八丁堤と見沼通船堀~茨城の閘門と埼玉の閘門
我が茨城県には横利根閘門〔茨城県稲敷市西代〕があります。
『横利根閘門』は、利根川洪水時に逆流による霞ヶ浦沿岸の氾濫を防止するとともに、水位が高い状態であっても舟運に支障を与えない構造を目的として、大正10年(1921)に完成しました。
八丁堤
寛永06年(1629)。
現在の埼玉県さいたま市緑区大間木に、関東郡代伊奈忠治によって「八丁堤(はっちょうづつみ)」がつくられ、見沼の地に大きなため池がつくられました。
井澤弥惣兵衛為永により、八丁堤は破られる
享保12年(1727)
徳川吉宗の「享保の改革」で、井澤弥惣兵衛為永により「八丁堤」は破られ、見沼は干拓されました。
見沼代用水 〔西縁・東縁〕
現在の行田市の利根川から灌漑用の水を引き、見沼代用水〔西縁・東縁〕をつくります。
見沼通船堀
見沼代用水西縁と、芝川、見沼代用水東縁を結んだのが、『見沼通船堀』です。
用水路の高低差は3メートルほどあり、舟が通船堀を渡るためには閘門式にして高さを調整する必要がありました。
国指定史跡 #見沼通船堀 。#見沼通船堀の旅20 pic.twitter.com/Y7tAFmLSDt
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) December 5, 2020
アクセス
名称:見沼通船堀
住所:埼玉県さいたま市東内野
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〔 この項おしまい 〕