江戸崎八景巡りと壮大な茅葺き~ロード牛久市、稲敷市20
09月13日(日)。
夏の厳しい暑さが相変わらず続く中、暑さも気温もちょっと小休止した感じ。
このところの猛暑で、熱中症対策のため自転車にはあまり乗りませんでした。
気候が少し落ち着いてきたので、近場で自転車に乗ろうと決意。
牛久市の茨城百景包含風景で未訪問であった、岡見城址にアクセスすることを起点に、牛久大仏、稲敷市江戸崎町の「江戸崎八景」訪問を計画します。
日中の天気は良いものの、夕方には雨が降るそうなので早めの撤収を心がけます。
輪行で常磐線JR牛久駅
輪行での下車駅は、常磐線JR牛久駅〔茨城県牛久市〕。
かつて、万博中央駅の記念碑を探す調査や、牛久かっぱまつり、霧の牛久大仏、牛久シャトー(シャトーカミヤ)などで牛久駅は下車したことがあります。
牛久駅は基本、首都通勤圏であり、観光地っぽくない。
牛久駅東口でフェードアウト!(輪行解除)
茨城百景 包含風景 岡見城址
JR牛久駅東口から東方面へ約2キロ。小野川を超えた先のこんもりした山が、茨城百景包含風景の岡見城址〔茨城百景 078 牛久沼〕。
工夫すれば、あの山の中に入って行けそうだが、深追いせずPASSします。
牛久大仏
岡見城址からさらに東へ3キロ。
視界を遮っていた周囲の木々が晴れると、遠目に大きい大仏が現れます。牛久大仏です。
牛久大仏は牛久浄園のシンボルでもあります。
オレは茨城県内で自転車乗りにあまり遭遇しないんだけど、この牛久大仏にアクセスしてこられる自転車乗りは割と多い。今日はここに来るまでに、何組もの自転車乗りに出会いました。
牛久大仏の足下まで行くと、駐車場やバイク置き場があります。俺が乗るようなロードバイクは普通、自転車スタンドがついていません。ロードバイクだけでは自立しません。
牛久大仏の駐車場内に入り、うろうろしていると、駐車場の警備員さんが「スタンドのない自転車でしたら、(牛久大仏有料エリア)入口近くの自転車置き場(サイクルスタンドがある)にお停めください」と促されました。
ロードバイク乗りの対応に慣れている感じがして、また、丁寧な言葉づかい、対応に感心します。失礼な話、茨城県内のああいう高齢者の中には、ぞんざいな態度を取る人も未だ一定数いて、トラブルになることもあります。牛久大仏で働くご高齢の警備員さんは良い意味で経験を積んで居られるんだろうな~、って思います。
今日は牛久大仏への訪問がメインではないので、入場はしませんでしたが、また訪問します。
あみプレミアムアウトレットとJRAライトウインズ阿見
牛久大仏からさらに東に進むと、あみプレミアムアウトレットという大型商業施設。
この商業施設へのアクセスとして、「阿見東IC」があります。
茨城県にはおもてなしの技量を量る資格制度、「いばらき観光マイスター」試験があります〔いばらき観光マイスターへの道20〕。その過去問題の中で、あみプレミアムアウトレットへのアクセスICは何か?という問題があり、「阿見東IC」と答えさせる問題が出題されたことがあります。
また、近くにはライトウインズ阿見という、JRA競馬の場外馬券売場があります。
阿見のおとなりの美浦村には、競馬馬のトレーニングセンターがあるので、つながりがあるのでしょう。
江戸崎町の宿泊施設
さらに東に4,5キロ進むと、旧江戸崎町の市街地〔現 稲敷市〕に到着します。
その昔(2005年)、オレが古渡地域で帰りのバスを乗り逃し、古渡地域から江戸崎町地域まで夜道を歩いて辿りつき、飯野屋旅館に泊めてもらった『古渡遭難事件』の思い出の地です。
あのころはスマホなど無く、まだガラケーの時代。ガラケーで自分がいる場所を調べる方法も貧弱だった。ガラケーから地図を確認するのはとても不便だったので、事前に家で地図を印刷し、印刷した地図を見ながら移動したものだ。
