「関東ふれあいの道」のボードって、更新されてなくなくない?
関東圏で、田舎道(褒め言葉です!)を散策していると時たま出会う、「関東ふれあいの道」。それは石(碑)であったり、案内板であったり、ボードであったり。
こういった『表示板』って、作ったら作りっぱなしという事例が少なくありません。汚れてしまったり、壊されてしまったり。そしてそのまま放置。ということも少なくありません。
だけど、「関東ふれあいの道」の「ボードVer.」って最近、更新作業が始まっていませんか?という話です。
「関東ふれあいの道」は「首都圏自然歩道」とも呼ばれ、関東地方の一都六県をぐるりと一周する長距離自然歩道のことです。総延長距離は1799キロメートル。東京八王子の梅の木平を起終点に、高尾山、奥多摩、秩父、妙義山、太平山、筑波山、九十九里浜、房総、三浦半島、丹沢などを結び、美しい自然を楽しむばかりでは無く、歴史や文化遺産にふれあうことのできる道です。多くの人々が楽しめるよう、10キロメートル前後に区切った日帰りコースを160コース設定しています。
茨城県のコースでは、御前山から笠間、筑波山研究学園都市を経て、霞ヶ浦に至る延長255キロメートル、全18のコースにより形成されています。
- 青少年旅行村のあるみち
- 杉並木の美しいみち
- 伝説の山と僧兵ゆかりのみち
- 焼物とお稲荷さんへのみち
- 自然林をあるくみち
- 観音様を訪ねるみち
- 御嶽山から板東24番札所へのみち
- 筑波連山縦走のみち(1)
- 筑波連山縦走のみち(2)
- 筑波山頂めぐりのみち:筑波山
- 筑波山めぐりから旧参道へのみち
- 果樹園のみち
- 果樹の里のみち
- 寺社めぐりと田園風景のみち
- 学園都市のみち
- 予科練ゆかりのみち
- 水の恵みを知るみち
- 水の恵みと水田地帯のみち
偶然出会う、「関東ふれあいの道」
設定された「関東ふれあいの道」のコース上には、前述の碑や案内板、ボードが設置されています。ワタクシがあちこち訪問すると、偶発的に出会うことが多くありました。
筑波山 薬王院コースで出会ったボード
印象に残っているのは、2018年(平成30年)11月、筑波山男体山〔茨城県つくば市〕を下山する際、裏側のコースである「薬王院コース」を下山しているときでした。
下山開始時刻が遅く、また、11月の時期ともあり、早々に日が落ちてきました。(想定内のできごとです)
安全を最優先にしながら下山すると、車道に合流することができ、身の安全(大げさ!)を確保でき、iPhoneのMAP機能を頼りながら、椎尾山薬王院〔茨城県桜川市真壁町椎尾〕、最寄りのバス停に向かっていました。
このときの最寄りバス停は、旧筑波鉄道の廃線跡である酒寄駅跡地にできた、バス停「旧酒寄駅跡」(桜川市バス ヤマザクラGO路線)。
酒寄駅に向かう細い山道(山道)。路面はコンクリート(アスファルト)で整備されています。ただ、勾配はきつく、この道が古い道であることが感じ取れます。
その道中、「関東ふれあいの道」のボードを発見しました!
こんな狭い山道が「関東ふれあいの道」のコース上だったことに驚きつつ、ボード上には昭和62年(1987)に廃線となった『筑波鉄道 筑波線』の文字もあり、「こんな古いものが、まだ残っているんだ~」と思いました。
このときは無事、バス停にたどり着き、路線バスに乗車することができ、バス停筑波山口駅(筑波鉄道 筑波駅)まで戻ることができました。
令和になって、薬王院に再訪する
時を超えて令和になった、令和02年09月01日。
桜川市真壁町の五所駒瀧神社で執り行われた「かったて祭り」の翌日、ロードバイクで真壁町からつくば市、土浦市方面へ南下していました。
(日が明るいうちに)訪問したかった薬王院に再訪することができ、筑波山を下山していると、前述の山道に合流しました。「たぶん、この道、来たことがある!」と思ったくらい、偶然にこの道を選択していたのでした。
やっぱりか、「関東ふれあいの道」のボードがある場所に来ると、見た目に違和感。
よく見ると、「関東ふれあいの道」が新しいボード(規格)に更新されているではないですか!?
こちら(↓)は、2018年11月撮影のもの。同じ場所に設置されていたボードです。
霞ヶ浦高等学校〔茨城県稲敷郡阿見町大字青宿〕前の「関東ふれあいの道」のボードは、まだ更新されていませんでした。(2020年10月撮影)
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