、偕楽園駅で下車して、そのライトアップイベントを見てみたいなぁって思いました。

ちなみにその昔、偕楽園駅に一時的に上りホームが建設された時もあったようです。

偕楽園に入ると、大日本史完成の地の碑。徳川光圀が編集に携わりましたが、光圀が亡くなった後も編集は続き、明治39年にこの地偕楽園で完成したのです。

偕楽園レストハウス前に出て、そのまま偕楽園東門から園内に入ります。

園内は「水戸の梅まつり」期間中よりも、青々とした印象。萩は春先には根本だけ露出しているので気づきにくい。秋になると、こんもりと枝を広げています。

先週水戸に来た時、水戸の観光案内所の方が「偕楽園の萩は4分咲きです」と案内してくださりましたが、まだ今日17日現在でも、それほど萩の花が咲いているなぁ~とはなっていません。でも、咲いてはいます。

好文亭の屋根は、10年くらい前に一度吹き替えたように覚えています。あの時は屋根が、金色に輝いていました。さすがに今は、落ち着いた色になりましたな。

偕楽園公園の常磐線側に降りていくと、水戸八景 僊湖暮雪(せんこのぼせつ)碑。

さらに降りていき、南崖の洞窟(なんがいのどうくつ)と呼ばれる洞窟前を通過すると、茨城百景碑 偕楽園 があります。

再び、偕楽園を登っていくと、再び東門に戻れます。時間は11時30分くらい。ちょっと早めの食事をいただきますか。

先ほどの偕楽園レストハウスに入ってみます。
こちらの偕楽園レストハウスは、春先の水戸の梅まつりの時期は大変混雑し、入店することすら困難です。しかし、今回の水戸の萩まつりでは、さすがに混雑はしていなかったので、速やかに入店できます。

何を食べるか迷いながら、席に着くと、メニューには「ねばり丼」の文字。
そうそう、こういうのを食べたかったんですよね~。

食事後、バスで水戸駅まで戻ります。JRで石岡駅へ。

14時から、年番長の幸町にある仮御殿から大神輿が出御し、総社宮本殿まで還御(かんぎょ)します。まだ13時を回ったところですが、幸町の仮御殿に向かいます。

■守横町

守横町 の会所で、獅子頭を見学させていただきます。
・朱色(にんじん色)の獅子カラーは、守横町だけ
・昭和30年頃の制作。獅子は何度か修理をしている。
・重さは10キロくらい。

・今、町中を走っている幌獅子に使われている獅子は、15キロくらい。
・平成15年頃に制作した獅子頭。

■富田町(冨田町)

富田町の会所。
・棒ささらが三体。今年2018年に新造した新品。
・角(つの)で個体を見極める。若獅子、女獅子(めしし)、老獅子(おじし)

・獅子頭は2つあり、1つは古く、重い。28キロくらい?
・今、幌獅子で使用されている獅子頭は小ぶりで、15キロくらい?

■森木町

・2つの獅子があり、1つは今、幌獅子で出ている。(表で休憩中)
・置かれているこちらの獅子は、昭和初期に作られた30キロ無いくらいのもの。
・NHKのつるべに乾杯でも取り上げられた
・古い獅子も、新しい獅子も、意匠や大きさなどは踏襲している

・人形「菅原道真」は、今年2018年新しく制作した。展示しているのは古い方。
・今、山車で使われている方が“新しい方。
・新しいのは良くできていて、目線が下を向いている。

昨日お伺いさせていただいた年番町である幸町の会所辺りから、共奉行列(ぐぶぎょうれつ)の準備が始まっています。

先導の神職から、ささら、露祓獅子(つゆばらい・しし)、祭太鼓、真榊(ま・さかき)、猿田彦(さるたひこ)、社銘旗(・めいき)、比礼鉾(ひれほこ)、祭典委員会、四神旗(ししんき)、氏子会長、綿旗、唐櫃(からひつ)、神輿、巫女、宮司、神官、前駆(ぜんく)、その後に各役員が続き、年番順の幌獅子が続きます。

・四神旗・・・四神を描いた4本の旗。東の青龍(せいりゅう/龍)、西の白虎(びゃっこ/虎)、南の朱雀(すざく/鳥)、北の玄武(げんぶ/亀に蛇)。社殿に向かって右から青龍、朱雀、白虎、玄武の順に並べる。

供奉行列は仮御殿から総社宮まで。御仮屋から総社宮までは直線距離としては非常に近いのですが、一度石岡駅前を経由するルートなので、まずまず距離はあります。

14時に年番町の 幸町 仮御殿から出発し、50分ほど石岡市街地を回って総社宮に到着しました。

一行はそのまま拝殿に入り、還幸祭の儀式が葉尻まります。

大神輿は土俵のある場所に置かれ、ささらの奉納の舞。続いて土橋町の獅子による奉納の舞。

大神輿からは御分霊が総社宮神殿に還っていきます。
その際、神様(御分霊)が人の目に触れないよう、四方を白い布で覆い、移動させます。場内放送では、「前を通の際は、頭を深くお下げください」と流れますので、頭を深く下げます。

年番町引継ぎも終わり、総社宮の境内は静かな空気に変わっていきます。

四神旗が痛んでいる。近い将来、町内のどちらかの町が、四神旗を奉納するのでしょう。

大神輿を神輿舎に仕舞う。(動画)

参集殿・社務所を見せてもらいます。平屋建てですが、天板が無く、吹き抜けていて開放感があります。

■土橋町 つちばしちょう

会所にひとつ置かれているのが、「県指定有形民俗文化財」の獅子頭。全体的に丸い感じ、頭とか、目玉とか、顎の輪郭とかが「できが良いな~」と感じます。

■木之地町 きのぢちょう

3つの獅子頭が置かれています。
真ん中の丸い感じの獅子が「たいへん良いもの」らしく、昭和初期から昭和10年、30年頃(?)に制作された物だそうです。しかし、文献が無い為、制作期間が絞り切れておられない様子。
ふまえ、両左右の獅子頭はいずれも比較的新しい物。

■大小路町 おおこうじちょう

大小路町の会所でも獅子を見せていただきます。
ちょうど夕食の時間帯だったようで、食事をされておられる方もおられます。

獅子はふたつ置かれています。
向かって右側は、「大正時代に作られた」もの。
左側は昭和の初、中期に作られたものだそうです。

大小路町は昭和初期の石岡の大火は被災していない為、「大正」の獅子が現存していてもおかしくはありません。また、獅子頭等を保管している倉庫はもっと離れた場所にあるので、仮に石岡大火を被災しても、火事から免れたかもしれなかったとの事。

大小路町は現在、幌獅子を出しておらず、山車を出しています。そのため、これらの獅子頭をおまつりで使用することは、現時点では無いそうです。
ただ、山車上でお囃子を行う団体が、お囃子の踊りの為に『小さい獅子』を所有していますが、大小路町の獅子(所有物)ではありません。

そうこうしている内に、空が大分怪しくなってきました。 P20/175307
時刻は18時を迎えようとしているところ。

まだもう少し、石岡のおまつりを楽しんでいきたいところですが、今年(18年)はこれにて失礼する事にします。

石岡駅から常磐線の普通電車 上野駅行きに乗り込みます。

幸甚が帰宅の途につくのを待っていたかのように、電車の窓の外では雨がサーッと降ってきました。

 

〔 この項おしまい 〕

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