茨城百景 謡曲桜川の桜と富谷観音
茨城百景 名称 | 謡曲桜川の桜と富谷観音 |
読み方 | ようきょくさくらがわのさくらととみやかんのん |
包含風景 | 磯部神社,月山寺 |
地域 | 茨城県桜川市 |
碑の現存 | 現存する |
実際の碑への記載 | 謡曲 桜川の桜と磯部月山寺 富谷観音 |
説明 | |
関連リンク | |
注釈 | 磯部神社は 磯部稲村神社 とも呼ばれます。 |
茨城百景 謡曲桜川の桜 / 桜川のサクラ
永享10年(1438)磯部稲村神社神主磯部祐行、関東管領足利持氏に花見噺「桜児物語」一巻を献上、この物語をもとに将軍足利義教が、世阿弥元清に謡曲を作らせたのが起こりと言われています。
水戸藩主徳川光圀は、この策桜川の桜を偕楽園の西南、見川の地に移植。八代将軍徳川吉宗は、元文02年(1737)大岡越前守忠相に命じ、吉野、桜川の桜を武州小金井に移植させました。 (→ #ぐるり茨城17 にて訪問 )
茨城百景 富谷観音
茨城百景 名称 | 謡曲桜川の桜と富谷観音 |
読み方 | ようきょくさくらがわのさくらととみやかんのん |
包含風景 | 磯部神社,月山寺 |
地域 | 茨城県桜川市 |
碑の現存 | 現存する |
実際の碑への記載 | 謡曲 桜川の桜と磯部月山寺 富谷観音 |
説明 | |
関連リンク | #岩瀬駅から石岡縦断19 Twitterにて更新 #冬の謡曲桜川の旅18 Twitterにて更新 |
注釈 | 磯部神社は 磯部稲村神社 とも呼ばれます。 |
富谷観音、小山寺(天台宗)〔茨城県桜川市〕は、岩瀬駅の北3.5キロ、富谷山の中腹にあり、天平07年(735)行基が開基したとあります。
三重塔は寛政06年(1465)に建てられたもので、国の重要文化財に指定されているほか、本堂、仁王門、鐘楼、十一面観音像は県の文化財に指定されています。 (→ #岩瀬駅から石岡縦断19 にて訪問 )
茨城百景 包含風景 磯部神社
磯部神社〔茨城県桜川市磯部〕は、水戸線羽黒駅から駅前県道257号を北へ約2キロ進んだ場所にあります。謡曲「桜川」の磯部寺は、この磯部神社のことで、神社の参道を桜の木々が立ち並ぶ様子は、桜の名称となって吉野に次いで名高いものとなりました。
境内には要石があり、鹿島神宮の要石とともに、常陸國を守護している、とされています。 (→ #冬の謡曲桜川の旅18 にて訪問 )
茨城百景 包含風景 月山寺
月山寺(がっさんじ)〔茨城県桜川市西小塙・磯部〕は、水戸線 羽黒駅から駅前通り県道257号を北へ約1キロにあります。
延暦15年(796)法相宗徳一大師が創建したと言われています。応永17年(1410)光栄の代に改築されました。10代恵賢は関ヶ原の戦いにおいて敵軍降伏を祈願し、その功績により徳川秀忠から寺領60石を与えられ、天台宗檀林として栄えました。
現在、広い境内には本堂、千手室、晩鐘等が筑波山に向かうように配置されています。(→ #冬の謡曲桜川の旅18 にて訪問 )