ホテルルートイン日立多賀~規格が違う、20年前のルートイン
令和02年(2020)11月末の3連休。
自転車輪行で、茨城県北地方の紅葉を確認しに登山旅に出かけました。〔 #茨城紅葉登山旅20 〕
2日目はJR磯原駅から自転車で花園山クライムをし、花園山、栄蔵室を徒歩登山。
輪行でJR常陸多賀駅に戻ってきます。
Gotoトラベルキャンペーン
政府が主導する『Gotoトラベルキャンペーン』により、キャンペーンに対応したサイトから予約をすると、宿泊費に補助金が充てられ、通常の宿泊費より安価に泊まることができます。
2020年の春先から流行した新型コロナウイルス(Covid-19)は、まだ終息しておりません。しかし、「経済を回すことも重要」との見解から、Gotoトラベルキャンペーンが進められています。
一定の宿泊費の補助のほか、商品券である「地域共通クーポン」も受領することができ、対応した店舗で食事やお土産を購入することができます。
今回宿泊する「ホテルルートイン日立多賀」では、当日の宿泊費が約6500円。クーポン利用が約2500円だったので、実質4000円程度で宿泊することができました。
また、地域共通クーポンは1000円分、提供されました。相殺したと考えると、3000円で泊まることができた、と理解することができます。
最寄り駅 常磐線 JR常陸多賀駅:ホテルルートイン日立多賀
ホテルルートイン日立多賀〔茨城県日立市多賀町〕の最寄り駅は、常磐線JR常陸多賀駅。
昨日の宿泊に引き続いての、常陸多賀駅利用です。
駐車場:ホテルルートイン日立多賀
ホテルルートインは鉄道駅から離れた国道沿い、県道沿いにロケーションをとることが多く、自家用車での利用を大前提にして計画されています。今回宿泊した日立多賀店は、JR常陸多賀駅から距離にして1km以下の場所ですが、約80台分の無料駐車場を用意しています。
シンボルマーク:ホテルルートイン日立多賀
ホテルルートインのシンボルカラーは、グリーン。
ホテルに取付けられるロゴの照明カラーも、グリーンの文字が神々しく光っているのを想像する方が多いと思います。
しかし、こちらのホテルルートイン日立多賀では、様子がちょっと異なります。
屋上部分の「ホテルルートイン」の文字に、いつものグリーンカラーがない。
こちらの日立多賀店は、約20年ほど前に建てられた建物とのこと。
現在のシンボリックカラーの「グリーン」が適用される前の建物なのでしょう。おそらく、しばらくすればメンテナンスが入り、皆が知るあの「グリーン色」が提供された看板に付け替えられるはずです。
部屋設備:ホテルルートイン日立多賀
ホテルルートインの設備は「完璧に統一、規格化」されていることが特徴です。
ところがやはり、約20年前に建てられ、作られた内装はどこか、いつものホテルルートインとは異なります。
空調 単一ダクト方式:ホテルルートイン日立多賀
単一ダクト方式(一カ所で熱源を作り、各部屋に送風する)のため、部屋ごとに温度を調整することがむつかしい。
カラオケ屋さんで言うと、『ビッグエコー』は部屋ごとに空調設備をもち、部屋ごとに温度を調整できる。
『カラオケ館』は、単一ダクト方式。建物やフロアごとに熱源をもち、そこで作られた熱量をダクトで送風するため個室ごとの温度コントロールが難しい。
※すべての店舗での話ではありません。著者がかつて訪問したビッグエコー、カラオケ館において、上記の方式がほぼ該当していたため、このように記載いたしました。
ユニットバス:ホテルルートイン日立多賀
ホテルルートインには大浴場が用意されているため、個室のユニットバスのバス部分を利用することはあまり多くありません。
この建物が運用されて20数年。(意地悪く)よーく見ると、劣化を感じられる。
館内設備:ホテルルートイン日立多賀
コインランドリー
自動販売機
お休みどころ/マッサージ器
大浴場:ホテルルートイン日立多賀
ラジウム人工温泉『旅人の湯』
営業時間 男女別 15:00~2:00 , 5:00~10:00
朝食:ホテルルートイン日立多賀
朝食レストラン「花茶屋」(和洋バイキング)
営業時間 6:30 ~ 9:00
- 入場時のアルコール消毒
- (食事時以外の)マスクの着用
- (使い捨て)手袋の使用
座る位置が密にならないように、各テーブルには「スペースを空けて座るよう」シートが貼られています。
ただ、どうしても団体さんや、家族連れなどは密になり、会話もあったりします。気になる方は場所を移動するしかありません。
前夜、地震でエレベーターが停まっていた
チェックイン日(22日)の19時過ぎに震度5弱の地震がありました。
その関係で、エレベーター(一基)が停止してしまい、EVの検査待ちのためチェックイン時から23時くらいまでEVを使用することができませんでした。
宿泊階まで、屋外の非常階段を使って移動するのがたいへんでした。
ホテル関係者の方が荷物を持って一緒に上がっていただけたのは、助かりました。
20年近く経過したホテルルートイン日立多賀でしたが、きれいに清掃され、大事に運用されていることが実感できました。こちらのホテルが、今の仕様にメンテナンスされることはあるのでしょうか?
現在、日立市を代表する(した)日立系の会社が元気がありません。
常陸多賀駅周辺も、コロナウイルスの影響もあってか、「入居者募集」の店舗も多く見受けられました。
そんな日立多賀の経済を心配しながら、最終日の旅に出ました。
泊めていただき、ありがとうございました!
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