さんふらわあつくば_深夜便に乗る2004

さんふらわあつくば_深夜便に乗る_茨城県東茨城郡大洗町港中央

さんふらわあつくば_深夜便に乗る

2004年(平成16年)12月の暮れ。
母方の実家であり、俺が幼少期に育った千代田町(現・かすみがうら市)に帰省しました。
掲示板で報告のあった、つくば市上横場(旧・谷田部町)の科学万博の遺構を確認しました。

三角のシンボルマーク跡や、EXPO'85の文字がうっすら見える。

三角のシンボルマーク跡や、EXPO’85の文字がうっすら見える。

その後、JR神立駅から常磐線で石岡駅に行き、廃線が噂される鹿島鉄道鉾田線に乗車。
終点鉾田駅から大洗鹿島線の新鉾田駅まで歩いて移動し、大洗駅に行き、大洗港フェリーターミナル〔茨城県東茨城郡大洗町港中央〕に辿りつきました。

23時59分に大洗港を出港する、さんふらわあつくば(1998-2006)。
同船は2006年12月28日の運航を持って、商船三井フェリーから引退し、現在は異国ギリシアで活躍しているそうです。

ここでは、2004年乗船当時のさんふらわあつくばを泊まる茨城として紹介します。

 

鹿島鉄道鉾田線 鉾田駅から大洗鹿島線 新鉾田駅まで歩いて移動する

鹿島鉄道鉾田線は鹿島参宮鉄道として計画され、もともとは鹿島神宮を参拝するための路線として誕生しています。そのため、石岡駅から進むベクトルは鹿嶋市の鹿島神宮方面に伸びています。

鉾田駅から新鉾田駅までは微妙な距離が離れています。
本来はこの区間が接続されるような話もありました。

 

 

乗船前の大洗港フェリーターミナル

19:30 大洗港フェリーターミナルの一階受付にて乗船手続きを済ませ、2階の待合所に移動します。

大洗フェリーターミナル

大洗フェリーターミナル

乗船名簿を記入します。

乗船名簿を記入します。

 

2階 待合所

フェリーさんふらわあ つくばの出港(23:59)まで4時間半も時間があるため、大洗港フェリーターミナル2階の待合所は閑散としています。フェリーの出航時間が近づくと、待合所はもうすこし人であふれます。
待合所にあるカップ麺の自販機で、ついついカップ麺を買って食べてしまいます。

待合所(2階)

待合所(2階)

待合所の自動販売機。

待合所の自動販売機。

 

レストラン ふとう

大洗港フェリーターミナル2階にある『レストランふとう』は、フェリー乗船前の最後の食事処になります。
深夜便のさんふらわあつくばでは、夕食レストラン営業は行なっていません。がっつり食事をしたい場合は、こちらのレストランふとうでお腹を満たして置いた方が良いかもしれません。

レストラン ふとう

レストラン ふとう

レストラン ふとう メニュー

レストラン ふとう メニュー

 

乗船開始:さんふらわあつくば

さんふらわつくばが出港する約2時間前くらいから、お客さん達の乗船が開始となります。

乗船開始で、船に移動します。

乗船開始で、船に移動します。

乗船券:さんふらわあつくば

乗船券:さんふらわあつくば

 

乗船。エスカレーターでフロント階に移動。

乗船。エスカレーターでフロント階に移動。

フロント(エントランス)フロア

フロント(エントランス)フロア

 

二等寝室:さんふらわあつくば

さんふらわあつくばには、団体用寝室から、こちらのような二等寝室、雑魚寝の二等まで様々です。

二等寝室ゾーン。場所は割当てられています。

二等寝室ゾーン。場所は割当てられています。

カーテンでプライバシーを守ります。

カーテンでプライバシーを守ります。

 

出港:さんふらわあつくば

出航時刻になったさんふらわあつくばは、大洗港を離れます。フェリーの窓から大洗港を眺めると、大洗港の海沿いにトラックが横一列に並び、こちらに向かってパッシングをしています。

パッシングでお見送りするトラック:大洗港

パッシングでお見送りするトラック:大洗港

後年知ったのは、その年のフェリー最終営業日のみ、トラックは港の海沿いに横一列に並び、フェリーをパッシングでお見送りする習慣があるのです!

 

2017年年末に見た、さんふらわあのお見送り

 

 

レストラン:さんふらわあ つくば

さんふらわあ号の深夜便では、レストランの深夜営業(夜営業)は行なわれません。

持ち込んだ弁当やおにぎり等を、こちらでいただくことができます。

レストランブース(一区画だけ開放されています)

レストランブース(一区画だけ開放されています)

レストランブース(一区画だけ開放されています)

レストランブース(一区画だけ開放されています)

 

