一年経ってもぶっこわれたままだった水戸駅前デッキ~東日本大震災の被害の深さ

一年経ってもぶっこわれたままだった水戸駅前デッキ~東日本大震災の被害の深さ

一年経ってもぶっこわれたままだった水戸駅前デッキ~東日本大震災の被害の深さ

2011年(平成23年)03月11日午後15時になろうとしていたころに発生した『東日本大震災』。ぐらぐらとゆっくり揺り動かしたあの地震で、たくさんの被害が発生しました。また、多くの方々被災され、けがを負われたり、亡くなられたりしました。

被災されました方々にお見舞い申し上げます。
また、亡くなられた方々に、お悔やみを申し上げます。

あの地震からもうすぐ10年が経過しようとしています。

水戸市街地での東日本大震災による被災

水戸市内でもまた、東日本大震災で被災状況を目で確認することができました。

水戸京成ホテル

水戸京成ホテルの外壁タイルが落下していました。震災から半年が経過しているのに、まだ補習されていないことに驚きました。

水戸京成ホテル建物壁面のタイルが落下している。震災から半年が経過するのに、まだ補修されることはなかった。

水戸京成ホテル
建物壁面のタイルが落下している。震災から半年が経過するのに、まだ補修されることはなかった。

 

水戸 弘道館

水戸藩 藩校であった弘道館正庁〔茨城県水戸市三の丸〕も被災しました。
震災から1年が経過しているのにもかかわらず、弘道館 正庁の外壁の補修がなされておりませんでした。弘道館の補修、修理に手が回らないほど、各地で震災の補修がなされていたことを証明するものでした。

被災崩壊した弘道館正庁東日本大震災(2011)の翌年2012年に訪問。まだこの時は修繕前で、弘道館の敷地内への入館は制限がありました。

被災崩壊した弘道館正庁
東日本大震災(2011)の翌年2012年に訪問。まだこの時は修繕前で、弘道館の敷地内への入館は制限がありました。

 

八掛堂

弘道館 八掛堂は碑覆堂には被害がなかったものの、弘道館記碑自体に大きな被害がありました。2013年(平成25年)に修理が完了します。

弘道館記碑 / 昭和の修復部分も改めて歴史に基づき修復される。

弘道館記碑 / 昭和の修復部分も改めて歴史に基づき修復される。

 

JR水戸駅 南口 ペデストリアンデッキ 通路が壊れたままだった

JR水戸駅の南口は、茨城県庁方面へと続く、県を代表すると言っても過言ではない公共の窓口、顔です。南口バス停から茨城県庁へ路線バス、直通バスが運行されているくらいです。

JR水戸駅 南口 (2012年撮影)/ 家電量販店ビックカメラやヤマダ電機が進出しました。

JR水戸駅 南口 (2012年撮影)/ 家電量販店ビックカメラやヤマダ電機が進出しました。

 

水戸駅 南口のバスロータリー

水戸駅南口からは、茨城県庁行きの路線バスや直通バスが運行されています。
そしてまた、そのバスロータリーで自転車輪行をさせていただいております。

 

水戸駅南口 ペデストリアンデッキの被災状況

東日本大震災からまもなく1年が経過しようとしている、2012年(平成24年)02月。
水戸駅南口に降り立ちましたが、県の顔とも言えるその南口にてまだ、被災したペデストリアンデッキの修理が完了していませんでした。

水戸駅南口 / 駅前広場(デッキ)の災害復旧工事。

水戸駅南口 / 駅前広場(デッキ)の災害復旧工事。

案内板によると、「平成24年(2012)03月15日まで」災害復旧工事が行われるようです。

デッキ側面から見ると、橋を保護しているのが分かる。

デッキ側面から見ると、橋を保護しているのが分かる。

ペデストリアンデッキは10センチほどのずれが発生している。

ペデストリアンデッキは10センチほどのずれが発生している。

幸甚

水戸駅南口は茨城県庁がある茨城県の窓口なのに、それでも修復に1年かかってしまったんだ!

 

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〔 この項おしまい 〕