茨城百景 愛宕山とさらし井
茨城百景 名称 | 愛宕山とさらし井 |
読み方 | あたごさんとさらしい |
包含風景 | 愛宕神社,袴塚古墳,姫塚 |
地域 | 茨城県水戸市愛宕町 |
碑の現存 | 現存する |
実際の碑への記載 | 愛宕山とさらし井 |
説明 | |
関連リンク | ・ ・黄門さまゆかりの史跡とあじさいの道 050618 ※外部サイトです |
注釈 | |
茨城百景 愛宕山
愛宕山、愛宕山古墳(国指定史跡)は、保和苑(桂岸寺)方面から北西約600m、水戸市内最大級の前方後円墳(愛宕山)が現れます。この古墳は全長が136m、後円部分の高さは約11mあり、この後円部分を上った先に愛宕神社があります。那珂国造(なかのくにのみやっこ)の祖、建借間命(たけかしまのみこと)の墓であろうとされています。
愛宕山古墳を「水戸市内最大級」と記しましたが、茨城県内は貝塚や古墳がたくさんあります。先に紹介した吉田古墳も比較すると小柄ですが、立派な古墳です。春と秋に内部が公開される虎塚古墳(ひたちなか市)、国府石岡市の県内最大級の前方後円墳である舟塚山古墳、県内第二位の梵天山古墳(群)は、常陸太田市にあります。
愛宕山古墳 360°
茨城百景 包含風景 愛宕神社
愛宕山古墳(標高 約11m)を上っていくと、愛宕神社があります。長和03年(1014)に常陸国府(今の石岡市)から水戸の守護神として勧請された社。火伏せの神。
茨城百景 さらし井
愛宕神社を更に北に進み、坂(瀧坂/滝坂)を下ると中腹に「曝井」(さらしい)があります。
『常陸國風土記』に「郡(こほり)より東北のかた、栗河(あはがは)を渡りて駅家(うまや)を置けり。そこより南に当たりて、泉、坂の中に出づ。多(さわ)に流れて尤(いと)清く、曝井と謂ふ」と詠まれています。
また、さらし井の碑の近くには、万葉集巻九に高橋連虫麻呂が「三栗の 那珂に向へる 曝井の 絶えず通はむ そこに妻もか」と詠んだ碑もあります。
茨城百景 包含風景 袴塚古墳
愛宕山古墳の別名。
茨城百景 包含風景 姫塚
〔誠意調査中〕