袋田/大子 ホテル河鹿園は閉館していた
令和02年12月18日(金)から20日(日)まで、茨城県県北地方の山に登山するための旅に出ました。
2日目の今日(12/19)は、宿泊先のJR水戸駅から水郡線で袋田駅まで北上します。本日の目標は、生瀬富士(なませふじ/標高406m)登山です。
2019年の台風19号の被害により、袋田駅-常陸大子駅区間の久慈川第6橋梁が流出してしまいました。そのため、水郡線水戸駅発下り方面は、袋田駅が臨時の終点となっています。
袋田地域では過去に何度か、宿泊地として利用させてもらっています。
風の噂に聞いていたのは、JR袋田駅から徒歩5分程度の場所にある『ホテル河鹿園』〔茨城県久慈郡大子町大字袋田〕が「営業していない」という噂です。何でも先の台風19号の被害を受けたとか。
宿泊予約サイト上では確かに、宿泊予約の受け入れをしていない様子です。
また、直営サイトもエラーになってしまい、閲覧することができない。
水郡線で袋田駅に到着した際、まず最初に『ホテル河鹿園』に直接訪問することにしました。
水郡線でJR袋田駅に到着する
令和02年(2020)は、春先から流行し始めた新型コロナウイルス(Covid-19)の影響で、外出する機会が減ってしまいました。
07月04日、水戸駅発下り水郡線の終点が、西金駅から袋田駅まで延伸されました。その翌日05日、袋田駅に訪問しており、その日以来の袋田駅です。〔 → #復活!袋田の旅20 〕
袋田駅前のホテル河鹿園の看板は今まで通り設置されており、営業の有無は判断できない。
静まりかえる ホテル河鹿園
袋田駅からホテル河鹿園方面に歩いてくると、道路側からはホテルの敷地内の様子が判断できません。看板自体がちょっと劣化しているのは、以前から。
話を伺うために、敷地内に進ませてもらう
俺っちは以前、この『ホテル河鹿園』を利用させてもらったユーザーであり、話を伺うために敷地の中に入っていきました。
すると、本館は静まりかえり、右手の離れ(お座敷があった建物。以前、自転車を置かせてもらった建物)は、鉄骨の駆体だけになっていました。
どこをどう見ても『ホテル河鹿園』は営業しているようには見えません。
俺っちも「大人」なので、建物の中に入る(不法侵入)ような年齢でもないし、いけないことであると判断できます。
『ホテル河鹿園』がすでに営業していない事実は分かったので、撤退することにしました。おじゃましました。
滝本方面で話を聞いた
のちほど、滝本方面(袋田の滝がある地域)のとあるお店で『ホテル河鹿園』の事を質問しました。※だれから聞いたとか書くと角が立つこともあると思うので、取材元は表記しません。
その方のお話によると、
- 台風19号で『ホテル河鹿園』は水害に遭ってしまった
- 被害が甚大であり、ホテルの営業は断念したみたいだ
- ホテルのオーナー(都内の法人?らしい)はこちら(茨城側)にいないので、事業継続の意思などの詳細は分からない。
とのことでした。
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… #大子町ID
震災から回復する、ホテル河鹿園
※2016年(平成28年)10月の「茨城紅葉の旅2016」で訪問したときのアーカイブです。
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『ホテル河鹿園』は一度泊まらせてもらったことがあります。
宿泊時にホテルの方からは、「3.11の東日本大震災の被害を乗り越え、これから徐々に活動を盛り返している」と言うお話を聞いていたので、もしこのまま廃業となると、ちょっとさみしいな~と思いました。
また最後になりましたが、台風の被害に遭われましたことを、深くお見舞い申し上げます。関係者の方々がご無事であられますことを、深く希望、お祈り申し上げます。
以前、宿泊させていただき、ありがとうございました。