出張秩父夜祭りの旅22 2日目(最終日) | 秩父夜祭2022 大祭 221203
令和04年(2022)の秩父夜祭に初参戦を計画。12月02日の宵宮、03日の大祭の両日に訪問を計画したものの、宿の予約が取れなかったため、両日とも日帰り訪問することにしました。の2日目。
昨日(12月02日)の秩父への到着時間は午前11時到着でしたが、取材時間がぜんぜん足りませんでした。その反省を活かし、今日(12月03日)の本祭は、“なるべく早く”秩父に訪問することにします。
秩父夜祭会場 西武秩父駅へ向かう
朝7時前に家を出て電車を乗り継ぎ、途中のコンビニで朝食を調達し、西武鉄道所沢駅で特急ラビューに乗車します。本日乗車の特急券はスマホから購入したので座席指定もバッチリ。昨日は進行方向左手で日差しがまぶしすぎたので、右手のD席指定。線路は多少方角を変えるため多少の日差しはありますが、快適です。飯能駅でスイッチバック。
08:50 西武秩父駅到着。昨日より2時間早く、秩父に来ました。
昨日は駅構内、駅付近の撮影に時間をかけましたが、2日目の今日はpassして先を急ぎます。
御花畑駅 -秩父鉄道-
西武秩父駅から御花畑駅まで移動。
大通り ~ 屋台・笠鉾
所作 曳き踊り| 「菊づくし」 / 「雨の五郎」 |中町屋台
大通りでは中町屋台の曳き踊り(所作)が行われようとしています。長唄「菊づくし」と「雨の五郎」。
上町屋台が中町屋台を追い抜く
上町屋台が、中町屋台を追い抜きます。
上町屋台は聖人通りの交差点で、揉み合いを行ないます。
秩父神社
所作・曳き踊り | 「舌出し三番叟」 | 宮地屋台 | 11:22
宮地屋台 宮参りに行こうとする。神門前で曳き通り「舌出し三番叟」。
下郷笠鉾 | お宮参りのギリ廻し
御神馬
秩父鉄道 秩父駅前
秩父駅前に出店がたくさん出ている
秩父鉄道 秩父駅(地場産業センター)前 の広場では、出店がたくさん出ています。
お昼どきだったので、秩父そばの天ぷらそばをいただく。 そばがもっちりして美味しい
帰宅の夜行バスの支払い
今日03日も秩父から日帰りです。帰宅の交通手段は当初、鉄道利用を計画していました。しかし、特急の座席は、予約時点においてすべて完売でした。
そんな中、SNS上で秩父観光興業社による「夜行バス」の存在を知りました。この夜行バスは、23時秩父駅を出発。翌朝03時ころに、JRさいたま新都心駅まで行くのです。代金は5500円(税込)。
23時 秩父駅前を出発 → 翌03時ころ JRさいたま新都心駅 着
料金:大人5500円(税込)
明け方03時ころにさいたま新都心に到着してどうするのか?と言う疑問はありましたが、秩父の山奥で日が明けるのを待つよりはいいだろう、と言うことで、この帰宅方法を選択したのです。料金の支払いはこの当日、秩父駅前にある秩父ツアーセンターで支払う、と言うものでした。
秩父まつり会館
13:15 秩父まつり会館 に訪問。
この秩父まつり会館は、昭和の終わりころの昭和59年(1984)に開館しました。ほぼ実寸大であろう笠鉾と屋台が展示されており、係員の方が丁寧に説明してくださいます。また、360度のパノラマ動画も流され、まつりが開催されていない時期でも秩父夜祭の雰囲気を楽しめます。
秩父には笠鉾2基、屋台が4基がありますが、それらをぱっと見ても「普通の山車」にしか見えません。
笠鉾は本来、真柱が立ち、3層の花笠による構造です。その上に万燈(まんとう)などが立つことで高さが16mにもなるとか。町中を曳く際に花笠の部分が電線が触れてしまうことから花笠を切り詰めることで、現在の山車のようなスタイルに落ち着いたそうです。
秩父神社
