今日は茨城県牛久市で「うしくかっぱ祭り」が行なわれる日。たしか15時くらいから始まるはずです。
去年(2002年)も行ったので、今年も訪問します。
13時過ぎ。新松戸駅に到着。乗り換えの電車までに少し時間があるので、駅そばで天ぷらうどんを注文します。今日はゆでたまごがなかったけど(この店舗では、ゆでたまごサービスデーがあります)、おいしい~♪
電車が来てしまったので、汁を全部飲むことができず電車に乗り込みます。ほどなく柏駅に到着。降ります。
柏まつり
常磐線 柏駅のホームの外(駅の外)からは賑やかな音楽が聞こえてきます。どうやら柏駅周辺でもお祭りが行なわれている様子です。うしくかっぱ祭りが始まるまでにはまだ時間がありますし、ちょっと寄り道してみましょう。
駅舎を出ると、すでに人人人の混雑。デッキ下でブラスバンドによる演奏会が行なわれています。中島みゆきの「地上の星」が演奏されています。演奏を後に、駅前大通りを歩きます。柏の駅前通りはあまり広くなく、さらに歩道も広くありません。そこに出店が出ており、車道はパレードで利用されているから、歩きにくいこと、この上ありません・・・(´;ω;`)。
パレードが一通り終わったら、駅に戻ることにしました。今日の目的は、うしくかっぱ祭りですからね!。
ボックスシートタイプは来ない
再び柏駅に入ります。
4番線で常磐線を待ちます。ボックス席タイプの車両が希望でしたが、成田線のロングシートタイプの車両でした。常磐線沿線の方はボックスタイプを“ハズレ”みたいに嫌うそうですが、私的にはボックスのほうが“当たり”なのです(^^;)。
電車は取手駅止まり。取手駅で下り常磐線を待ちます。来た電車はやっぱりロングシートタイプ(^^;)。がっかりしながら牛久に向かいます。
第22回うしくかっぱ祭り
花見月通り
牛久駅に到着。ホームの階段を上り、改札を抜けます。東口の階段を下り、祭り会場の花見月通り方向へ歩きます。
時間は15時を少し回ったところ。大通りではまだイベントは行なっていないようで、車道を一般の方々が歩いています。混雑しています。うーん、去年もこんなに人がいたかしら??
メインステージ会場
メイン会場に足を伸ばします。去年と同じ位置に、メインステージが設けられています。昨日の夜降った雨のため、足元がぬかるみまくっています・・・。ぐちょぐちょで歩きにくいです。
メインステージでは、昨年のうしくかっぱ祭りで応援した、有澤晴香嬢のコンサートが行なわれる予定。さらに、松山千春のものまねで有名(?)なこんちはる氏によるコンサートも行なわれるそうです。なんだか牛久市も奮発していますね~(^m^)。
小腹が空いたので、揚げジャガイモを購入して食べます。ライブ会場も一応チェック。素人バンドがコンサートを開いているのですが、私にはうるさいだけですぐに撤退です・・・。
うちわ
大通りを歩きます。ピザーラでうちわをGet!。J-PHONEでもうちわをもらったし、今回はうちわGet率が高いですな~。
まつり会場をぶらぶら
お祭りと言えば、出店!軽くチェックを入れておきますか~。
変り種は「いりたて落花生」ののぼりが立っているお店。200円を払うとビニル袋を渡してくれて、いろいろな味付けを施した豆を袋に好きなだけつめて持ち帰れるのです。あいにく私は買いませんでしたが、十分に価値のありそうな内容です。
最近のお祭りで人気のある「大型ビニル人形くじ」(相場:500円)。ダッコちゃん人形ってのが昔ありましたが、あれの大型版。子供の身長より大きいビニル人形をくじで当てるのです。で、子供が人形を腰のところに巻くのですが、子供が人形を抱いているのか、人形に抱かれているのか分からないくらい人形がでかい!
はなわの「佐賀県」って曲がありますが、「まじでアリがでかい」ならぬ、「まじで人形がでかい」。
あの人形くじは儲かっていそう。去年の土浦キララまつり2002では、一番お客さんが集まっていましたからね~。一晩で100万円くらい売り上げがいったのでは!?
