いばらき観光マイスターの旅20
令和02年(2020)10月17日(土)、茨城県民が一体となって「おもてなし日本一」をめざすひとつの認定制度、『いばらき観光マイスター』の認定試験が行なわれます。
ワタクシ幸甚は、08月から認定試験の対策を、随時練ってきました。
春先から世界的に流行となった新型コロナウイルスの影響で、認定試験の実施が不透明な部分もありましたが、実施されることになりました。
特急ときわでJR水戸駅をめざす
雨の降る中、俺っちは常磐線「特急ときわ」で水戸駅をめざすのでした。
JR水戸駅から、認定試験会場のザ・ヒロサワ・シティ会館〔茨城県水戸市千波町〕(以下、「ヒロサワシティ」)まで歩いて行きます。
あさ川
水戸市役所通りのあさ川さんに立ち寄ります。
今の時期、期間限定商品である、くるみ大福、生クリーム大福などを購入します。
逆川(さかさがわ)を渡り、ヒロサワシティの敷地へ。
ザ・ヒロサワ・シティ会館 別館
ヒロサワシティの本館(大ホールがある方)に向かうと、「いばらき観光マイスター認定試験」は、離れの別館で行なわれる、との案内。別館一階にて、試験の受付け。
いばらき観光マイスター認定試験は、試験時間は13時から14時までとなっていますが、事前受付が必要で、受付時間は11時30分から12時20分までとなっています。また、試験会場へは、12時40分までに入室しておく必要があります。
受付を済ませ、お昼ご飯にしようにも、飲食店は大ホール側に併設されたレストランだけ。
ランチメニューで1000円か~。ケチな俺は、売店でとんかつバーガーを買ってごまかします。。。
令和2年度 いばらき観光マイスター認定試験 の実施
13時から試験が開始されます。
試験1問目から数字の問題。訳が分からずガックシ来ますが、着々と問題をこなします。
目にしたことがある文章や内容であっても、実際に試験として出題されると、ケアレスミスを含めて間違えてしまいますね~。
設問50問中、少なくとも10問は間違えてしまいました。。。
30分もあればマークシートを埋めることができるし、これ以上粘っても合否には影響は出ないので、試験官に申告して退出します。
伊勢屋 / ハミングロード513
ヒロサワシティから東へ2キロ強の、ハミングロード513(下市本町商店街)へ歩きます。
この商店街にある、伊勢屋さんに訪問するのが目的です。
今年2020年(令和02年)の春先に、水戸生涯学習センターで「茨城をテーマとした映画鑑賞とトークライブ」が行なわれました。同イベントは応募者多数となり、抽選となったみたいで、ワタクシは運良く本トークライブイベントに参戦することができました。
同イベントには、「煙突」の松村克弥監督、主演の井手麻渡さん、城之内正明さんが来場され、たのしいトークライブが行なわれました。
そのトークライブ中、井手さんがおっしゃるに、「渡辺裕之さんが伊勢屋のお菓子を差し入れしてくださった。きんぴらが入った団子が美味しかった。また食べたく、宿泊していた水戸市内のホテルから伊勢屋まで、その団子を買いに行ったが、あいにく店が定休日で買うことができなかった」という趣旨のおはなしをされました。
ワタクシ幸甚は、その「きんぴらが入った団子」が食べてみたく、タイミングを計っていたのです。また、その伊勢屋さんでは”昔ながらのラーメン”をいただくことができる、とのことで、お昼ご飯目的をも兼ねています。
14時過ぎにお店に着くと、雨の中、さすがに行列客はいませんでした。
お店を出て行くお客さんと入れ違いに店に入ると、テーブル席がひとつ空いているだけ。
ラッキーでした。すぐさま座ることができ、チャーシュー麺とおにぎりを注文します。
麺は細い縮れ麺。スープはみなさんのおっしゃるとおり、あの懐かしい「中華めんのスープ」です。ラーメン部分はもちろんですが、チャーシューが柔らかくて美味しい!
