特に予定を決めずつくば観光を考慮した結果、筑波山に行く事に決めました。
つくばスカイホテルで8時半に起床。朝食をとります。
本日は特にきっちりと行動を決めていませんでしたが、筑波山(茨城県つくば市)に行くことにしました。
つくばセンターから関東鉄道バスで筑波山の麓駅である筑波駅(茨城県つくば市)へ行きます。30分程度で到着。
バスで筑波山に向かう道中、だれも客が乗ってこなく、途中で乗っていたお客さんが下車してしまい客が私だけになってしまいました。貸しきり状態だったのですが、関東鉄道バスが経営的に大丈夫なのか心配になってしまいました。
バス停筑波駅に着いても、すぐ筑波山になるわけではありません。さらに、筑波山神社前まで別のバスに乗り継ぐのです。
バス停 筑波神社前から筑波山神社へ
バス停 筑波駅からバスに乗って10分程度。終点のバス停 筑波神社前に着きます。ここから筑波山神社までは歩き。旅館やらおみやげ屋の客引きに負けずに筑波山神社に向かいます。
筑波山神社の境内の中、科学万博-つくば’85で展示されていたモニュメント『宇宙の卵』が置かれています。こういうのもあったんですねー。今となっては劣化が起きていて薄汚れています。残念です・・・。
筑波山神社 とロープウェイ乗り場
さらに進んでいくと階段があり、この階段を登ると目の前に筑波山神社がそびえます。
かなり立派な神社を確認し、左手に進みます。筑波山は足で登る登山をすることもできますが。私みたいな生半可な人間では本当に登山するとキツイので(笑)、ケーブルカーにて登るのが一番です。
筑波山 男体山 筑波山頂駅
ケーブルカーはほぼ20分間隔で運行されています。
上りの乗客は少なめ。およそ8分で筑波山頂駅に到着します。山頂駅に到着すると、少しだけ涼しくなった気がします。しかしまだ気候は夏。半そででちょうど良いくらいです。
ケーブルカーの乗員が少なかった割には、山頂駅周辺は観光客で賑わっています。
お土産屋さんもかなりあります。しかし、よく見てみると、閉店(廃業)しているお土産屋もいくつかあります。この不景気感は、土浦駅周辺と似ているのかも。
筑波山 男体山 山頂
頂上駅と言っても、本当の男体山の頂上ではなく、男体山の本当の頂上まで行くには、さらに登って歩いていかなくてはなりません。せっかくですから、男体山頂上を目指すことにしました。
足場の悪い山道を、滑らないようにして登っていきます。10分程度で頂上に到着。祠(ほこら)があり、参拝をすることが可能です。
眺めもよく、筑波の平原を堪能することができます。
一度筑波山頂駅に戻り、今度は女体山側を目指します。
がま石
男体山から女体山までは峰伝いに歩いていくことができます。およそ15分ほどで到着します。
途中、筑波山で有名な「がま石」を発見。がまの口の中に、石を投げ入れることができるとラッキーなんだそうです。何度か投げ入れてみて成功。ひいひい汗をかきながら女体山を目指すのでした。
筑波山 峰伝いで女体山へ
女体山側に近づいていくと、女体山頂上に向かうルートと、ロープウェイの駅がある女体山駅への分かれ道に遭遇します。
ここは女体山頂上を目指します。
筑波山 女体山 山頂
さらに険しい岩山を登ると、そこは女体山頂上なのでした。
断崖絶壁には柵とか設置されていないので、安全面という意味で危険な感じがしますが、眺めは男体山とはまた違った感覚を受けます。
たっぷり女体山頂上を見学したら、女体山駅に向かい、ロープウェイでつつじヶ丘駅に降りていきます。
筑波山 女体山 つつじヶ丘
つつじヶ丘駅に到着すると、見たことのある景色になりました。
その昔、小さいころ、親戚に筑波山に連れてこられた時に来たのが、ここ、つつじヶ丘だったのです。知らなかった。。。
そうかぁ、あの思い出の地がつつじヶ丘だったのかー(ちょっと感動している)。
科学万博-つくば’85 の看板
つつじヶ丘の辺りを散策していると、山の上のほう(中腹)に「科学万博-つくば’85」の文字が書かれた看板を発見。おおー、これが有名な科学万博の遺構の看板かーと撮影。
宇宙の卵と、科学万博の看板を撮影し、安心しきったのでお腹が空いてきました。レストランでしょうが焼き定食を食べました。1050円。こういうところで食べるものは、よりいっそう美味しく感じるものです。大満足で平らげました♪。
再び男体山に戻り、ケーブルカーで下山
再びロープウェイで女体山山頂駅に向かい、歩いて男体山側の筑波山頂駅に到着。ケーブルカーで筑波山を降りました。
ケーブルカーに乗る際、ぼやぼや撮影していたら、後から来た人たちでケーブルカーの座席が埋まってしまいました・・・。
バス停 筑波神社駅からバスで麓のバス停筑波駅に向かうはずでしたが、バスの時間が合わず歩いて筑波駅に向かうことに。結構な時間を歩き、やっと筑波駅に到着しました。
筑波鉄道 筑波駅 跡地 / のりのり自転車
帰りの土浦駅行きのバスまでに時間があったので、辺りを散策すると、「のりのり自転車」を発見。4台ほどあります。
松見公園(茨城県つくば市)にものりのり自転車の置き場があったのに、肝心の自転車は1台もありませんでした。なのに、ここ筑波駅には4台もあるではないですか!?。
しばらく時間をつぶしてから、バスが来たので乗車します。
土浦駅に向かうバスに乗り込んだお客は、合計3人です。最後まで3人のまま、バスに揺られ土浦駅に到着しました。
イトーヨーカドー 旧・土浦店 解体工事中
解体中のイトーヨーカドー旧・土浦店を見学し、常磐線 土浦駅から帰宅することとなりました。【完】
【 筑波山登山、と言いつつ、ケーブルカーを使う 】
今でこそ、自転車(ロードバイク)で筑波山クライムをするようになりました〔筑波山と霞ヶ浦 twitter〕が、当時は筑波山を足で登山する事すら想像していませんでした。なのに、タイトルが「筑波山登山」とは、今思うと、すこし恥ずかしい。。
当時、筑波山男体山の筑波山頂駅付近は整備が進んでおらず、廃業した店舗が残っていたり、八郷・石岡方面側の展望台が地盤不良で入場規制し、入れなかったりしていました。
それが、つくばエクスプレスの開業(2005年)により客足が増え、観光環境整備に力が入りました。今では筑波山もだいぶきれいに整備されたように思います。
このページは、2001年09月02日に取材した内容に基づき、2002年10月05日に書かれています。本文は当時の原稿を加筆修正している関係で、初出典時と写真や表現が異なる場合がございます。