秩父神社境内において、宮地屋台で「屋台芝居上演」が行なわれていました。しかし、間一髪、タイミングが合わず。舞台の解体シーンを見学します。
秩父神社に隣接する妙見の森公園では、下郷笠鉾が休憩しています。 1203
大通り
15時。本町交差点で、中近笠鉾がギリ廻しを行ないます。
御花畑駅 立ち食い
小腹が減ったところ、御花畑駅を通ると立ち食いそば屋。繁盛しています。天ぷらそば 600円
御旅所
15時30分。秩父神社御旅所のエリアまで来ます。このエリアは17時30分くらいから立ち入り禁止区域となります。
神社神輿、屋台・笠鉾の巡行
夜の巡行に備え準備をする、中町屋台と本町屋台、上町屋台を観て回ります。
18時ころより、神社神輿を先頭に、各町の屋台・笠鉾が秩父神社方面から市内を巡行します。向かうは御旅所。巡行する道路はすでに混雑が始まり、思った通りの方向に進むことすら困難になりつつあります。DJポリスから「立ち止まらないように」という放送も流れます。また、各所で交通規制が始まり、祭が終わるまで思い通りに移動できない危険性も出てきました。
今回は先頭の神社神輿だけを追い、屋台・笠鉾の巡行シーンの撮影はキャンセル。このまま団子坂方面に入ります。
秩父餅 (株式会社水戸屋本店)・・・やわらかくておいしい。
団子坂 :屋台・笠鉾の曳き上げ
団子坂での屋台・笠鉾の撮影は困難
団子坂での撮影はたいへん困難です。まず、一般(無料)の人は御旅所のあるエリア、市役所の駐車場にあたるエリアは立ち入れません。唯一立ち入れるのは、駐車場に則した秩父公園のみ。ここはたいへん場所が狭く、公園内のすべり台などの遊具はブルーシートに覆われ、上ること(上って撮影)はできません。なので、前の方で観覧、撮影しなければならないのですが、前日夜から座席シート貼りが始まっていて、後から来ても良い席を確保することは困難です。
↓ 昼間の秩父公園
最初の屋台が団子坂を上ってくるのは、20時過ぎ(タイムスケジュール的には20時10分から)。俺っちは19時台には秩父公園入りしましたが、秩父公園内はすでに人で混雑してます。無理のない範囲で前の方に行き、屋台が団子坂を上ってくるまで1時間待機するところから始まります。このタイミングでトイレなどに行ったら場所の確保もできません。昼過ぎくらいからトイレが近くならないよう、水分の過剰な摂取を控えていました。
動画:団子坂を曳き上げる屋台・笠鉾
団子坂では、神社神輿が巡行した後、下記の順番で笠鉾、屋台が曳き上げられます。
下記のサムネイルをクリックすると、各町の屋台・笠鉾の団子坂曳き上げのページに飛びます。
※このリンクは、新しいタブが開きます
秩父の夜祭はまだ続く
時刻は22時を回ります。帰りの夜行バスの集合時間が22時50分なので、このくらいのタイミングで秩父公園を後にします。早めに出発して正解。途中の御花畑駅の道路が通行規制となっており、足止めを食らいます。
途中の道路も出店の後片付けや、交通規制解除で一般車が道路に入ってきたりで思うように道を歩くことができません。22時45分にギリギリバス乗り場に到着。夜行バスに乗り、さいたま新都心に帰るのでした。
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… #秩父市
〔 この項 おしまい 〕
〔 2日 秩父夜祭 宵宮 にもどる 〕
- 動画「秩父屋台囃子 〔演奏: 唐破風〕| 埼玉県立歴史と民俗の博物館」をUPしました!
- #出張秩父夜祭の旅22 Twitterによる更新
昨日見つけていた、御花畑駅 駅前の格安コインロッカー(200円/回)。ここに、すぐには使わない荷物を入れます。夕方にもう一度、荷物の入れ替えに来ました。行動するとき、荷物は小さく、軽くします。