筑波鉄道 真壁駅の駅そば たかはし ~令和時代に昭和の駅そばが食べられる
近頃は地方において、駅ホームなどにある駅そばもめっきり少なくなりました。
首都圏や乗換駅などでは見かける駅そばも、チェーン店系が多く、味も均一になりがち。
科学万博つくば’85(国際科学技術博覧会/EXPO85)が開催された2年後の昭和62年(1987)、常磐線土浦駅と水戸線岩瀬駅をつないでいた筑波鉄道筑波線は廃線となりました。
土浦駅から約30キロの真壁駅。
かつて筑波鉄道が運行されていた時代の真壁駅駅構内で、駅そば屋さんが営業されていました。
筑波鉄道の廃線後、こちらの駅そば屋さんは真壁駅の向かい側に店を移し、令和の現在も営業を続けています。
そのお店の名は、「たかはし」。
アクセス:たかはし(筑波鉄道 真壁駅 駅そば)
筑波鉄道 真壁駅跡(つくばりんりんロード 真壁休憩所)から徒歩数分。
お店の位置を地図で確認すると、旧真壁駅の駅前にお店があるように見えますが、現在は駅前には建物が建っているため、迂回してお店に訪問する必要があります。
住所:茨城県桜川市真壁町古城53
営業情報:たかはし(筑波鉄道 真壁駅 駅そば)
営業時間 / 09:00~17:00
定休日 / 木曜日
※最新の情報は、お店に直接ご確認ください。
この立ち食いそばのたかはしさん、筑波鉄道が現役だった頃から営業している店なんだって!当時は駅舎内で営業していたらしい。
真壁にはよく来ていたけど、この前、初めて知った。
そばもうどんも、どちらも売れるとのこと。天ぷらは自家製だ。美味しい😋。#真壁リターン20 pic.twitter.com/qI5Fbs5lTO
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) February 14, 2020
茨城新聞の取材記事 :たかはし(筑波鉄道 真壁駅 駅そば)
店内には、2017年(平成29年)12月31日付けの茨城新聞社の取材記事が展示されています。
おすすめメニュー:たかはし(筑波鉄道 真壁駅 駅そば)
駅そば屋さんなので、そば、うどんがおススメなのはもちろんのことですが、「肉入りおにぎり」も名物となっています。出汁のしみこんだご飯にお肉が入り、それをおにぎりにしています。五目ご飯のような味付けでしょうか。
駅そばのつゆ(汁)は、甘め。
すでにお店は無くなってしまいましたが、かつての関東鉄道 常総線の駅そばのつゆと似ている気がします。
また、もうひとつの名物が、鯛焼き。
ワタクシが天ぷらそばと、肉入りおにぎりをいただいている間に、持ち帰り(テイクアウト)で鯛焼きをまとめ買いされていく地元の方がたくさんいらっしゃいました。
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