茨城百景 釣の十六島と横利根の閘門
茨城百景 名称 | 釣の十六島と横利根の閘門 |
読み方 | つりのじゅうろくしまとよことねのこうもん |
包含風景 | 水神,上ノ島,役前,ごぜ沼,ばなな川,石納,大重橋等の釣場 |
地域 | 茨城県稲敷市 / 東町(東村)・新利根町(新利根村) |
碑の現存 | 不明 → 1992年末に事故で破損、破棄
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実際の碑への記載 | ‘***** |
説明 | |
関連リンク | #新利根川の茨城百景20 200712 Twitter更新 |
注釈 | |
茨城百景「釣の十六島と横利根の閘門」 碑の行方 |
茨城百景 070釣の十六島と横利根の閘門 の石碑の写真は、稲敷市立歴史民俗資料館の所蔵物であり、米谷博氏撮影のものになります。掲載に当たっては、当サイトが掲載依頼許可を得ております。本サイトからの複写、二次利用などは禁止させていただきます。
茨城百景 十六島
十六島は、利根川下流域の茨城県稲敷市と千葉県香取市両地区の、新田開発による集落を総称した地域名です。かつては水路が縦横に張り巡らされていましたが、現在は埋め立てられ水路は道路に変わり、風景は変わりました。
茨城百景 横利根閘門
霞ヶ浦から太平洋に流れている川が常陸利根川。脇に利根川へと繋がるのが横利根川。
常陸利根川と並行して流れる利根川。
この常陸利根川と利根川を“H”の文字のように横に結んでいる川が、横利根川です。
横利根川の下流、利根川と合流する場所に、横利根閘門(茨城県稲敷市西代)があります。
利根川洪水時に逆流による霞ヶ浦沿岸の氾濫を防止するとともに、水位が高い状態であっても舟運に支障を与えない構造を目的として、大正10年(1921)に完成しました。
横利根閘門は合掌扉複閘式として大小8枚の鋼製門扉を備え、閘門の有効長300尺(90.9m)、幅員36尺(10.9m)、閘門の深さ約8.6尺(2.6m)で、当時運航していた船舶の中で最大級であった「通運丸」や「銚子丸」などの大きさを基に設計されていました。
茨城百景 包含風景 水神
茨城百景 包含風景 上ノ島
茨城百景 包含風景 役前
茨城百景 包含風景 ごぜ沼
あづま東小学校付近(稲敷市立歴史民俗資料館館報 第2号)
茨城百景 包含風景 ばなな川
あづま東小学校付近(稲敷市立歴史民俗資料館館報 第2号)
茨城百景 包含風景 石納
茨城百景 包含風景 大重橋等の釣場
破棄された茨城百景碑
茨城百景 070 釣の十六島と横利根の閘門 の茨城百景碑は、交通事故で破損し、破棄されていることを確認しました。(確認日:2020年07月12日)
茨城百景「釣の十六島と横利根閘門」は、現時点では存在は確認されていません。室伏勇先生の著書「茨城百景巡歴」(P180)では、手書きの地図で「茨城百景」碑の記載があります。
茨城県内の他地域の事例でもあるとおり、もしかすると碑は、異なる場所に移設されているか、開発の名の下に破棄されてしまっている可能性があります。
そのような環境の中、自分的には
・セブンイレブン 茨城東西代店( 茨城県稲敷市西代1581-1)
・西代のお堂()
・調法寺(茨城県稲敷市西代1691)
・西代水神社(稲敷市西代1677番地)
辺りに移設されているのでは無いか?と考え、調査しました。
現時点(17年06月17日現在)、「セブンイレブン」「西代のお堂」「調法寺」を調査した限りでは、茨城百景の碑を探し出すことはできませんでした。