さんふらわあ ふらの 2代目 移動しながら泊まる船旅 後編
茨城県からフェリーに乗って、北海道に行けるって知ってますか?
関東圏から北海道に行くには、新幹線を使ったり、飛行機を使ったり、今はなき寝台列車北斗星、エルムなどを使いました。
北海道にアクセスする時間さえ気にしないのであれば、一番のおすすめはフェリー。
大洗港からフェリーに乗り、10数時間かけて苫小牧港に訪問します。
フェリーにはレストランがあったり、大浴場があったり、デッキに出て太平洋を眺めたりと、“移動”を楽しめます。
夕方便、深夜便とありますが、夕方便だとレストラン営業がなされているのでおすすめです。
時間に追われる日常の中で、その時間に乗りながら楽しむ船旅を、「泊まる茨城」として紹介します。
客室:さんふらわあふらの 2代目
さんふらわあ号には、客室の種類がたくさんあります。
●個人向け●コンフォート、ツーリスト
スイートからスーペリアと名の付く部屋は、基本的に複数人(家族、カップル、ペットなど)で使用するための団体個室のような部屋です。
コンフォートは、昔の寝台列車で言うところの「開放B寝台」。
ツーリストは、カーペット敷きの部屋に雑魚寝となります。
昔の安い船旅だと、“雑魚寝で行くスタイル”が思いつきます。
ツーリストは雑魚寝スタイルですが、最近は仕切りカーテンが設置され、状態は少し良くなっています。
コンフォート
俺っちがおすすめなのは、コンフォートです。
カーテンで仕切られる、個室ブースです。TVが用意され、ブース内照明もあります。ブース内にはコンセントも用意されています。プライバシーが保たれており、乗船プライスも安価な部類に入ります。
大浴場 / 展望浴室&サウナ:さんふらわあふらの 2代目
営業時間 1回目:乗船時~23:00 、 1回目: 06:30~下船時
さんふらわあふらのには、大浴場(展望浴室&サウナ)が用意されています。男女別々に用意されています。
キッズランド
さんふらわあふらのには、子ども達が遊べるよう、「キッズランド」を設けています。
フェリー受付ブースや、通路から視認性の良い場所にガラス張り(アクリル板張り)で設置されています。保護者は防犯上、安全上からも安心して遊ばせることができるよう、配慮されています。
ゲームコーナー
さんふらわあふらののゲームコーナーは、子どもはもちろんですが、大人の方も利用される方が多いです。
ペットルーム(有料) / ドッグラン(無料)
さんふらわあふらの船内には、ペットをあずけておくためのペットルーム、ペットを遊ばせるためのドッグランが船外のデッキ上に用意されています。
ペットルーム
むかしからペットルームというのはありました。
ドッグラン
いまは、「ペットも家族の一員である」と言う考えがあるのか、ペットを遊ばせるためのスペースも用意されています。
このドッグランの周囲には、大人の身長程度の囲いが設けられており、動物(犬)がジャンプして飛び越えてしまうことがないように設計されています。
給湯室:さんふらわあふらの 2代目
さんふらわあふらのの船内には、給湯器があります。
給湯器の熱いお湯は、カップ麺を作るのに最適です。給水器は、乾燥する船内での水分補給に役立ちます。水筒の類いを持ってきていれば、水筒に入れて客室に持ち込むのもおすすめです。
朝食 / レストラン営業 :さんふらわあふらの 2代目
営業時間 07:30~09:30 (LO/09:00)
料金 大人:1070円 、 小学生:820円(小学生未満は無料)※セット券は金額が異なります
喫茶:さんふらわあふらの 2代目
営業時間 11:00~12:30
まもなく苫小牧港に到着するという正午頃の、レストランサービスです。
以前はパスタやカレーライス、ハヤシライス、そば、うどん等の『軽食』をメインとする昼食営業でしたが、2020年01月10日移行は、サービスの形態が変更されているようです。
ここでは、以前のサービス提供の写真を用い、説明しております。
船が苫小牧港に着きます:さんふらわあふらの 2代目
約18時間の船旅も、あっという間です。
船内ではまもなく苫小牧港に着岸するアナウンスが流れ、荷物をまとめるように放送されます。
下船後
苫小牧港からはJR苫小牧駅、JR札幌駅方面に行く空港バスや、タクシーなどでJR苫小牧駅に移動することになります。
歩いてJR苫小牧駅に向かうのは遠くて無謀なので、公共交通機関を利用しましょう。最近はどうかわかりませんが、以前は、見知らぬ者同士でタクシーに乗りあい、最も近いJR苫小牧駅まで行き、料金をシェアすることもありました。
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