茨城百景 観音馬場
茨城百景 名称 | 観音馬場 |
読み方 | かんのんばば |
包含風景 | 観音寺 |
地域 | 茨城県行方市 |
碑の現存 | 現存する |
実際の碑への記載 | 観音馬場 |
説明 | |
関連リンク | |
注釈 | |
180617 #潮来花嫁さんは自転車で行く18 170505 #ぐるり茨城17 (3日目) 070113 豆日刊茨城 茨城百景 観音馬場 |
茨城百景 観音馬場
観音寺〔茨城県行方市小幡〕の門前にかつて直線で約250メートルの馬場がありました。昭和20年頃まで寺の年中行事として草競馬が行われ、近郊からは愛馬に乗った若者が乗り込み、覇を競いました。
この馬場には桜の木が植えられており、花見の季節は近所の人がやってきます。
茨城百景 包含風景 観音寺
観音寺は行方市(旧 北浦村)小幡集落にある天台宗の寺です。旧玉造町の西蓮寺の末寺であり、正式には如意輪山普門院観音寺と言います。
満海上人により大同03年(808)に創建され、文応元年(1260)鎌倉期の律宗の高僧である忍性により中興されたと伝えられています。正平06年(1351)東範僧正(とうはんそうじょう)が小幡正辰の居城跡(小幡城址)に中興し、天台宗に改宗、現在に至ります。
堂宇は本堂、観音堂、鐘楼、庫裏、山門。観音堂には小幡観音とも呼ばれる、金銅如意輪観音坐像(県指定有形文化財)が安置されています。
仁王門
仁王門は室町時代の末から桃山時代にかけて、中央の建築文化が浸透する前に、早くから関東地方に伝わった建築様式で建てられています。地方色そのものが残されている、貴重な建築物です。