電車に乗り、土浦駅を目指します。と言うのも、常磐線土浦駅の駅前にある『丸井土浦店』が明日(2004年)01月12日をもって閉店となってしまうからです。
土浦京成百貨店、イトーヨーカドー旧土浦店、西友土浦店、小網屋土浦本店と土浦駅前のデパートが相次いで、撤退、閉店していきました。そして2004年01月、ついに土浦駅前の丸井土浦店が閉店してしまうのです・・・。
丸井土浦店 閉店前日の雄姿
電車を乗り継ぎ、常磐線土浦駅に着いたのは11時30分頃。
2番線ホームから丸井土浦店を眺めます。この眺めも、今日を含めて2日間だけなんですね~(´・ω・`)。
土浦駅の改札を抜け、ペイデストリアンデッキを渡り、丸井前に降ります。
土浦駅、駅前再開発を思う
とりあえず丸井には入らないで、丸井が所在する大和町周辺を歩き回ります。
土浦駅前は駅前区画整理に伴い、イトーヨーカドーが現在の土浦駅西口位置に移転してきました。まだ大和町の西友土浦店(閉店)付近って“手付かず”ですよね~。
この大和町を上手に区画整理すれば、まだまだ土浦駅周辺ってのは未来があるような気がするんですけど・・・(--)。
栗山米店さんがどう動くかが、キーポイントのような気がしますが如何なのでしょうか。
水郷筑波国定公園 霞ヶ浦
ぐるりと大和町を歩き回り、モール505沿いを歩いて、常磐線下の霞ヶ浦閘門跡をくぐります。そのまままっすぐに歩き、ヨットハーバー(霞ケ浦土浦入り)まで進みます。〔茨城百景 010 霞ケ浦と土浦港〕
休みの日にもかかわらず、まったく観光客の姿が見えませんね~。ジェットホイルつくば号の乗船案内の放送テープが、あたりにむなしく響きます。まだまだ観光地としての利を生かしきれていないですね~(´・ω・`)。
土浦ニューウェイ
土浦駅東口方面に戻ります。
「土浦ニューウェイ」は高架道路です。常磐線の線路をまたぎ、土浦駅前の市街地を通過し、高架橋の終点、土浦全国花火大会で有名な田中地区付近で地上に降ります。ここ土浦駅東口側には「土浦ニューウェイ」の石が埋め込まれています。高架橋って、きちんと「土浦ニューウェイ」の石があったんですねー(^^;)。
小網屋 解体中
土浦駅西口に再び出て、小網屋まで行きます。小網屋はただいま解体中です。
小網屋は閉店後、ずーっとシャッターが下りたままでしたが、ついに解体作業が始まってしまいました・・・。
オレンジこあみや 跡地
丸井土浦店に入る
しばらく土浦の町をふらふらした後、丸井土浦店に入って行きます。
閉店セールとあって、店内はお客さんで賑わっています。今日はお金を持ってきていないので買い物はできません。明日もし来られたら、何か買おうかしら?と物色します。
今日は早めの夕方に帰ることにします。
駅ビルの中のCDショップにて買い物をし、帰宅の徒につきました。
【 ちょうど、15年前の01月でした 】
土浦駅前の経済の一端を担った、丸井土浦店〔茨城県土浦市大和町〕が閉店したのは、ちょうど15年前(2004年)の01月12日でした。
丸井土浦店については、「いばらきりぽーと」の「丸井 土浦店」でアップしています。あのページは、今回リメイクした「丸井土浦店 閉店前日」と、次回リメイク更新する「丸井土浦店 閉店」を融合させたものです。
今回の「丸井土浦店閉店前日」は、丸井土浦店が閉店する2004年の土浦駅周辺の状況を記録しておきたいと思い、丸井そのものに触れるのは、最後の数行だけとなっております。
「こういう土浦駅周辺の経済状況の中、丸井土浦店は閉店していった」ことを遺すための、“エピソード”に近いイメージです。
このページは、2004年01月11日に取材した内容に基づき、2004年09月18日に書かれています。本文は当時の原稿を加筆修正している関係で、初出典時と写真や表現が異なる部分がございます。