あのときは、飯野屋旅館の記憶だけを頼りに古渡から歩いて江戸崎町までアクセスし、飯野屋旅館へ突然の訪問で宿泊させてもらったのだ。
そんなことがあり「江戸崎町の宿泊施設」には思い入れがあるので、チェックしておきたいところ。
江戸崎ビジネスホテル
飯野屋旅館
今はGoogleMAPで検索すれば、宿泊施設検索もできるし、その場でスマホを使って部屋の空き情報、予約、決済もできる。何も不自由しない時代だ。
江戸崎八景 巡り コンプリート
江戸崎町地域には「江戸崎八景」と呼ばれる8カ所の景観地があります。
それぞれの場所には「江戸崎八景碑」が建てられています。過去に江戸崎町に訪問した際、たまたま見つけていた江戸崎八景碑は撮影できていましたが、残りの碑を見つけるのが今回の旅の目的です。
今回はロードバイクで回っていくので、効率が良いはず。
江戸崎八景で指定されている8つの場所は、そのまま茨城百景 075江戸崎の景観の包含風景と重なります。今回の旅では、「江戸崎八景」の目線からアクセスしていきます。
江戸崎八景 羅漢山の夕照
羅漢山(五百羅漢)
江戸崎八景 浜河岸の帰帆
稲敷市役所江戸崎庁舎
江戸崎八景 江崎山の晩鐘
管天寺
江戸崎八景 洲崎の晴嵐
かつての岬の突端だった場所。今は干拓され、岬としての面影を確認しづらい。
江戸崎八景 高田の落雁
江戸崎総合運動公園
中華料理 珍満飯店にて昼食
昼食。
江戸崎町市街地には、お昼ご飯を食べさせてくれる店がたくさんあります。
ただ、本日日曜日は定休日とされている店が多く、選択に困ります。
小野川の大正橋そばにある、中華料理 珍満飯店に訪問。
平日だとメニューに「ラーメン/半チャーハンセット」などオトクなメニューが用意されていますが、本日日曜は通常メニューのみの様子。他のお客さんがラーメン系をオーダーしていたので、それに倣い、俺もラーメンを注文。
普通のラーメンだったが、鶏ガラスープ、麺、チャーシューと美味しかった。
#ロード牛久稲敷市20 #稲敷市 pic.twitter.com/C36etCUX9t
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) September 13, 2020
江戸崎八景 曳舟の夜雨
小野川の引舟橋
逢善寺 ~壮大な茅葺に動揺する
小野地域にある逢善寺(ほうぜんじ)。
事前に調べてあった建物とは異なる建物に遭遇します。
茅葺のお屋敷。ちょうどこちらの関係者の方がおられて、お話をお聞きします。
- 茅葺は2,3年ごとに、部分部分、葺替えを行っている。
- 建物は県指定文化財。建物の規模、大きさから、国指定でもおかしくないのでは?とお聞きすると、「平井家住宅が国指定のため、こちらも国指定を受けるのはむつかしい」という趣旨の回答。
- 茅葺きの屋敷の中央の入口および通路は、天皇が利用する扉。通路及び扉の前はまたいではいけない!
- またその右手の門は、武家の者たち(←“武家の者?”失念してしまいました)が利用する扉。
- いずれの扉も一般人は利用できない。解放されない。掃除のときに開くくらい。
成田線 JR滑河駅から輪行帰宅
雲行きが怪しくなってきたので、一気に南下します。
成田線JR滑河駅に到着。
上り電車が15分後に来るので、大急ぎでフェードイン!
今回のロードバイクのルート
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… #牛久市ID #稲敷市ID
〔この項、おしまい〕
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