土浦キララまつりの土浦の町並みの旅19
今日令和元年(2019)08月03日(土)は、茨城県土浦市の駅前市街地で『土浦キララまつり』が催されます。『土浦キララまつり』は、10数年前くらいまでは金曜からの3日間開催されていましたが、現在は土日の2日間だけの開催となっています。
また、茨城県の県庁所在地である水戸市街地においても、今日03日、明日04日と『水戸黄門まつり』が催されます。
キララまつりの期間中は、土浦駅前の目抜き通りを歩行者天国にします。
初日のメインコンテンツは「七夕おどりコンテスト」。二日目は「市民山車等巡行」が控えています。
我孫子駅 弥生軒の唐揚うどん で熱中症対策
常磐線乗換駅の我孫子駅ホームにて、弥生軒の唐揚うどん(420円)をいただきます。今日もめちゃめちゃ暑いので、塩分補給を目的に、汁を全部飲み干します。

常磐線下りホーム 我孫子駅 弥生軒 6号店

弥生軒の「唐揚うどん(1コ)」420円。
自転車の町 土浦
11:30ころ、常磐線の車両は土浦駅1番線ホームに到着します。

常磐線車両が桜川を超えると土浦駅

土浦駅構内は“自転車仕様”にリニューアル中!
土浦駅西口に出ます。

かつてイトーヨーカドー土浦店だった土浦市役所

キララ広場前はまだ、歩行者天国になっていない。
アルカス土浦で 常陽リビング 40周年の歩み展
まだ、お祭りは始まっておらず、歩行者天国も始まっていません。ペデストリアンデッキ経由で、アルカス土浦に入ります。ペデストリアンデッキからアルカス土浦に向かうと、土浦の図書館(2-4F)の2階につながっているんですね。図書館内は明るく清潔で開放感があります。吹き抜けも良い感じ。
郷土資料コーナーは茨城県を中心に充実。じっくりと読みふけりたいところですが、それほど時間に余裕があるわけではありません。統計的な資料に関しては、電子書籍化にして、館内館外からもアクセスできるようにしても良いんじゃないかな~って思います。
2階のイベントコーナーでは、かつて常陽新聞(廃刊)から派生した「常陽リビング」の『40周年の歩み』展が催されています。過去に発行した常陽リビング(週刊)の表紙をカラーコピーしたものが年代別に綴られており、来館者は自由に見ることができます。

常陽リビング 最新号(08/03号)無料配布
かつて常陽新聞(常陽新聞社)の1部門でしたが、後に常陽リビング社として独立し、今に至ります。
初代社長岩波健一が亡くなった頃(昭和59年)や、科学万博の年(昭和60年/1985)、土浦京成百貨店が閉店した頃(昭和63年/1989?)を重点的に拝見しました。
残念ながら、岩波健一の死に関しては記事中に確認できず。
常陽新聞社が何度か経営的に危ない時期がありましたが、そのうちのひとつであろう「1989年04月29日」の島村正雄社長(当時)のコメント記事は見つけることができました。
常陽リビングは常陽新聞社とは別法人であり、常陽新聞社の廃業(倒産)のあおりを受けることなく、現在もタブロイド紙を発行、発刊しています。
土浦駅西口 駅前通りの風景
12時30頃、うらら広場、土浦ニューウェイ(土浦高架道)下などを巡っていきます。高架道下には、観光協会の山車がスタンバイしています。明日の「市民山車等巡行」では、活躍してくれることでしょう。

土浦ニューウェイ下には、市民山車が待機。

お祭りの出店も、誠意準備中です。

(旧)土浦中央通り商店街 を望む
常磐線土浦駅西口駅前の目抜き通りを亀城公園方面に進むと、茨城県土浦市中央になります。その通りはかつて土浦京成百貨店がある商店街を形成していました。

YEGいこいの広場(旧京成百貨店跡地)

土浦市イメージキャラクター つちまるくん
亀城公園

亀城公園 土浦城 東櫓(復元)〔茨城県土浦市中央〕
亀城公園 土浦城 旧前川口門
亀城公園プール(現在は撤去)、裁判所側にある「土浦城旧前川口門」は、江戸時代末期の建築で高麗門です。明治18年(1885)に土浦戸長役場の門として使われ、大正09年(1920)には等覚寺の山門として移されました。
その後、等覚寺の寄贈を受けて、土浦城内の二の丸入口にあたる「二之門」のあったこの場所に昭和56年(1981)移築されました。

土浦城 旧前川口門(市指定文化財)
親柱の背面に控え柱を立て、屋根をかけた「高麗門」。高麗門は城郭の門として立てられた形式のひとつで、この門も、武家屋敷で会った多計郭(たけくるわ)と町屋の間を仕切る「前川口門」であったと言われています。

控え柱を門の裏側から撮影。

芝生の所に「亀城プール」がありました。
冨久善(ふく善)支店
亀城公園 前川口門から裁判所通りをぬけた右手に、冨久善支店。
食堂です。昔、土浦駅ホーム1番線(当時、常磐線ホームは2番線扱いだった)で駅弁屋さんが複数ありましたが、そのうちの一軒がこちら、ふく善さんでした。