去年のうしくかっぱ祭りで苦渋を味あわされた「型抜き」(相場:100円)は、今年はパス。よりによって、去年と同じところに、去年と同じ看板がありました。ちょっちムカムカ(-_-#)。
大好評な「こんちはるショー」
再びメイン会場に行くと、こんちはるショーが行なわれる時間。
最初は「売れない芸人はこんなところ(茨城県牛久市)にまで“営業”するのかー。ごくうろうさまです。」ってな気持ちでショーを見ていました。それは会場にいた皆さんも同じような気持ちだったはず。
ステージが始まると、そんな気持ちは少しずつ無くなっていきます。確かに松山千春の歌はうまいです。しかし“演出”がさらにうまい。
最初は引き気味だったお客さんに、サイン入り(誰の?)のカラーボールを投げたり、ゴム風船で作った花をあげたり。花がなくなると、即興で風船で動物を作って子供にあげています。小さな子供からお年寄りまで、心をつかんでしまいました。トークはちょっと毒が入っていますが、心をつかんだ会場では毒も“笑い”になります。第1部のショーは30分で終了。夜に、第2部が行なわれるようです。また後で来てみよう(^^)。
河童ばやし踊りパレード
楽しみにしている「河童ばやし踊りパレード」は18時から。まだ時間があるので、会場の近くにあるブックオフで、何か茨城関連の書籍がないかチェックします。特に欲しいものがなく、すぐに店を出ます。ココイチがあるので、食事をすることにしました。牛久まで来てココイチってのも、私も芸がないですな~(x_x)。
食事を終えて、花見月通り行きます。すでに大通りには「踊りパレード」の準備で各団体がスタンバイしています。
時刻は18時を過ぎました。1年ぶりに「♪ちょっちょんがちょん~」で「河童ばやし」が大通りに流れます。早速、「牛久2中(牛久第二中学校)」が目の前を通過していきます。今年は女の子が多いようですが、去年と同じように、恥らわず、声が出ていて気持ちがいいです(^O^)。まるでうしくかっぱ祭りが、牛久2中のためにあるような気がしてきます。
「日本ボーイスカウト 牛久第1団」も子供たちに元気があってよいですね~。
「RKKまといクラブ」も纏(まとい)を力強く振り上げてよいですね~。
「牛久上下水道協同組合」の前列のおじさんがいい踊りですね~。すい~っていう時の手の動きが、私の理想に近いです(^^)。
ってな具合に、観ていたら、どうやら踊りの時間は2時間あるようです。定位置で待っていてもグループは会場を一周しないようで、全部を観ることができないことがわかってきました(><)しまったー。
あの、くるっ!て回るダンスをする子供グループの踊りも近くで見たかったのに、見ることができませんでした~。かぁー、来年かー(x_x)。
有澤晴香嬢の演出を考える
まもなく19時30分。メインステージでは有澤晴香嬢のコンサートがあります。行かなければー。ステージ会場はかなりの混雑。おそらく、嬢のコンサート目的というよりは、この後のこんちはる氏のコンサート(第2部)が目的の人が多そう。
有澤晴香さんは歌が上手。持ち歌(「♪いつの日にか~」って歌)も良いのを持っていると思うんですよねー。素人の私が聞いてもジーンときますし。
だけど、ああいう(市民が集う)場では、何かもうひとつ“何か”を持っていなければならない気がします。それがこんちはる氏との見せ方(演出)の差のような気がします。アイドル系は、ああいう場は攻略できないのか!? たとえば1,2曲くらい他の演歌歌手の演歌を歌ってみて、中高年の心をつかむとか・・・。歌手業にこだわらなければ、自分の持ち歌は1曲にしておいて、残りはみんなが知っている歌を歌ったほうが良い気もします。
友達同士でカラオケ行って、自分だけが「思い入れの強い歌」とか歌っても、シラける事ってあるじゃないですか!?やっぱりノリノリ(死語)の歌のほうが、聞いている人たちも聴いてくれるし、場も盛り上がりますよねー。仕事ができるだけじゃ出世ができない、というのと似ているかも~。でもがんばって欲しい。有澤晴香さん・・・。
こんちはるショー(第2部)
20時20分頃。再びメインステージにはこんちはるさんが登場です。待っていたとばかりに、観客が盛り上がります。うーん、簡単だなー(^^;)。
1個100円程度のサインボールを求め、みんな手を振ります。
手作りの風船の花を求め、子供連れの大人がステージ近くまで歩み寄ります。
でも、それだけではないんですよ。歌はきっちりとうまい。そういう部分ではふざけない。トークは1回目とかぶる部分が多々ありましたが、基本的に聞いていて楽しいです。あっという間の40分でした。
アンコールがあって、尾崎豊の「卒業」を歌ってくれました。超似ている~(´>ω<`)!!。私は目が悪いので、遠目だと、顔まで尾崎豊に見えてきます~(><)。
「商工みこし」でまつり初日を締める
メインステージでのコンサートが終わり、花見月通りに戻ります。
大通りでは「商工みこし」(商工会青年部)の神輿パレードです。1基だけなので、先日の土浦祇園祭にはかないませんが、神輿を担ぐ男たちの力強い活気は伝わってきます。
まだ祭りは続くようですが、21時30分を過ぎたあたりで会場を後にすることにしました。まだ名残惜しい気がします。うしくかっぱ祭りは明日も行なわれます。明日も来ようかしら??。常磐線の電車の中で考えました。
【 新松戸駅 常磐線ホームには駅そばがあった 】
いばらきだいすき ぶらり茨城で何度か登場する、新松戸駅 常磐線ホームの駅そば屋さん。関東にしては汁があまりしょっぱくなく、甘い系の汁が特徴でした。時々、「ゆでたまごサービスデー」の日があり、ゆでたまごをおまけしてくれました。
数年前に新松戸駅の駅そば屋さんは無くなってしまい、今は、新しいアスファルト跡だけが、当時の思い出を残しています。
このページは、2003年07月26日に取材した内容に基づき、2003年10月20日に書かれています。本文は当時の原稿を加筆修正している関係で、初出典時と写真や表現が異なる場合がございます。