旧筑波鉄道 雨引駅のコスモ星丸
雨引駅跡地にある、コスモ星丸のコンテナ
旧筑波鉄道の雨引駅(茨城県桜川市/旧真壁郡大和村)の跡地に日清フーズのコンテナが置かれています。
そのコンテナに怪しいコスモ星丸が(科学万博つくば85〔昭和60年/1985年〕のマスコットキャラクター)が描かれています。こういったイラストが描かれた昭和60年頃だと、デザインは手仕事で行なわれており、いかにも“人が描きました”みたいなものが多い時代でした。
国鉄常磐線土浦駅(茨城県土浦市)と、国鉄水戸線岩瀬駅(茨城県桜川市/旧 岩瀬町)を結んでいた鉄道。
主な駅に筑波山の麓、筑波駅(現在は筑波山口駅と改称)(茨城県つくば市/旧 筑波町)がある。かつてはこの筑波駅からバスやロープウェイ、ケーブルカーを使い、筑波山および筑波山神社に参拝していた。
昭和62年(1987)に筑波鉄道が廃線された後の現在は、線路跡地を活用したサイクリングロード「つくばりんりんロード」として整備されている。
旧筑波鉄道の雨引駅があった駅跡地付近に、冷凍車のコンテナ部分だけが残されています。
手書きで描かれたコスモ星丸
コンテナの側面下部分にはコスモ星丸のイラストが描かれており、科学万博つくば’85 が開催された昭和60年代の代物であることが伺いしれます。
それにしても怪しい星丸君です(^^;)。コスモ星丸のデザイン規定があるはずなのに、まったく似ていない星丸君・・・。
このページは、2003年03月22日時点の情報に基づいて、2005年02月21日に書かれています。
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#雨引駅 跡地にはまだ、 #科学万博 の #コスモ星丸 君のコンテナが残っているな。#expo85 #筑波鉄道 pic.twitter.com/K9Ffc5QUS2
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) May 3, 2017
#つくばりんりんロード 雨引休憩所 には、非公式の #コスモ星丸 のイラストが描かれた箱があります。#真壁でひなまつり20 #雨引駅跡 pic.twitter.com/QDkRvSGsOf
— 旅人幸甚 @新治郡千代田村 (@brand_kas) February 8, 2020
はじめまして、まやーと申します。
雨引駅跡のコンテナに描かれたコスモ星丸と同じ絵面の
物をグーグルマップに記載されている食堂の写真紹介で
見つけたのですが、当時は非公式のコスモ星丸のフォント?
と言うのか、そういう商材が非認証状態で出回っていたの
でしょうかね?
非公式のコスモ星丸も眼がおったまげ状態で愛嬌があると思いませんか?
>まやー様
こんにちは。
>当時は非公式のコスモ星丸のフォント?と言うのか、そういう商材が非認証状態で出回っていたの
でしょうかね?
科学万博つくば’85が開催された1985年(昭和60年)ころは、看板などにデザインするときは、ペンキと刷毛で作業するのがメインだったと思います。今でこそ、パソコンと大型プリンターを使ってテント幕に印刷したり、両面のりが付いた大きなシートに印刷したりできますが、あのころはアナログ作業全盛だったと思います。
ちなみに、Windowsパソコンが一般人が使えるレベルまで下りてきたのが「Windows95」の発売で、これは1995年に発売されました。DTP作業用のソフト「Photoshop」も、歴史を辿ると最初のバージョン「Photoshop 1.0」は1990年の発売だそうです。
また、1985年(昭和60年)の時代は、版権管理はされていたものの、その認識は甘く、「非公認」「非承認」でものがつくられ、売られることがある時代でした。ただ、取締はしているので、指導、逮捕などはありました。(あったと思います)
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返信ありがとうございます。
グーグルマップで鉾田市大和田にある「ともえ食堂」
の口コミや投稿された写真を見ていたのですが、
店内の写真に偶然写っていました。
拡大してみると、雨引駅跡のコンテナに書かれたもの
と非常に似ていたんです。
当時は、非公認のキャラクター等を一手に引き受けて印刷加工する業者でも居たのかもしれませんね。
たしかに、会場内でも非公認のお土産が売られていて科学博
協会と揉めていたという話も聞いたことがあります。
もし、よろしければ、投稿された写真に写っている
コスモ星丸をご覧になって下さい。