三島スカイウォークの先にあるもの。竜神大吊橋の先にあるもの。
令和02年11月の中旬。Gotoトラベルを利用し、三島スカイウォーク(三島大吊橋)に行ってきました。( #goto箱根研修20 )
令和02年10月の下旬。Gotoトラベルを利用し、竜神大吊橋に行ってきました。( #ベタな茨城紅葉の旅20 )
日本一の長さを誇る『三島スカイウォーク』
箱根観光名所のひとつともなっている『三島スカイウォーク』は、今から5年前の2015年に完成し、現在に至っています。
これまで「日本一の大吊橋(人道用)」は、1994年に開通した『竜神大吊橋』〔茨城県常陸太田市〕であり、2006年に開通した『九重夢大吊橋』〔大分県玖珠郡九重町〕でしたが、現時点ではこちらの『三島スカイウォーク』が“日本一”の長さを誇っています。
ワタクシは、我が茨城県の竜神峡に架かる『竜神大吊橋』は何度も訪問し、何度か渡ったことがあります。
しかし、箱根観光名所のひとつである『三島スカイウォーク』の存在は知っていても訪問暦がなかったため、 #goto箱根研修20 と称して『三島スカイウォーク』に訪問してきました。
名称:三島スカイウォーク MISHIMA SKYWALK / 三島大吊橋
入場料金(税込)
大人 1100円 / 中高生 500円 / 小学生 200円営業時間
09時~17時 / 年中無休概要
全長 400m ※ / 高さ 70m / 歩道幅 1.6m / 主塔の全高 44m
※日本一の長さを誇る歩行者専用吊橋
さっさと渡って、戻ってこようとした『三島スカイウォーク』

吊橋から眺める日本一の富士山の迫力は、他の追従を許しません。
思いのほか、吊橋歩道部分の幅が狭い。
#三島スカイウォーク は、めっちゃ揺れる〜😱。#goto箱根研修20 #三島市 pic.twitter.com/462nXRvWTH
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) November 14, 2020
吊橋は思いのほか揺れる。
三島スカイウォークを渡った先で衝撃を受けた。。
『三島スカイウォーク』を「南エリア」から吊橋で渡ると、「北エリア」と呼ばれるゾーンが形成されていました。
『竜神大吊橋』のように、『三島スカイウォーク』の先にも何もないことを想像していたので、こちらの「北エリア」に飲食店やおみやげ屋、各種アクティビティがよういされ、賑わっていたため、戸惑ってしまいました。
充実した、各種アクティビティ
三島スカイウォーク 北エリアに用意されている各種アクティビティ。
三島スカイウォークの「入場料」とは別料金になりますが、各々参加されるお客さんで非常に賑わっています。
ロングジップスライド
体に固定具を装着し、北エリアから南エリアまで、ロープでターザンのように移動します。往復でワンセット。片道だけの利用は不可。
係の方に伺うと、このロングジップスライドは、完成してまだ2,3年とのこと。吊橋が完成して数年後に生まれたアクティビティなのです。
アドベンチャーコース
ゴーゴーバギー
セグウェイガイドツアー
写真ではセグウェイをされている方は2名ですが、現場ではコーチの方を先頭に、5,6名のお客さんが各々セグウェイに乗り、この坂をスルスル~と登っていきました。楽しそう。
カフェやお土産ショップ
ピクニックカフェで食事を楽しみ、お土産を購入できる。
ドッグランがあり、授乳室も完備している。
今回俺っちは、「行って帰ってくるだけ」の『三島スカイウォーク』観光を想定していたので、ここで時間を割くことができませんでした。「北エリア」を軽く散策し、後ろ髪を引かれる思いで南エリアに戻ってきたのでした。(それでも小一時間、北エリアに滞在してしまいました)
「また来たくなる。」、「また来て、今度はあのアクティビティを体験したい。」
そんな風に感じさせてくれる“創り”、“演出”でした。
「民間による大規模吊橋建設」である
『三島スカイウォーク』は民間で作られた土壌であるが故に、儲からなければそれで終わってしまう。
儲かるためには、お客様に喜んでもらう(=お金を落としてもらう)。
悪く言うと「ガツガツ」しているように見えますが、よく言うと「必死さが伝わってくる」。
そんな商業施設?設備?と感じました。
我が『竜神大吊橋』の先にあるもの
竜神バンジー (バンジージャンプ)
割と地味な印象だった『竜神大吊橋』にも、2014年に『竜神バンジー』がオープンし、インパクトが出ました。
竜神カリヨン
竜神大吊橋を渡ると、その先にあるのは「竜神カリヨン」と呼ばれる設備のみ。
「木精の鐘(もりのかね)」という装置があり、ここで100円を払うと、「愛の鐘」「幸福の鐘」「希望の鐘」いずれかのカードを入手することができます。
竜神カリヨンがある展望台エリアから、下に下りる階段があります。この階段を下りると、一方通行(出口)の回転扉があります。この出口から一度外に出ると、(基本)吊橋側に戻ることができない構造になっています。
出口の場所から「亀ヶ淵」(約2キロ先)や、竜神カフェ、竜神ダムなどがあります。
正直言うと、竜神大吊橋の先には「何もない」のが現状です。
「何もない」竜神大吊橋の先。活性化させるために考えられるのは、渡った先の山(武生山)を開発すること?しかし、武生山は武生神社があり、信仰上、または自然保護(破壊)の観点から、武生山を開発することは多くの障害があるものと思われます。
せっかく梶山静六先生が先賢の目で尽力してくれた、茨城観光の代名詞「竜神大吊橋」。
「竜神大吊橋」の、つぎのステージのあり方を考えてみると、その先に想像(創造)が広がります。
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… #常陸太田市ID
〔この項おしまい〕
茨城県下の吊り橋~いばらき観光マイスターへの道20 200817
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俺っちは、「吊橋」と言ったら『竜神大吊橋』のことしか知りませんでした。『竜神大吊橋』は橋を渡り終わると基本、“何もない”ので、折り返して帰ってくるだけになります。なので、『三島スカイウォーク』も当初、「さっさと渡って戻ってきて、つぎのスポットに移動しよう」。そんな風に思っていました。