解体される前の科学万博のシンボルマーク 西友土浦店解体2004
2004年(平成16年)の10月、掲示板でご報告をいただきました。
今、土浦の西友が解体工事をはじめています。西友の入り口壁に万博を記念して作られた、EXPO85の△型のモニュメントみたいのがあります。あれは壊されてしまうのかな~。是非見てみてください
と言うわけで11月のはじめ、我々探検隊一行は、常磐線でJR土浦駅に向かうのでありました。。
2004年(平成16年)11月03日 訪問
西友土浦店は、土浦東武ホテル(閉鎖)と、モール505の間にあたるのでしょうか。
栗山米店の横で、ずっと閉鎖されていた西友土浦店〔茨城県土浦市大和町〕が、ついに解体されています。
小学生のころ、千代田村(千代田町、かすみがうら市)の母方の実家に帰省した際、何度か西友土浦店に来たことがあります。オレ的には、土浦京成百貨店派だったので、西友土浦店にはそれほど思い入れはありません。
ただ、今回ご報告いただいていたとおり、西友土浦店の壁面に「科学万博の三角のモニュメント」があったことは、あの当時から知っていました。
その科学万博のモニュメントが、ベニヤで塞がれていたことをずっと気にかけていました。
西友土浦店1階屋外部分に設置されていた、科学万博つくば’85の三角のシンボルマーク部分は、ベニヤが外されていました。オレ的には、この実物を見たのは(1985年くらいから換算して)20年ぶり、と言うことになります。
残念ながら、工事用のユンボが邪魔をして全容を観ることができませんでした。。
土浦の市街地をぐるりと散策し、帰途につきました。
2004年11月06日 再訪
それから3日後、再び土浦駅に降り立ったオレは、解体作業の進む西友土浦店の現場へ直行しました。
例の「科学万博の三角モニュメント」の所に行くと、作業員の方がいらっしゃいます。
意を決して、「工事現場の中に入らせてもらい、あの三角のモニュメントを撮影させてもらえないか」交渉をしました。すると、作業員の方は丁寧に事務所に案内していただき、手続きを踏んだ上で、ヘルメットを貸与いただき、現場に入れさせてくれました!!!!!
今の時代(2020年/令和02年)だったら、解体現場に入れさせてくれたでしょうか?
今振り返っても、あのとき親切にしていただいた現場の方に、感謝申し上げます。(あのときお礼は言いましたが、今振り返ると、今は違う意味でお礼を言いたい気分です)
このマークは1985年3月17日~9月16日まで筑波研究学園都市にて行なわれた国際技術博覧会のシンボルマークを記念に残したものです。
現在だったら動画を回しているでしょうけれど、あのときは動画を回すという発想はなかった。。
ここには掲載しきれないほど、たくさんの写真を撮影しました。
2005年(平成17年)01月09日 再訪
年が明けての2005年01月09日に再訪したときには、すでに西友は防護壁で囲まれており、二度と、あの『科学万博つくば’85の三角のシンボルマーク』を観ることは、できなくなっていました。
西友土浦店の科学万博モニュメントと土浦紅葉 041103