船内設備:さんふらわあつくば

フェリー内では盗難などを防止するため、コインロッカーが用意されています。

コインロッカー:さんふらわあつくば

コインロッカー:さんふらわあつくば

ゲームコーナー:さんふらわあつくば

ゲームコーナー:さんふらわあつくば

エントランスフロア:さんふらわあつくば

エントランスフロア:さんふらわあつくば

給湯室:熱いお湯が出るのでカップ麺を作れます。

給湯室:熱いお湯が出るのでカップ麺を作れます。

あけましておめでとうこざいます。

あけましておめでとうこざいます。

 

朝食:さんふらわあつくば

フェリー乗船の楽しみのひとつ、フェリーレストランでの食事。

さんふらわあの深夜便では夜営業を行なっていませんので、朝食が最初の営業となります。

朝食:さんふらわつくば

朝食:さんふらわつくば

 

デッキに出てみる:さんふらわあつくば

フェリーのレストランで朝食を終え、フェリーのデッキに出てみます。進行方向左手には、山々が見えます。このあたりだと、まだ本州です。

また、フェリーは高速で移動しているのと、海風が強く吹くときがあります。帽子や(軽い)メガネなどが風で吹き飛ばされることがあります。海に落ちてしまった帽子やめがねを回収することは、実質不可能です。フェリーのデッキに出る際には、身につけているものを確認した方が良いです。

デッキに出る際は、スリッパの類いで出ることは不可とされています。足下は濡れていて滑って危険であることと、脱げたスリッパは風に飛ばされることがあります。

進行方向左手には、本州の山々。

進行方向左手には、本州の山々。

進行方向後ろ側。

進行方向後ろ側。

さんふらわあつくばの煙突

さんふらわあつくばの煙突

さんふらわあつくばのデッキ。

さんふらわあつくばのデッキ。

さんふらわあつくばのデッキ。

さんふらわあつくばのデッキ。

 

展望浴室(大浴場):さんふらわあつくば

さんふらわあつくばには、『展望浴室』が用意されています。展望浴室の営業時間内は、誰でも自由に無料で使えます。展望浴室は、男女別に設けられています。

足下は濡れて滑るため、注意しましょう。また、船は大きくゆれます。湯船のお湯が、ザバーンと溢れ流れます。

シャンプーやボディソープの類いは用意されています。タオルなどを持参します。

湯船(展望浴室):さんふらわあつくば

湯船(展望浴室):さんふらわあつくば

洗い場(展望浴室):さんふらわあつくば

洗い場(展望浴室):さんふらわあつくば

洗い場(展望浴室):さんふらわあつくば

洗い場(展望浴室):さんふらわあつくば

更衣室/ロッカー:さんふらわあつくば

更衣室/ロッカー:さんふらわあつくば

洗面所(更衣室):さんふらわあつくば

洗面所(更衣室):さんふらわあつくば

浴室(展望浴室)や更衣室などは、他人が不在であることを2048回確認の上、撮影しております。他のご利用者が居られるときは、カメラに該当するものは通電しませんし、撮影もしません。
特にこの、フェリーの『深夜便』は乗船時期によっては全体の利用者が少なく、時間帯によっては利用者が不在のことはよくよく発生します。

 

昼食:さんふらわあつくば

フェリーが深夜便の場合、昼食の時間帯はまだ太平洋の上です。昼食の時間帯も、フェリーのレストランは営業を行ないます。

海老フライ定食:さんふらわあつくば

海老フライ定食:さんふらわあつくば

食券 海老フライ定食:さんふらわあつくば

食券 海老フライ定食:さんふらわあつくば

 

夕食?:さんふらわあつくば

深夜便のフェリーは、19:45くらいに苫小牧港に入港します。おなかが空くので、レストランにて軽めの夕食をいただくことができます。

きつねうどん:さんふらわあつくば

きつねうどん:さんふらわあつくば

 

 

苫小牧港に入港

大洗港から約20時間の船旅も、まもなく終わります。

苫小牧港が見える。

苫小牧港が見える。

苫小牧港に入港。

苫小牧港に入港。

出光の文字が見える。

出光の文字が見える。

煙突と苫小牧港。

煙突と苫小牧港。

 

下船する:さんふらわあつくば

さんふらわあ つくば のレリーフ。

さんふらわあ つくば のレリーフ。

さんふらわあつくばから下船します。

さんふらわあつくばから下船します。

 

苫小牧港からは路線バスでJR苫小牧港に移動します

と言うわけで、深夜便のフェリーさんふらわあつくばに乗船し、茨城県の大洗港からで北海道の苫小牧港にやってきました。苫小牧港フェリーターミナルからは、路線バスでJR苫小牧駅に行けるようなので、路線バスで移動します。ありがとうございました!

苫小牧港フェリーターミナル

苫小牧港フェリーターミナル

路線バスの整理券。

路線バスの整理券。

 

「泊まる茨城」とは・・・
茨城県内を旅するにあたり、宿泊したときの模様を実体験を通して、感じたことをレポートします。
ネットに溢れる心霊現象のようなデマや、口コミに惑わされないように努め、レポートは「愛情」を持って接し、宿泊先を陥れるようなことがないよう、配慮します。
レポート内容は取材時においての内容になるため、最新情報と異なる場合がございます。

 

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