科学万博のテクノコスモスは、大阪エキスポランドに移設された
昭和60年(1985)、現在の茨城県つくば市で『国際科学技術博覧会』通称、「科学万博、EXPO’85」が開催されました。科学万博は、03月17日から09月16日までの184日間、約2000万人もの来場者を迎え、盛況なうちに終了しました。
常磐線 万博中央駅 → ひたち野うしく駅
万博中央駅 駅舎
万博中央駅 跡地の記念碑「飛翔」
常磐線牛久市に臨時に設けられた万博中央駅は閉鎖後、ひたち野うしく駅として生まれ変わります。
万博中央駅跡地に設置された「かつてここに万博中央駅があった・・・」の記念碑も、牛久市役所での保管を確認後、ひたち野西公園に設置。そして、ひたち野うしく駅が整備されていく中で、ひたち野うしく駅前に再設置されました。〔 万博中央駅にあった記念碑の行方 〕
科学万博で使用されたパビリオンやアイテム
万博会場にあった多くのパビリオンは破棄される中、一部のパビリオンは移設されています。
また、各地に科学万博のアイテムが転用されていることも確認しております。〔 → 科学万博 タイパビリオン 〕
テクノコスモスの行方
その中で、科学万博のシンボルのひとつとなった(と俺っちは思っている)『テクノコスモス』が、大阪の「エキスポランド」に移設されていることを知りました。
当初は、移設された「テクノコスモス」を大阪まで見に行くつもりがありませんでした。2000年当初、転職した先にて希望しない出張があり、大阪方面に出張に行くことがありました。
(出張で旅に目覚め、現在の自分を形成したことは否定しません)
出張の予定をやりくりし、土日の休みと連結させて2002年の春、大阪の「エキスポランド」に訪問したのでした。
大阪エキスポランド
「エキスポランド」は、大阪府吹田市の万博記念公園〔大阪府吹田市千里万博公園〕にあった遊園地です。新幹線駅だと新大阪で下車し、で大阪メトロで千里中央駅まで移動し、大阪モノレールで万博記念公園駅にてアクセスします。
岡本太郎先生が創った「太陽の塔」が時代(とき)を超えて出迎えてくれます。しかし、(コンセプトとして)古さは感じない。
大阪エキスポランド テクノコスモス 改め テクノスター
つくば万博当時は「テクノコスモス」と呼ばれていましたが、大阪エキスポランドに移設後は「テクノスター」と名称変更されました。
ジェットコースターの事故(2007年)
後年(2007年)、ジェットコースター「風神雷神II」の事故により、客足が減少。
休園後、2008年10月に民事再生の手続きを踏み、エキスポランドはなくなりました。
エキスポランドの跡地は現在、大型商業施設へと生まれ変わっています。
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