09:15 自宅を出発
(2015)08月にロードバイクを購入してから一ヶ月後の09月。
ワタクシは、いきなり“120キロ”のロングライドに旅立ちます。
自転車に対する知識が不足する中、これまた一昨日くらいに届いた「Garmin1000j」のMAP機能を頼りに大洗に向かうことになります。また、「ハンガーノック」という恐怖のキーワードにおびえ、とりあえずAmazonで「羊羹セット」(10個入り)を購入しておきました。
最初からがんがん飛ばして行っていいものか? 力をセーブしながら行ったほうが良いのか分からないので、あまり力まず、時速18km/hくらいの余力パワーで自宅を出発。大洗方面へ北上します。
11:15 鬼怒川(常総市)、豊水橋を通過
自宅から約30キロ。スタートから2時間が経過しているので、30km÷2hで、「15km/h」の移動速度になっています。自転車は予定している「20km/h」の速度が出ているのですが、信号待ちで動いては止まり、を繰り返すと、全体の移動速度が遅れる。と言うことが分かりました。
まあ、もともと余裕のあるスケジュールだし、良しとしましょう。
豊水橋〔茨城県常総市〕の左手眼下には、野球場(豊岡球場)があります。いつもは野球が行なわれている光景を目にします。今日はいつもと違います。。野球場全体が茶色いです。。
先日の(2015)09月09日から11日にかけて発生した、『平成27年9月関東・東北豪雨』の影響による、被害なのです!
さらに水海道市街地に入っていくと、浸水によって被害を受けた住居、事務所などの廃棄物処理作業で、道路側道がゴミ袋であふれかえっています。。
Edge1000j で引いた線は砂利道もつかむ
事前にルートを決め、ガーミン Edge1000j にインストールしてあります。
たまに事前に決めていた道より良い道路を見つけることがあり、そちらの道を選ぶ(コースアウトする)と、ガーミン側で「最適な道」を誘導してくれることがあります。信用しきってその「最適な道」を進むと、自転車が進むにはふさわしくない、砂利道、林道などに誘導されることがあります。。。
Edge1000jって、自転車専用GPSなんじゃないの?なぜ、オフロードをつかむかな~、って思いました。
14:30 石岡市に入ります
石岡駅 駅舎はリニューアル工事中
常磐線石岡駅はただいま、駅舎をリニューアル中。
あの平屋建ての駅舎もなかなか味がありましたが、新しい駅舎に期待。
石岡のおまつり(常陸國総社宮例大祭)
駅前が賑やかになってきました。
09月の三連休、石岡市街地では『石岡のおまつり(常陸國総社宮例大祭)』と称して、神輿や山車、幌獅子などが市街地を巡幸しているのです。
石岡に来るまで、今日が石岡のおまつりの日だったことを、すっかり忘れていました。
15:30 自転車がパンクする!!
ロードバイクのパンク修理はこれが初めて!
石岡市街地を抜け、国道6号を北上し、小美玉市に入ったところ。
急に、自転車後輪がパンクします。
実を申し上げますと、ワタクシ、ロードバイクのパンクはこれが初めてなんです。。後輪のタイヤ(リアタイヤ)を外したこともないんです。。。
ロードバイクのパンク修理は、チューブ交換が基本
ロードバイクのパンクの場合、パンクの穴をふさぐ修理、というのはあまり行ないません。ロードバイクでタイヤがパンクしたときは、「タイヤの中のチューブを丸ごと新品と交換する」のが一般的なのです。なので、自転車を購入したとき、自転車屋さんで予備チューブを購入してあります。タイヤレバー等一式も持ってきているので、修理の準備は万端です。
だけど理屈では修理の方法は分かっていても、実際に行なってみるのは別問題。
昔、ママチャリのタイヤパンクで修理した経験を思い出しながら、なんとか後輪タイヤを外し、タイヤレバーでチューブを取り出し、タイヤのゴム側の異物(ガラス片、とがった石など)をチェック。新しいチューブをタイヤに押し込み、チューブがリムなどに噛んでいないのを確認してから、空気入れで空気を入れます。
そして、完成したタイヤをフレーム、チェーンにはめるのですが、これがどうやってはめるのかまったく分からない!! Youtubeでそれっぽいページを検索し、動画を見て、見よう見まねでフレームにタイヤをはめ込みます。
大洗フェリーターミナルに到着する予定時刻「15:00」は、とうに過ぎています。急がねば!!
16:30 フェリーの出航時刻が遅れることが判明
ところがここで、大洗フェリーからメールが来ます。
ちょっと気持ちの余裕が出てきました。
とは言っても、まだここから大洗港まで最短距離で16キロほど残っています。
残り16キロだったら1時間もあれば、余裕で到着できる距離です。しかし、水戸方面、大洗方面に続く幹線道路はだんだんと道路面、側道面が荒れてきており、車も大型化してきています。
再びパンクしてしまったら、修理にも時間が取られてしまいます。
パンクをしないよう、路面を見極めながら、大型車に注意し、速度を上げていきます。
17:30 大洗フェリーターミナルに到着
当初の予定「15:00着」より2時間半遅れてしまいましたが、大洗フェリーターミナルに到着しました。
自転車をフェリーターミナルの駐輪スペースにチェーンで固定し、乗船受付の手続きを行ないます。
昔(10年くらい前)は乗船名簿を記載しましたけど、今は(ネット申し込みなら)乗船名簿への記載はいらないんですね~。
18:30 大洗商店街で買い出し
フェリーの乗船時間まで時間に余裕ができたので、大洗の市街地まで戻り、少し買い出しに行くことにします。
大洗の商店街は、町おこしの一環で「ガールズ&パンツァー(通称:ガルパン)」とコラボレーションした展開をしているのですね。TVのニュースなどで何度か目にしたことがあります。
大洗のお店の店頭には、ガルパンのキャラクターパネルが設置されています。ファンの方は、これらパネルと一緒に撮影したりするのでしょうか。
19:15 乗船開始
フェリーターミナルでは、車(トラック、一般車両)の乗船がすでに終了しており、バイク(自動二輪)や我々のような自転車組の乗船が始まろうとしています。
タラップ?は手で押しながら乗船。
船の中では、係員さんの誘導に従いましょう。
船内の側面に自転車を固定する場所が決められており、おのおのが指定された場所に自転車を鍵でロックします。場合によっては係員による器具を使っての固定もあります。その際、自転車に傷がつく恐れがあります。自転車に傷がつくことに対し、“同意”する必要があることが予約の際に事前に知らされています。
20:30 出港および夕食タイム
商船三井フェリーの夕方便では、レストランによる夕食提供時間と船が出航する時間がかぶっています。
総括
予定していた時間より2時間半も遅れての大洗到着でした。台風により船が遅延してくれたおかげで、無事に船に乗ることができました。
訪問時間は、単純に距離と時間だけで計算してはだめですね。
サイクリングロードや専門道路を走るわけではなく、一般の車の往来や信号機による停車、立ち寄りの際の時間などもあらかじめ見込んでおく必要があります。
ロードバイクで初めての100キロ越えチャレンジでしたが、結果的に到着することができて安心しました。