福来しょうゆラーメン～福来みかんの渋みがアクセント
筑波山山麓、桜川市真壁町酒寄地区では、秋口に「福来みかん」なる特産物が収穫されます。我々一般人も酒寄地区にあるミカン園で、「みかん狩り」を楽しむことができます。
「酒寄観光みかん園」の看板。
「福来みかん」は他のミカンと同様、中の実の部分をいただきます。「福来みかん」が他の地域のミカンと異なるのは、「皮」の部分を特産物として提供しています。
「福来みかん」の「皮」の部分を使った特産物としてよく知られる例としては、「七味唐辛子」があります。七味唐辛子の辛み成分と、「福来みかん（皮）」のにがみが程よく調和しあい、料理を引き立てます。
福来みかん入り七味唐辛子の販売 / 柳家 筑波山男体山
福来みかん入り七味唐辛子。「壺型」容器と一緒に購入しました。
宝篋山、筑波山に登山、訪問した
令和02年（2020）11月末、宝篋山、筑波山を登山するため訪問しました。〔 宝篋山と筑波山の旅20 〕
「宝篋山頂より筑波山を望む」。宝篋山山頂は、たくさんの登山客で賑わっています。
コマ展望台。1階がおみやげ屋で2階がレストラン。
筑波山ケーブルカー で筑波山（男体山側）へ
この日、筑波山 筑波山山頂駅の風は強く、寒かった。
筑波山ケーブルカー 筑波山頂駅
標高800m / 気温８℃だが強風で体感温度はもっと低い。
強風のため人が少ない、筑波山山頂駅全景。
めっちゃ強風だった筑波山山頂
この日はなぜか強風で、防寒用に装備をしてきたのですが、寒いし風が痛い！
逃げるように、筑波山山頂駅の前にあるコマ展望台〔茨城県つくば市筑波〕に逃げ込みます。
コマ展望台。1階がおみやげ屋で2階がレストラン。
コマ展望台 レストランは食券制。
福来しょうゆラーメン
1階はお土産屋さんになっており、回る階段を上っていくと、２階はレストラン（どちらかというと「食堂」テイスト）になっています。
事前に食券を購入するシステムになっています。今どきめずらしい、料理のサンプル。昔（昭和時代）のデパートのレストランでよく見かけた風景です。
昭和テイストな食品サンプル。今は令和。昭和は遠く、なりにけり。
今日は寒いし、暖かいもの、ラーメンなどがよいですね～。
と見ていると、「福来しょうゆラーメン」なる、悩ましいメニューがあるではないですか！！！
どんぶりもの、カレーライスなど、どれもおいしそうだ！
どんぶりもの（ご飯もの）もいただいてみたかったのですが、ラーメンだと早く提供されそうなので、「福来しょうゆラーメン」にします。（「福来醤油ラーメン」ではありません。「福来しょうゆラーメン」です）
窓から見える、つくば市街地方面の夜景を眺めていると、「福来しょうゆラーメン」が完成したようで、呼ばれます。チャーシューの上に、「福来みかん」パウダーが振りかけられています。
福来しょうゆラーメン。チャーシューの上に乗っかる、福来パウダー。
筑波山 女体山側（つつじが丘）でもお店を展開していたんですねー。
そしてそのあと、福来みかんパウダーをスープにちょっと溶かし、そのスープと麺をれんげにキープして、一緒にいただく。
醤油スープの中に、福来みかんの苦みがかおり、麺をもぐっといただく。おいしい。
夜の筑波山で、つくばの名産「福来みかん」を堪能し、再びつくば市街地の夜景を眺めます。
筑波山 男体山 コマ展望台レストランから望む夜景。
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俺は、何も考えずに、ラーメンに無作為にコショウをかけて食べるのは嫌いです。まず、プレーンな状態の味を確認し、そのあと、したり顔でコショウをかけて、その味の違いを確認する。
この「福来みかんパウダー」も同様です。
まず、パウダーには手を触れず、スープを一口飲み、麺をずるっといただく。