下り 常磐線で土浦駅 2番線ホームに降り立ち、土浦市街地方面を眺めると、右手にモール505が見えます。
モール505の土浦駅側の外観は、もともとこちら側から見られるような意匠設計(デザイン)では無いように感じます。
と言うのも、モール505の建物の手前は、今でこそ駐車場になっていますが、実はこの場所に「イトーヨーカドー(旧)土浦店」がありました。イトーヨーカドー旧土浦店がモール505の手前にあったため、モール505は土浦駅のホームからは見えなかったのです。
ここで言う イトーヨーカドー旧土浦店とは、土浦駅 西口とつながる今の「イトーヨーカドー(新)土浦店」の前身の姿です。
イトーヨーカドーが旧店舗の場所から現在の土浦駅前の場所に移転された結果、土浦駅周辺の商圏のあり方、お客の導線は大きく変わりました。
現在の土浦駅周辺の経済が低迷してしまった原因は、日本経済の低迷もありますが、イトーヨーカドーが店舗を土浦駅前に移したことも大きくかかわっている気がします。
土浦駅2番ホームからイトーヨーカドー旧土浦店方面を眺める
2001年11月03日に駐車場(イトーヨーカドー旧・土浦店跡地)を訪問
常磐線 土浦駅西口(2階)からペイデストリアンデッキで、新しいイトーヨーカドー土浦店とダイレクトにつながっています。
土浦駅西口右手の丸井土浦店横の道を常磐線沿いに歩いていくと、イトーヨーカドー旧・土浦店跡地(駐車場)に行くことができます。
2001年06月 防音パネルを取り付けているイトーヨーカドー旧・土浦店
イトーヨーカドー 旧・土浦店が駐車場になる約半年前の2001年06月。水戸に行く途中で降り立った土浦駅2番線で、イトーヨーカドー旧・土浦店の外観を撮影。
この時初めて、イトーヨーカドー旧・土浦店の建物が解体されることを知りました。
2001年09月 解体作業中のイトーヨーカドー 旧・土浦店の内部を激写!
2001年09月、筑波山からバスで土浦駅に帰ってきた時、イトーヨーカドー旧・土浦店の解体工事中の内部を撮影することができました。
これらの写真は、今となってはかなり貴重かもしれません。
この時はすでに、2階より上階部分の解体は終わっています。よって、空が見えています。
このページは、2001年06月02日、09月02日、11月03日、2003年05月05日、07月27日に取材した内容に基づいて書かれ、2003年08月23日に公開されています。
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