茨城百景 高須崎の一本松
茨城百景 名称 | 高須崎の一本松 |
読み方 | たかすざきのいっぽんまつ |
包含風景 | |
地域 | 茨城県行方市 |
碑の現存 | 現存する |
実際の碑への記載 | 高須崎の一本松 |
説明 | |
関連リンク | 高須の一本松再生検討委員会を設置しました。(行方市ホームページ) |
注釈 | |
#霞ヶ浦水戸16 160305 #ロード潮来17 170618 |
茨城百景 高須崎の一本松
霞ヶ浦大橋〔茨城県行方市〕の東側、霞ヶ浦ふれあいランド、高須崎公園の南側に開けた敷地があり、そこにこぢんまりとした松の木があります。それはまだ「高須崎の一本松」と呼ぶには幼すぎて、「これがかの有名な”高須崎の一本松”なのかしら??」と思ってしまうほど、小さい松の木です。
室伏勇先生の書籍(バイブル)『茨城百景巡礼』(P174、175)によりますと、ここには本来、「霞ヶ浦の水を勢いよく飲んでいるかのような」大きい老木がありましたが、松くい虫の被害により枯れ死(昭和52年頃)。その後、当時の一本松の実生(みしょう/種子から発芽したばかりの植物)が残っており、跡地に2代目として植樹されました。
しかし、その後、その”2代目”も枯れてしまったようで、2016年(平成28年)03月の段階で”3代目”が植えられました。またしかし、その”3代目”も「マツ材線虫病」を発症してしまいました。
2017年(平成29年)06月の段階で、「高須の一本松再生検討委員会」により「一本ではすぐに枯れてしまう可能性あるため初代の形状に似た松(=”4代目”)を植栽しました」となりました。
この”4代目”が冒頭申し上げた「小さい松の木」です。
樹齢900年余り、根元周り8メートル、樹高約7メートル、東西、南北約23メートルもあったと記録されている。