石岡のおまつり/常陸國總社宮例大祭_奉祝祭_奉納相撲_幌獅子パレード_~石岡はおまつりの旅18(2日目)_180916
本日(平成30年/2018)09月16日は、石岡のおまつり(常陸国総社宮例大祭)2日目。奉祝祭。(→ 「石岡のおまつり 初日」はこちらから)
午前10時30分に総社宮で、土俵祭、奉納相撲が催されます。奉納相撲の開始時刻は、昨日の神幸祭(午前10時)よりは遅い。石岡入りが遅くて良いので助かります。
今日16日は家に帰宅せず、そのまま水戸駅まで行き水戸で宿泊する予定。
常磐線で石岡駅に向かう
柏駅からは特急を使わず、鈍行普通車のグリーン車で石岡駅まで行きます。
土浦駅を過ぎると、車窓にはハス畑が広がり、神立駅。
左手に筑波山を眺めながら恋瀬川を渡ると、高浜駅。
そして、10時頃に石岡駅に到着します。
昨日(08時)より遅い時間帯(10時)の石岡駅なので、降りる人もたいへん多い。
改札を抜け、待合所にあるコインロッカーに荷物を預けようと考えていましたが、コインロッカーはsold outでした。。。今日はパソコンを持ってきているので、少々荷が重く、荷を預けたいところでしたが残念。。。
八間道路 / 八間通り
石岡駅前の御幸通り(八間通り)を進み、総社宮を目指します。この『八間通り(八間道路)』とは、かつて石岡駅前が発展していく中、1929年(昭和4年)に整備された道路で、石岡駅から国道355号(旧国道6号)をつないでいます。
常陸国総社宮 奉納相撲
10:20頃、総社宮に到着。
境内の土俵の所では、若い力士が立派なバディをさらし、集まっています。土俵前にはブルーシートが敷かれ、座って見学する人達。そのまわりに、立ち見の見学客、といった感じ。幸甚もまだ密集していない立ち見客ゾーンに陣取り、始まりを待ちます。
10:30より、土俵祭が始まります。10:50くらいまで。
その後、奉納相撲。力士の土俵上での稽古が少し入ります。
実際に相撲が始まるのは、11:20分くらいからとの事。
境内を見回すと、明神神輿を組んでいるところです。神輿のてっぺん部分に取り付けられる、鳳凰(金色の鳥)もまだ設置前で回廊?の所に置かれています。
11:20分、奉納相撲が始まります。観客に振る舞われる、御神酒。
奉納相撲は、個人戦と団体戦があるようです。先に団体戦。
幸甚は中学生の頃、剣道をやっており団体戦の経験があります。県道では、先方、次鋒、中堅、副将、大将の5人1チームで試合するのを団体戦と呼んでいました。
こちらの奉納相撲では、3人1チームで試合をする形式のようです。
学生による奉納相撲と言う事で、大きな期待を持たず、気楽な感じで見始めましたが、なかなかガチンコ。頭と頭がぶつかる時の「ゴン!」と言う音が生々しい。。
見た目が派手な技もちょくちょく出てくるし、身体が大きい相撲取りが必ずしも勝てるわけではない所も面白い。
時間は12時を迎えようとしています。
奉納相撲は小一時間くらいの行事。
境内を出て、右側の道を進みます。年番町の幸町がある方面です。
會所 宮下町
遠くからお囃子。お囃子の音を頼りに歩くと、幌獅子を発見しました。宮下町の幌獅子です。
ちょうどこの場所が宮下町らしく、宮下町の会所に幌獅子が戻ってきた形となります。会所の前が公園になっており、宮下町の人達はここで昼食となるようです。
獅子。
奥右、小さい物。一番古い物だが、修理をしています。
その一個左。割れたりしたけど修理をしています。
奥の一番右は赤茶色っぽい色をしており、全く修理をしていないそのもの。
そこへ土橋町の幌獅子。続いて仲之内町の幌獅子。
ファミリーマートで昼食
ファミマの所に行くと、天之宮正一位稲荷神社。(国府6丁目3)昨日は雨が降っていて昼食をしっかりと採れませんでしたが、今日は晴れているので公園に座ってお昼をいただきます。タルタルチキンカツ弁当(大盛ご飯)。598円(税込)。
昔のカルピスのキャラクターみたいな「クロンボ」
會所 金丸町
金丸町の会所に行くと、昨日15日にはなかった弁財天の人形(レプリカ)があります。昨日こちらに人形がなかったことをお伺いすると、昨日は天気が良くなかったので、別の棟にしまっていたとの事。
石岡駅 駅舎から鹿島鉄道鉾田線を望む
荷物をコインロッカーに預けたいので、ちょくちょく石岡駅の待合所に行くのですが、絶対数が少ない為、なかなか空きません。。
石岡囃子連合保存会による石岡囃子のステージ
石岡駅のバスロータリー(鹿島鉄道鉾田線では無い方)の屋上はイベント広場になっており、ステージが設置されています。石岡囃子連合保存会による石岡囃子のステージ。
常磐線 石岡駅前に幌獅子が集合します
石岡駅前に集結しつつある幌獅子たち。
そう言えば、午後1時から明神神輿(午前中に組み立てていた神輿)が総社宮から出御しているのでした。うっかりしていて、神輿の事を忘れていた。。。
會所 年番町 幸町
年番町の櫓。
幸町の会所で獅子を見せていただきます。
鼻の所に綱があるもの、昭和11年。ばらして、漆を塗り直すと新品同様。ツバキ油。漆と木の相性などもあるので、単純に漆を塗ったからきれいになる、と言うわけではない。
会所の先に長い行列。
ここに御仮殿があり、皆さん参拝されておられるのです。待てば待つほど行列が長くなっていくので、ひとまず退散。
御幸通り 幌獅子パレード
15時になりそうなので、御幸通り(八間道路)へ移動します。『幌獅子パレード』が始まっています。町内に25基以上はあるであろう、幌獅子が勢揃いし、御幸通りをパレードします。
幌獅子は八間道路を進み、国道355号のT字路まで行ったら、幌獅子はそれぞれの目的地へ分散します。
年番町の幸町を先頭に、
国分町、若松町、泉町、土橋町、金丸町、守横町、富田町、仲之内町、宮下町、小川道町、水久保町と続きます。
【動画 06:17】石岡13町の獅子を掲載! 幌獅子の大行列!
