水戸京成ホテルと土浦京成ホテル
JR水戸駅北口を出るとペデストリアンデッキ。
ペデストリアンデッキをまっすぐ歩き、階段を下り、カメラのスナオシさんを右手に見ながら大銀杏を右折すると、水戸京成ホテル〔茨城県水戸市三の丸〕があります。
昭和49年(1974)創業。
水戸京成ホテルは水戸駅を中心とする市街地に古くからあり、水戸商業地域の良い時代、悪くなってしまった時代を見てきました。
水戸駅前から大手門に行ってみる / 令和元年12月30日 茨城県水戸市
JR水戸駅北口からペデストリアンデッキを通り、水戸京成ホテル、弘道館、水戸城址 大手門まで歩く動画です。
水戸京成ホテルの館内には、結婚式ができる会場があります。洋式のレストラン、中華料理のレストランもある、本格的なホテルです。
部屋設備:水戸京成ホテル
部屋内部
窓からの夜景 JR水戸駅方面
ユニットバス:水戸京成ホテル
バスや洗面台の石けんは、補充式の液体石けん(ポンプ式ソープ)が使われることが一般的です。20年くらい前に『エコ(eco)問題』が大きく取り上げられ、使い捨てをさせない取り組みが広まりました。その取り組みのひとつが、「液体石けん」の導入でした。
ちょっと古いホテルに泊まると、洗面台の片隅にくぼみ(エンボス?)を見つけることができます。かつてここに、マッチ箱サイズの石けんが用意されており、宿泊者はその固形石けんを使用しました。チェックアウト後、使いかけとなった固形石けんは当然のように廃棄されます。その石けんの廃棄が「環境に良くない」、と言うことで液体石けんが採用されていきました。
俺のいとこのおじさんが、常陽新聞社(初代)の社長で、水戸出張のときに、この水戸京成ホテルを利用していました。いとこ(社長の息子)に、「水戸京成ホテルの名前が印字された固形石けん」(未使用)をおみやげ?でもって帰ってきてくれて、その「水戸京成ホテルの固形石けん」見せてもらった俺はとてもうらやましくて、親にねだって一般的な固形石けんを包丁で半分にカットしてもらったことがあります。
石けんを半分にカットしてもらっても、「なんか違うな。。」と子どもながらに思いました。。
今から20年以上前、ホテルのバスにはマッチ箱サイズの固形石けんが用意されていました。俺がホテルを使うようになったころはすでに、液体式石けんが導入されているホテルがほとんど。2000年初頭、函館で泊まったホテルパコ(今と経営会社が異なる)で固形石けんを見つけたとき、うれしすぎて未だに保管、保存してあります。。
今宵宿泊するホテル。10数年ぶりに泊まります。#陸海空いろんなとこから17 pic.twitter.com/hT6GhLPkVz
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) December 30, 2017
館内着と使い捨てスリッパ:水戸京成ホテル
「館内着」は、ルーム内だけで使用するホテルと、レストラン(食堂)まで着ていって良いパターンとがあります。多くのホテルは、自室のみの着用がルールとなっています。
朝食:レストラン アンドミー / 水戸京成ホテル
朝食付プランを選ぶと、ホテル1階 &me(アンドミー)にて、朝食をいただくことができます。
チェックインの際、和食か洋食から選択する方式でした。
東日本大震災 :被災した水戸京成ホテル
東日本大震災(3.11)の際、老舗ホテルだった水戸京成ホテルも被害を受けました。外壁のタイルが一部剥がれ落ち、被害の大きさを物語りました。
【東日本大震災】茨城も被災地です!~水戸京成ホテルのタイルを見て思うこと 190309
タイルは手張りだったのでは無いだろうか?
現在の建築だと、別の工場で、タイルを埋め込んだ鉄筋コンクリート板を作ります。そのコンクリート板をパネルごと現地に納入し、パネル組みしていきます(PC工法/プレキャストコンクリート工法)。しかし、水戸京成ホテルが完成した昭和40年代だと、現地で実際にタイルを一枚一枚貼っていく工法だったんじゃないか?と推測します。
なので、時代による経年劣化と、手貼りによるタイルの吸着力の弱さなどが加味され、震災時にタイルが剥がれ落ちたのではないか!?というのが俺の見解です。
今は、先のPC工法での部材の精度の向上や、ボンド(のり)の品質の向上などがあり、貼り付けられたタイルが落下することは極めて希(まれ)なのではないかと思います。
土浦にも京成ホテルがありました
土浦京成ホテル ※今はありません
JR土浦駅東口から出て、土浦港、J:COMスタジアム(土浦市営球場)がある先のところに、土浦京成ホテルがありました。土浦京成ホテルの隣には、ボーリング場の京成ボウル(Keisei Bowl)も併設されていました。
土浦京成ホテルは宿泊施設はもちろんのこと、中華のレストランがあり、親戚に連れてきてもらったことがあります。初めて黒いたまごを食べたことが衝撃的でした。ピータンと言います。
屋外プール :土浦京成ホテル
また、土浦京成ホテルには宿泊者用に屋外プールも用意されていました。お金を払えば、宿泊者じゃなくても屋外プールを利用することができます。
土浦京成ホテルのプールに行くと、プール全体に日焼け剤の匂いがしていました。のちに、あの匂いが「ココナッツミルク」のフレーバー?であることを知ります。なので、プールや海辺、車の芳香剤などでココナッツミルクの匂いを嗅ぐと、土浦京成ホテルのプールを思い出します。(パブロフの犬)
また、あの時代、缶ジュースは250mlの缶でした。250mlは細い缶のタイプです。
あの当時は缶ジュースのフタ部分は、プルタブ方式(缶のフタが、缶本体から外れる方式)でした。だれかが捨てたプルタブを、プールサイドで踏んでしまい、足のかかとをカットしたことを思い出します。
土浦京成ボウル ※今はありません
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