長文問題はキーワードに注目~いばらき観光マイスターへの道20
令和02年度の「いばらき観光マイスター」認定試験の合格を目指し、茨城を探っていきます。
「いばらき観光マイスター」認定試験に合格するためには、正しい情報を理解し、記憶し、答えられるようにすることが最善です。
しかし、時として事前に学習した箇所と乖離した設問が出題されることがあります。
また、出題される設問50題を、回答時間60分で解く必要があります。
長文で出題される設問の場合、問題を理解して回答しようとして焦ってしまう場合があります。
解き方のテクニックとして、「キーワード」から成否判定をする、のもひとつの方法ではないでしょうか?
ここでは、「令和元年度 いばらき観光マイスター認定試験問題」から設問を2問抜粋して、テクニック的に答えを導き出したいと思います。
令和元年度問題 問16より
問16)潮来市に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)水郷潮来あやめ園では約 500 種類 100 万株の色とりどりのあやめ(花菖蒲)が植えられている。
→文脈上、「誤っているもの」は見当たらない。
(2)道の駅たまつくりでは高さ 13m のピラミッド型屋根がシンボルで,お土産や限定キャラグッズが豊富 である 。
→「道の駅たまつくり」は旧玉造町(行方市)であり、この文章が誤りだ!
(3)愛友 酒造は昔ながらの白壁が美しく,無料で酒造見学や試飲をすることができる。
→「愛友 酒造」とは文脈上、お酒を造る会社のようで、その会社の設備の問題のようだ。
しかし、回答がただしいかどうか、判定しづらい・・・
(4)古くは伊多久(いたく)・板久と称し,水戸藩 2 代藩主の徳川光圀公の命名で潮来と改称された。
→「伊多久(いたく)・板久」が古名称かは判定しづらい・・・。
令和元年度問題 問24より
問24)古河市の古河桃まつりについて, 誤っている もの はどれか。
(1) 江戸時代初期に古河藩主の土井利勝が江戸で家臣の子どもたちに拾い集めさせた桃の種を古河に送り育てさせたことに由来している。
(2)古河公方公園(古河総合公園)の開園を機に,園内に花桃を植樹し,桃林を復活させた。
(3)園内には,「矢口・源平・菊桃・寿星桃・寒白桃」の 5 種類の花桃が約 1,500 本ある。
(4) 期間中はステージで様々なイベントが開催され,あやめ娘が来場者を出迎えてくれる。
「古河の桃まつり」において、誤っているものを選ぶ設問。
選択肢、1,2,3の判断が難しくとも、「4」の「あやめ娘」は「潮来市」「潮来あやめまつり」に関するキーワード。「4」が誤っていると導き出せます。
イベントやその土地のキーワードから、正誤を判断できるときもあります。
長文問題があったとしても、個別のキーワードを拾い出し、精査して時間を短縮してみてはいかがでしょうか。
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