つくばターミナルの導線設計者は神 050825


つくばエクスプレス(つくば駅-秋葉原駅)が開通するに当たり、つくばターミナル周辺(つくば市吾妻)は大きく設計変更されました。その中で最も成功した部類に入るのが、つくばターミナルのバス・タクシー導線部分の設計変更でしょう。

つくばバスターミナル 導線計画 (000728)

つくばバスターミナル 導線計画 (000728)

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写真は設計施工が終了した後も、つくばターミナルで見ることのできる「(改良工事前の)つくばセンター交通広場」のMAP。地図右上がタクシー出入口で、左下がバス出入口になっています。
つくばエクスプレス開通に当たり、タクシープール部分とバスプール部分の一部が取り除かれ、タクシーとバスが自由に出入することができるようになりました。

つくばバスターミナル 導線計画(000714)

つくばバスターミナル 導線計画(000714)

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つくばバスターミナル 導線計画(050824)

つくばバスターミナル 導線計画(050824)

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写真左は2000年7月。
写真中は2005年8月24日。
写真右は同じく2005年8月24日。別の角度から撮影。

このプールの出入口が開放されることによって、キュート前の道路が積極的に利用されることになり、ひたち野うしく駅や土浦駅方面に行くバスの交通が緩やかになりました。そして、学園西通りの交通負荷も削減されたことでしょう。

これまでキュート側の道路は歩行者も少なく、車の通行も少なかったのですが、今回のつくばエクスプレスの開通やキュートの開店で積極的に歩行者が歩くようになりました。横断歩道部分は信号機が無いのにも関わらず、歩行者の優越感が強く、車が自然に止まるような雰囲気を作り出しています。結果的にこうなった「導線」の新規導入は、大成功でしょう!。ここを企画設計し、実現させた設計者は「神」と呼んでも良いかもしれません(>▽<)。

 

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写真は右手がキュートで、左手がつくばバスターミナルの(バス・タクシー)プール。信号機が無いのに、歩行者が危険を感じることなく歩くことができ、出入するバスやタクシーが自然と止まるような雰囲気作りができています。

 

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