冨久善 支店〔茨城県土浦市中央1丁目〕
昔、土浦駅ホームに駅弁屋が複数あり、駅弁が販売されていました。そのうちの一軒がこちら「冨久善(ふく善)」さんのお店でした。
意味もなく
2002年の土浦に
郷土の愛を 秘めしこの頃旅人 幸甚 望郷の句
2002年の常磐線下り列車。土浦駅に入線していく動画。
音無し。今は無き、駅弁屋 富久善(ふく善)さんがちらりと映る。 pic.twitter.com/GIHxNsU8Fq— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) December 11, 2017
こういうお写真がお好きなのなら、今は無き、 #常磐線 #土浦駅 駅ホームにあった #駅弁 #ふく善 の写真もどうぞ (´ーω-)つ旦 。
ちょっと写真が遠いけど、生々しい。2004年08月撮影。 pic.twitter.com/48NQAI6aZk
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) September 8, 2018
我が #土浦市 (公式)からフォローされてうれしい💞ので、昔 #土浦駅 ホームで売られていた #ふく善 さんの #駅弁 #常陸牛どん 530円の写真を掲載します。
2005年当時、「まだ今後、買う機会はあるな~」くらいの感覚だったので、ガラケーでチープな撮影をしてしまいました。。 pic.twitter.com/cacT6oUx21— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) October 12, 2017
亀城公園 土浦城 櫓門

土浦城 櫓門(別称:太鼓櫓)
2階部分に太鼓を置き、太鼓を鳴らすことで時刻を知らせていました。また、その「土浦城櫓門の太鼓」(市指定文化財)は、土浦八坂神社の宝物として八坂神社で管理されています。
櫓門(やぐらもん)。明暦02年(1656)に改築されたと伝えられます。本丸にある江戸時代の櫓門としては関東地方で唯一現存するものです。昭和27年(1952)、亀城公園と櫓門は県指定史跡第1号となりました。
また、土浦城櫓門の太鼓(市指定文化財)は、土浦八坂神社の宝物として管理されています。
土浦八坂神社:土浦八坂神社祇園祭_送り祇園の旅19_190728

櫓門の梁はでかくて、太い。

東櫓(復刻)は展示館として利用されています。
亀城公園 茨城観光100選 亀城公園

茨城観光100選 亀城公園 〔茨城百景 包括風景 亀城公園〕

碑裏面には「題字 土浦市長 箱根宏」と記載。
土浦市立博物館
亀城公園の裏手(北側)には、土浦市立博物館があります。
入口脇には、土浦市内にあった碑が置かれています。
1)土浦城櫓門の礎石

土浦城櫓門の礎石
土浦城櫓門の礎石(そせき)。昭和62年(1987)の櫓門解体修理の祭、発見されました。明暦02年(1656)、櫓門建築の祭に使われた、最初の礎石と考えられています。
2)真鍋の道標(史指定文化財)

真鍋の道標 (市指定文化財)
真鍋坂上の水戸街道と筑波街道の分岐点にあった、土浦最古の道標です。
先週訪問した、真鍋宿、真鍋坂上の水戸街道と筑波街道の分岐点にあった土浦最古の道標です。
太陽が熱い(暑い)ので、ファミリーマートで休憩。
土浦まちかど蔵 付近はパレード準備待合所
土浦まちかど蔵 大徳、野村のところで、パレードの待合所になっているようで賑やか。

琴平通りで中城通り(旧水戸街道)に出る

旧水戸街道道路上に設置された七夕飾り。

土浦まちかど蔵 野村〔茨城県土浦市中央1丁目〕
旧水戸街道 桜橋付近にある観光案内所。
旧 イトーヨーカドー土浦店 跡地の駐車場
モール505の提灯あんどん?を通り抜け、旧イトーヨーカドー跡である駐車場の所に出ます。

高架道下は土浦キララまつり本部。

モール505 方向に進みます。

モール505では地元幼稚園生の行灯装飾展示。

ビジネスホテル ベルズイン土浦(裏口)。
・土浦東武ホテルがベルズイン・土浦になって帰ってくる 060526
・ベルズイン土浦は、GWに間に合うのか!? 060405

モール505 方面からイトーヨーカドー旧土浦店方面を望む
すると、「2019年7月22日(月)駐車場 営業終了」の案内。2000年前半に旧イトーヨーカドーの建物を解体し、駐車場となって約20年、ついにこの地にメスが入るようです。マンションでも建つのでしょうか?

「2019年7月22日駐車場営業終了」のPOP。

床のタイルが昭和中期感。。。

川口川閘門から土浦駅方面を望む。

土浦駅方面から川口川閘門方面を望む。

イトーヨーカドー 旧土浦店越しに、モール505を望む
ここにマンションが建った場合、モール505は日陰になり、ますます状況が悪くなる気がします。。
思いを巡らせていると、時刻は午後2時(14時)を回っています。

土浦駅方面から西友土浦店、モール505方面を望む
かつて右手の建物は商業施設「西友WALK」でした。左手奥のマンションは西友土浦店でした。
今日はこの後、水戸に行くことにします。
水戸行きの電車(常磐線)が来そうなので、土浦駅にSuicaで速やかに入場し、1番線ホームに下りていきます。1番線ホームには、勝田行きの車両が待っているところ。
>>「令和元年 第59回 水戸黄門まつり」につづく