この手のチャーシューで、俺はここまで美味しいチャーシューを食べたことがありません!
生涯一、おいしい!!
おにぎりは、お赤飯を握ったもののようです。味付けにだし汁をつかっているのかな?
ご飯は多分、もち米だと思います。
泉町の繁華街 へ路線バスで行く
続いて向かうのは、泉町。泉町は、水戸京成百貨店がある、あの一帯ですね。
ハミングロード513から国道51号に出て、バス停「柳町中央」を見つけます。
道路の反対側には、何度か見かけたことのある、「天狗納豆」本社。
バスでJR水戸駅まで行き、水戸駅から再びバスを乗り換え、泉町方面へ行こうと思っていました。ところが、水戸市内を走るバスはJR水戸駅を終点とするバスももちろんありますが、ワタクシが乗車したバスは「水戸駅経由、御前山行き」でした。バスを乗り換えなくても、泉町へ行ける!
バス停「大工町」で下車。
あの、スーパーホテル水戸が最寄りのバス停ですね。
旦那横丁飲食店街 / 中川楼、ぬりや、鰻亭
この繁華街は、「旦那横丁飲食店街」と言うのか。
今回、この飲食店街に訪問したのは、中川楼、ぬりや、鰻亭に訪問(入店ではなく、表面的に外観を確認しておきたい)することです。
ワタクシの家系、親せきすじを調査していく中で、おばさん(叔母/次女)が水戸で芸者をしていた時期があった、と言う情報を握っていたのです(叔母/3女の話)。たしかに俺の幼少のころ、お正月などでおばさんの家に訪問したとき、でかい額縁に入った芸者姿のおばさんの、白黒写真を見た記憶があります。あの写真は、水戸芸者時代の写真だったのか。。。
俺が小さいころは、その芸者時代について質問をするのはタブーなんだろうな、と子供心に思っていました。しかし最近になって、(3女の叔母に)踏み込んだ質問をしても答えてくれるようになったため、いろいろ聞き取りをしていく中で「水戸芸者時代」のことを知ることができたのです。
その“聞き取り”の中で、飲食店街にあるお店で、有名人、地域の権力者などに芸者仕事をしたことがあったとのことなのです。その舞台が、中川楼やぬりや、鰻亭だったとか。(←この部分は、情報としてまだ曖昧)
その芸者をされていたおばさん(次女)と俺は、ここ10年以上疎遠。
おばさん(3女)はかすみがうら市内に住んでおり、会おうと思えば会うことができる状態にしてあります。そのおばさんに会って話を聞く際に、中川楼やぬりや、鰻亭を実際に見ておく必要がある、と思い、タイミングを見計らっていました。
今(令和時代)において、芸者、と言う仕事はそれほど大きいものでは無くなっていると思います。昭和後期には、コンパニオンという職種が流行りました。
芸者の仕事はまだ、水戸市内に存在はしています。しかし昭和が終わり、平成の30年間をまたいで令和時代の現在では、かつてのそれとは勢いが異なるものと推測します。
今回は帰ります
時間は17時までまだまだ活動時間帯ではありますが、雨降りだと活動がしにくい。
週間予報では、今日土曜日を含め、土日の天気が「雨」だったため、今回の旅は日帰りです。土日が晴れるようであれば宿泊を入れて、秋のサイクリング旅も計画をしていたのですが、雨には勝てない。
水戸駅構内のおみやげ屋で、ひたちなか市産の「ほしいも」(生産量日本一)を購入し、弁当も買ってJR水戸駅の改札をSuicaで入っていきます。ちょっと贅沢に、帰りも特急ときわに乗車したいと思います。
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… #水戸市ID
〔 この項おしまい 〕
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昨年2019年(令和元年)に上映された、映画「ある町の高い煙突」(以下「煙突」)。
同映画に出演された俳優、水戸市出身の渡辺裕之さんが映画撮影中、伊勢屋さんのお菓子を差し入れされたそうです。