常磐線 旧トンネル訪問の旅 第2章【完】 ～常磐線を南下して

福島県いわき市：2003年05月05日（月・祝）取材
常磐線旧トンネル訪問の旅2003第２章　１/２/３/４/５/６

常磐線を南下する

常磐線北上の旅も本日で最後。荷物をまとめ、チェックアウトぎりぎりの09時50分にホテルを出ます。

いわき駅から南下する乗車券を持っていましたが、湯本駅まで自転車で南下しようと思います。GPSのスイッチを入れて、方角を間違えないようにして自転車をこぎ始めます。

前もってトンネルの位置はGPSでチェックを入れてあります。
いわき駅すぐ近くに旧トンネルが残されているので、行くことにします。このトンネルの名称は分かりませんが、いわき駅が肉眼で確認できるほど近いです。写真撮影をして、先に進みます。

いわき駅前のマクドナルドで、朝マックをいただきます。” width=”500″ height=”375″> マクドナルドで朝食
いわき駅前のマクドナルドで、朝マックをいただきます。

トンネル内の距離が短いので、電車が惰性で通過していくのを確認しました。（トンネルが狭いので、架線がない）” width=”500″ height=”375″> 右側のトンネル
トンネル内の距離が短いので、電車が惰性で通過していくのを確認しました。（トンネルが狭いので、架線がない）

常磐線 内郷駅

国道６号沿いを進み、先ず最初に現れるのが内郷駅。駅前ロータリーはかなり広く、客待ちのタクシーも数多くいます。

車の交通量が多く、自転車のスピードを上げるのを躊躇します。” width=”500″ height=”375″> 国道６号を南下する
車の交通量が多く、自転車のスピードを上げるのを躊躇します。

駅前ロータリーが広く、人も多く栄えている印象。” width=”500″ height=”375″> 常磐線 内郷駅（東口）
駅前ロータリーが広く、人も多く栄えている印象。

いわき市 石炭・化石館

内郷駅を離れ、国道をさらに進むと山道になります。傾斜はゆるいのですが、オーバーワークで進んで、明日に疲れを残すのがイヤので、無理をせずに自転車を押します。
しばらく進むと、『石炭・化石館』の案内板が現れます。
常磐線 旧トンネルの旅、最終日の今日、目的としていたのは、この『石炭・化石館』です。

トンネル散策の旅＝山道。無理せず、自転車を降り、自転車を押して進みます（TT）。” width=”500″ height=”375″> 山道になる
トンネル散策の旅＝山道。無理せず、自転車を降り、自転車を押して進みます（TT）。

いわき市では観光名所のひとつとして紹介されることがあります。” width=”500″ height=”375″> 石炭化石館の看板
いわき市では観光名所のひとつとして紹介されることがあります。

常磐線はもともと石炭を運ぶために設けられた路線です。今でこそ上野駅から仙台駅をつなぐ旅客線路ですが、昭和中期までは、常磐炭坑で採取された石炭を運ぶために（も）存在していました。

赤い塔は石炭を掘る施設（竪坑/たてこう）を再現したもの。” width=”500″ height=”375″> 石炭化石館
赤い塔は石炭を掘る施設（竪坑/たてこう）を再現したもの。

入口のエントランスには、温泉が湧いており、湯に触れることができます。” width=”500″ height=”375″> さはこの湯
入口のエントランスには、温泉が湧いており、湯に触れることができます。

「炭坑の父」と呼ばれる。若い頃から石炭が動力の源であることを知り、将来性を見込み石炭採掘業を始めた。” width=”500″ height=”375″> 片寄平蔵の像
「炭坑の父」と呼ばれる。若い頃から石炭が動力の源であることを知り、将来性を見込み石炭採掘業を始めました。

「D51496」号。D51の496番目に作られました。石炭運送や貨物運送に活躍。S60年、平松ヶ岡公園で静態展示されていたのを移設されました。” width=”500″ height=”375″> D51型 蒸気機関車
「D51496」号。D51の496番目に作られました。石炭運送や貨物運送に活躍。S60年、平松ヶ岡公園で静態展示されていたのを移設されました。

入口で入場料630円（大人1人）を払い、入場します。館内は撮影OKですので、ガンガン撮影していきます。
汗をかいていたのを着替えずに入館してしまい、寒さのためちょっとした風邪を引いてしまいます（＞＜）。時間の許す限り見学をします。

いわき市で発見された化石フタバザウルス。” width=”500″ height=”375″> 恐竜の化石
いわき市で発見された化石フタバザウルス。

石炭を掘る（掘削）するための道具、明治時代に主に使われたもの。” width=”500″ height=”375″> 採炭の道具
石炭を掘る（掘削）するための道具、明治時代に主に使われたもの。

地下600mの炭坑に降りていく、と言う体のシミュレーションエレベーター。” width=”500″ height=”375″> 模擬坑道におりるエレベーター
地下600mの炭坑に降りていく、と言う体のシミュレーションエレベーター。

明治時代の採炭は個々人の作業によるところが多く、火薬を使っての採炭の記録が残ります。” width=”500″ height=”375″> 火薬を使っての採炭
明治時代の採炭は個々人の作業によるところが多く、火薬を使っての採炭の記録が残ります。

採炭時代のピーク終盤には、機器が入り、作業を行ないました。” width=”500″ height=”375″> 時代と共に採炭の機器が入る
採炭時代のピーク終盤には、機器が入り、作業を行ないました。

炭坑の近くには、こうした世話所が設けられていました。” width=”500″ height=”375″> 世話所
炭坑の近くには、こうした世話所が設けられていました。

常磐線 湯本駅

石炭・化石館の見学終了後、湯本駅へ。
湯本駅は温泉で有名のようです。自転車をしまい、ホームに行きます。ホームには湧き出る温泉の設備があり、温泉に触れることができます。温泉に触れると、硫黄の独特のにおいがします。

温泉町の駅。近辺は温泉街となっており、旅館やホテルがたくさんあります。” width=”500″ height=”375″> 常磐線 湯本駅（西口）
温泉町の駅。近辺は温泉街となっており、旅館やホテルがたくさんあります。

suicaに対応しない、有人改札。” width=”500″ height=”375″> 湯本駅 改札
suicaに対応しない、有人改札。

硫黄のにおいが温泉の雰囲気を盛り上げてくれます。” width=”500″ height=”375″> ホームに設置された温泉
硫黄のにおいが温泉の雰囲気を盛り上げてくれます。

上り 常磐線に乗る

電車がやってきました。残念なことに、ボックス席タイプでなく、ロングシートタイプの車両でした。
ロングシートは飲み物を飲むのが恥ずかしい車両です。やっぱり旅の気分を盛り上げるのは、ボックスタイプの車両ですね～。

地方路線だからと言って、こんな姿勢で運転されてはたまりません。油断しすぎ（怒）。” width=”500″ height=”375″> 片腕をシートにもたれかかる運転手
地方路線だからと言って、こんな姿勢で運転されてはたまりません。油断しすぎ（怒）。

ぶつぶつ切れるコシのないうどんと、濃いめの汁が茨城テイスト。美味い。” width=”500″ height=”375″> 土浦駅ホームでたぬきうどん
ぶつぶつ切れるコシのないうどんと、濃いめの汁が茨城テイスト。美味い。

車内では先ほど引いた風邪のため、くしゃみと鼻水が止まりませんでした(´=ω=`)ｸﾞｽﾞｸﾞｽﾞ。

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