土浦八坂神社祇園祭_礎會_神輿渡御の旅19
令和元年(2019)の夏。
今年は梅雨が長引き、悪天候が数週間続いています。野菜の値段も高騰気味。
台風が名古屋辺りに上陸していました。温帯低気圧に変わったようですが、まだ台風の影響からかときおり強い風が吹きます。
本日07月27日(土)は、我が土浦市市街地で土浦八坂神社の祇園祭、神輿の渡御が催されます。
我孫子駅で弥生軒の「唐揚うどん」
我孫子駅で常磐線勝田駅行きに乗り換え。
我孫子駅名物、弥生軒の「唐揚うどん(1個)」をいただきます。
常磐線 土浦駅到着
午前11時。下り常磐線勝田行きの車両は、土浦駅1番線ホームに入線します。降り立った1番線ホームからは、廃線となった旧筑波鉄道のホームが残ります。筑波鉄道の待避線があった場所には現在、アルカス土浦の建物が立ちそびえ、かつてホームから見えていた土浦駅前の風景を阻みます。。
1番線ホームにあった売店NEWDAYSは、いつの間にかイートインコーナーになってしまいました。
まだまだ改築中の土浦駅ビル「PLAY TOWN」を抜け、土浦駅西口に出て、目抜き通りを亀城公園の方に歩いて行きます。
土浦八坂神社祇園祭の準備風景
土浦市川口町の土浦高架道(土浦ニューウェイ)下の広場では、八坂神社の御仮屋がすでに設置済み。御仮屋の袖では、土浦里 神楽翁会が、お囃子を演奏しています。
土浦名店街
土浦名店街。
まぜそば屋さんは、商標的に大丈夫なのだろうか。。(モザイク)
土浦名店街の店舗はぱっと見、20年近くこういう雰囲気を保っています。土浦市街地の栄枯盛衰を“平常心”でやり過ごしてきた、という意味では、ある意味すごいのかもしれません。。
土浦中央通り商店街 が整備されていた
土浦中央通り商店街に足を進めると、右手に合った商店街のお店は(一部を残して)更地になり、広場に整備されていました。重苦しかったアーケードが撤去され、お店がなくなったことで左右に広がりが生まれ、空が高くなりました。
土浦市街地が解放され、明るくなり、たいへん良くなったと思います。これも、街の区画整理や都市計画に理解を示し、土地を明け渡してくれた地元のみなさまのご配慮のたまものであることでしょう。
土浦市の旧 水戸街道
UFJ銀行がある桜橋の交差点、旧水戸街道を左折します。
土浦まちかど蔵 大徳と、野村。300メートルほど西へ進み、右手を向くと等覚寺に来ます。
茨城百景 包括風景 等覚寺
等覚寺の梵鐘は、国指定重要文化財。茨城百景の包括風景でもあります。
かつて存在した、土浦京成百貨店とその遺構
土浦市中央のしかるべき駐車場は、かつて土浦市街地にあった「土浦京成百貨店」の駐車場です。閉店してから30年近く経過していますが、未だにかつての「京成土浦店」の看板は、文字を取って見ることができます。
土浦八坂神社祇園祭 が始まる
正午。
御仮屋に戻ると、宮出しの儀式が執り行われています。三本締め。神輿は賑やかに出発していきます。
御仮屋には、2つの獅子頭。赤い獅子と、黒い獅子。瞳が黒目がちに見えます。
神輿の一行は、旧水戸街道を土浦商工会議所(土浦宿)方面に進みます。
桜町方面から、ときどきお囃子が聞こえてきます。神輿の集団から離れ、旧水戸街道を取手方面(西)に歩いて行きます。
ファミリーマート土浦大町店のところで、大きい山車と遭遇します。
大町の山車です。
そうこうしている内に、先ほどの神輿の集団も大町方面にやってきて追いつきます。
神輿は県道24号、八間通りを土浦駅方面に進みます。
富士崎夏まつり の風景
また、桜町、桜川方面からお囃子が聞こえる。お囃子の聞こえるまま、歩いて行くと、桜川に掛かる匂橋まで出てきてしまいました。
匂橋を渡って富士崎町に入ると、遠くに屋台が見えます。下高津二丁目の屋台です。
下高津は、ワタクシ幸甚の本籍「上高津」に隣接する地域です。この世に生まれ、産婦人科から退院して初めて住んだ土地でもあるのです!!生まれて40数年、いまは埼玉暦が圧倒的に長いけど、本籍を茨城県土浦市から在住の埼玉県に移すことは、これっぽちも思ったことがありません。幸甚は、根っからのごじゃっぺ茨城人なのです!!!!
下高津の屋台には、大きい獅子と、中くらいの獅子が積まれています。
富士崎町の山車もいらっしゃいました。
どうやら今日は、富士崎町のお祭り(第28回 富士崎夏祭り)が催されているようです。ローソン土浦富士崎店で、メガアイスコーヒーを買って飲みます。
桜川橋で桜川を渡り,土浦駅前方面に戻ります。
土浦八坂神社祇園祭 のつづき
神輿一行は、大和町の土浦タクシーの場所まで来ていました。「礎會の記念撮影」を記念撮影する。
礎會の神輿「午前の部」は、一旦ここで休憩。18時から「午後の部」が始まるまで動きがありません。
土浦市役所地下のカスミで「小豆つぶあん」とドリンクで、ちょっと休憩。
NTT土浦別館の通路では、桜町の山車が巡行しています。そのまま、土浦駅前(土浦市役所前)まで練り歩く。
桜町の山車が2基ずつ、左右で挟み込むように待機。その中心に礎會の神輿が入ってきて、馬の上に神輿を置き、関係各ご担当のご挨拶です。
桜町二丁目、山車の上の女の子の踊り手さんたちは『石岡のおまつり(常陸国総社宮例大祭)』の「手踊り?」を連想させます。
各町の山車がそれぞれお囃子を披露した後、4基すべての山車が競演を始めます。
新しい土浦駅市街地が芽生えている
少しずつ、未来が見えてきている土浦市街地。土浦駅前の導線整備や、駅ビルPLAY atreの整備。イトーヨーカドー土浦店が閉店し、その後に土浦市役所が移転してきました。
この15年ほどで、土浦駅周辺は目に見えて変化してきています。土浦の輝く未来を思いながら、土浦祇園祭の会場を後にします。
本日のルート
本日歩いた工程は、このような感じです。
#土浦祇園祭の旅19
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