常陸太田市はどこへ行く? 051102

読売新聞〔YOMIURI ONLINE 茨城版〕の記事から。

常陸太田市の大久保太一市長は市内の日立電鉄線跡地を生活道路として活用する方針を示しました。 日立電鉄側は敷地を一括購入するよう市に要望。市は早ければ今年度中に跡地の購入予算と道路整備計画をまとめます。さらに常北太田駅の跡地について、JR常陸太田駅前再開発計画の一部として、電鉄側とさらに交渉する予定です。

 

夜に包まれていく常北太田駅(050331)

夜に包まれていく常北太田駅(050331)

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2005年3月31日に日立電鉄線が廃線になり、先日の報告ではJR水郡線の「上菅谷駅-常陸太田駅」区間の利用状況がよろしくない話が続いています。その中で、以前より常陸太田市の商業中心地域のひとつである、JR常北太田駅前の駅前再開発が検討されています。

常陸太田市は水戸光圀が晩年を迎えた「西山荘」や、光圀のお墓のある「瑞竜園」(現在は休園中)、大吊橋で有名な「竜神峡」、72年に一度「大祭禮」が行なわれる「西金砂」など、茨城県外に住むものにとって『歴史・自然のまち』といった感があります。

その訪問窓口としてのJR常陸太田駅では当初の規模を縮小しつつも、駅前を再開発するとのこと。
そうは言っても、JR常陸太田駅前からは中小の商業施設(モスバーガーやパチンコ屋)が撤退するなど求心力も弱く、かねてからの車社会化のますますの促進により、「上菅谷駅-常陸太田駅」区間の廃線の可能性がじわじわと忍び寄っているような気がします・・・(´=ω=`)。

 

 

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