駅前では国分町の山車と、大小路町の山車とが扇子による「おっしゃい隊」での共演。
【動画 04:28】も~っとも~っと声出して! おっしゃい 國分町
石岡市街地の風景
いつもパンフレットがいろ飛びしている横川観光。その裏手に開運稲荷神社。看板には、昭和11年の文字。
石岡プラザホテルの裏手には、七舎屋旅館〔茨城県石岡市国府〕。石岡プラザホテルの建物の裏に隠れてしまって今まで気づきませんでした。
守横町の山車に遭遇したので、ちょっと追ってみます。
『石岡大火』(1929年/昭和4年)で守横町は大きな火災の被害を受けました。その後の復旧に建てられた建築物が、今に残るのかもしれない。そうであるならば、築90年!?になってしまう。。さすがにそれは無いか。。
守横町の山車は、守横町?の中央児童公園(石岡市国府1丁目6)で休憩に入るようです。そこに東町の幌獅子。 17:03
各會所にて獅子頭のことを伺う
■仲之内町
獅子の事を教えてもらう。
【動画 01:34】仲之内町の獅子頭のはなし
明治時代に作った物。 左 土浦中町に貸して壊された
鎹(かすがい)で留めているだけ。(駆動、稼働しない)
土橋の獅子だけが、県の文化財指定を受けている。
この明治の獅子を指定に出したいが、資料が無い。(口頭伝承ではだめらしい)
右 大正
真ん中 昭和60年
今の 5年くらい前
■青木町
右 一見、古そうに見えるが、一番新しい。 古い獅子を模倣して作ったので、古く見える。
左 小さいの 一番古い。
昭和? 昔は使い方が荒く、よく壊れた。
数度 直していて、数年前に修繕した
真ん中 昭和25年 作成 書いてある
■香丸町
【動画 01:17】香丸町の町名の由来
展示してある獅子は1つのみ。幌獅子はもうやっていない。
昔は幌獅子もやっていた今は山車だけ。少子化、町自体がそれほど大きくない。昭和30年?3月
■国分町(國分町)
左 昭和10年
右 昭和60年 30年前って言ってた
手前の獅子は 去年?制作した物
大きさの割に軽い、とは言っても15キロ位は重さがある
御幸通りで山車大行列
18:45分からは御幸通りで山車大行列。
20分ほど大行列を見学し、駅前に集結している幌獅子を見学すると時刻は20時を回っています。
石岡駅に構内に入ると、常磐線は遅れが出ているとの事。ただ、その遅れてきた電車に乗車できそうなので、ロッカーの荷物を回収、駅改札を抜けます。
OnTimeで下り常磐線が入線。
水戸駅 東横インに宿泊する
水戸駅。まもなく21時。
水戸駅構内の吉野家で牛丼弁当を購入し、本日予約してある東横インにチェックイン。この東横インは、ホテル番号85。1985年、今のつくば市で1985年に開催された、科学万博つくば85の数字と関係あるのかしら?
10年くらい前は、この水戸の東横インによく泊まりましたが、久しぶりの宿泊だ。チェックインし、荷物を部屋に置き、洗濯物を回し、部屋で牛丼をいただきます。
吉野家の牛丼は、持ち帰りでご飯につゆがしみこんだ感じも美味しいですな。ちなみに幸甚が生涯初めて吉野家の牛丼を食べたのは、その科学万博会場(多分北ゲート近く)の吉野家の牛丼でした。
それは吉野家が一度、会社更生法を受けた後の時期(85年)で、あの時の牛丼は味付けが薄く、肉は固く、「牛丼ってまずいんだなぁ~」って思いながら食べたのを思い出します。。
明日17日は、石岡のおまつり 最終日。
〔この項おしまい〕
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