共楽館(日立武道館)~日立鉱山労働者の娯楽施設
日立市指定有形文化財 (建造物第三号) 平成21年09月30日指定
国登録有形文化財 (建造物 登録番号08-0006) 平成11年07月08日登録
管理者 日立市教育委員会
大正06年(1917)に竣工した共楽館は、日立鉱山の従業員とその家族のための福利厚生施設である。鉱山従業員による設計で、西洋の建築技術を取り入れつつ日本の伝統的な建築意匠を配した、和洋折衷の大型木造建築物である。歌舞伎の上演を想定して建設されたため、館内には回り舞台と格納型の花道があった。
大きさは、建坪約338坪、間口16間、奥行き21.5間、高さ約9.2間、建設費は35,000円という。一階は土間に長椅子がおかれ、不要なときは片付けられた。二階は桟敷。定員は合計で980人であった。
周辺住民にも開放され、地域の文化振興に寄与した。現在は武道館として改造されたが、建設当時の外観をよく残しており、日立鉱山発展を示す産業遺産として貴重な施設である。
共楽館で「日立鉱山」に興味を持った
俺っちが、『日立鉱山』関連に興味を持ったきっかけは、イトーヨーカドー日立店で開催された展示展『ふるさと日立と共に』です。
2017年(平成29年)11月21日~26日の期間、イトーヨーカドー日立店〔茨城県日立市〕で、NPO法人 共楽館を考える集い主催による『 共楽館創建100周年記念パネル展』が開催されました。
同展示展は、映画「ある町の高い煙突」の映画化を記念した側面もあり、最終日26日は松村克弥監督も来場され、トークショーが行なわれました。
共楽館(日立武道館)を見学する
今回の登山旅( #袋田の山の旅20 )初日は、日立市にやってきました。
最初は、日鉱記念館〔茨城県日立市宮田町〕を見学。
帰りのバスで、日立武道館前で下車しました。
共楽館(日立武道館)〔茨城県日立市白銀町〕へは16時過ぎの訪問。入館するのは初めてです。係の方に館内を一緒に回っていただき、順を追って説明していただけました。
急な訪問(予約もしていない)にも関わらず、丁寧に説明、ご案内をいただきました。
現地でもお礼を言いましたが、改めて御礼申し上げます。
酒吞みが禁酒したため、生まれた娯楽施設だった
日立鉱山で働く者たち(鉱夫)は飲酒賭博を娯楽としていました。
飲酒により、けんかをしたり、翌日の仕事を休んだり、二日酔いで仕事をするためけがをしたり、様々な弊害が見られました。
昭和05年(1930)からはじまった『禁酒会』の活動により、会員数は4500人にも達しました。禁酒は当然とする代わりに、娯楽として映画・演劇・講演会などの開催のため共楽館が誕生しました。
また、禁酒会貯金や会報の発行、ポスター・チラシの配布活動なども行ないます。
アクセス:共楽館 / 日立武道館
住所:茨城県日立市白銀町2丁目21−15
JR日立駅 中央口から東河内行きのバスに乗車し、バス停「武道館前」で下車。
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