茨城百景 阿字ヶ浦
茨城百景 名称 | 阿字ヶ浦 |
読み方 | あじがうら |
包含風景 | 比観亭址,酒列磯前神社,海水浴場 |
地域 | 茨城県ひたちなか市 |
碑の現存 | 現存する |
実際の碑への記載 | 阿字ヶ浦 |
説明 | |
関連リンク | |
注釈 | 阿字ヶ浦 , 阿字ケ浦 |
・茨城県のサイトでは「阿宇ケ浦」と表記がありますが、ただしくは「阿字ヶ浦」であるため「阿字ヶ浦」で統一しています。 |
茨城百景 阿字ヶ浦
常磐線勝田駅を始発とするローカル線、ひたちなか海浜鉄道(旧 茨城交通湊線)。その終着駅は阿字ヶ浦駅です。
阿字ヶ浦駅から徒歩で10分ほど下ると見えてくるのが、阿字ヶ浦海岸です。海岸線沿いには旅館が建ち並び、海水浴シーズンはたいへん賑わいます。
波による砂浜の浸食が激しく、例年、海岸には砂が補充されています。
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— 中国語と日本語でつぶやきます (@tabi_koujin) July 15, 2019
茨城百景 包含風景 比観亭跡
阿字ヶ浦海岸を南に500mほど下ると、阿字ヶ浦海岸を眺め渡すことのできる「比観亭跡」があります。
この眺めに感動した徳川治保が日除けをこの地に作ることを指示。治保はさらに比観亭の「記」を作るように長久保赤水に命じたところ、赤水は「記」を「碑」と聞き間違え「碑文」を作ってしまったと伝えられています。
→ 阿字ヶ浦の科学万博のゴミ箱
茨城百景 包含風景 酒列磯前神社
比観亭跡の場所に沿うように大きな鳥居があり、本堂まで長く続く参道に導かれるのは「酒列磯前神社(さかつらいそさきじんじゃ)」。
祭神は少彦名命(すくなひこなのみこと)。少彦名命は医薬の神様、温泉の神、酒造の神です。薬関係の神であることから、医薬業関係者からの信仰を集めています。
徳川斉昭が腰掛けたという、「お腰かけの石」があります。
茨城百景 包含風景 海水浴場
阿字ヶ浦海水浴場はかつて、関東近郊から海水浴のため訪れるホットスポットでした。
その海水浴客を運ぶために設立されたのが、先のひたちなか海浜鉄道(旧 茨城交通湊線)です。海水浴シーズンは海岸線の旅館の数が示すとおり、たいへん賑わいます。
茨城百景の碑と並び、阿字ヶ浦海水浴場の開発の功労者である、黒澤忠次翁の銅像が建っています。