年間の観光客が多いのはどの市町村だ!?~いばらき観光マイスターへの道20
令和02年度の「いばらき観光マイスター」認定試験の合格を目指し、茨城を探っていきます。
今回は「年間観光入込客数」の目線から、見ていきます。
使用する資料は「H29年度改訂版 いばらき観光マイスターガイドブック」から。
こちらの資料では、茨城県内の各市町村ごとの「年間観光入込客数」を公表しています。
この「客数」のベスト5を調べました
ワタクシの順位予想
茨城県と言えば、県庁所在地のある「水戸市」は観光名所のランキングから外すことはできないでしょう。TVのCMや特集で見かける、国営ひたち海浜公園がある「ひたちなか市」もランキング入りしそう。
我が「土浦市」の花火大会、土浦全国花火競技大会も70万人を集める、と言われています。
つくばエクスプレスが開業してからの、筑波山、筑波山神社、梅林も有名です。
そんな予想をしてからの、発表です!
第5位 潮来市:3,428,000人
第5位にランクインしたのは、あやめまつり「水郷潮来あやめまつり大会」で有名な、潮来市です。
主なイベントが、約1ヶ月間の「あやめまつり」でありながら、堂々の5位に入りました。
第4位 笠間市:3,521,000人
第4位は笠間市。
笠間の稲荷神社や、GW期間中に開催される笠間焼の陶炎祭(ひまつり)は有名です。
また、つつじまつりなど、期間もののイベント、年間を通した観光に強かったことになります。
笠間-水戸の観光連携も強みだったのかと思います。
第3位 水戸市:3,674,000人
第3位は早くも、県庁所在地「水戸市」が出てきました。
水戸の偕楽園、千波湖、歴史館、美術館等、季節、年間を通した観光客がカウントされました。
第2位 ひたちなか市:3,776,000人
第2位は「ひたちなか市」です。
県外から見ると、茨城県ひたちなか市はそれほど強い印象は感じられないのですが、ネモフィラを始めとした国営のひたち海浜公園が多くの観光客を集めたものと思われます。
那珂湊のおさかな市場も強い。
阿字ヶ浦、平磯海岸、姥の懐辺りの海水浴場は期間限定でも、多くの観光客を呼ぶのでしょう。
夏場のROCK IN JAPAN FESTIVAL (ロック・インジャパン・フェスティバル)は、周辺地域の宿泊地を埋め尽くすのを何度も体感しているので、強いイベントだな~と感じることができます。
第1位 大洗町:4,441,000人
第1位はなんと「大洗町」!。
大洗海岸を始めとする、海水浴場は有名。キャンプ場もあります。
アクアワールド大洗水族館は、老若男女、年間を通して集客力があります。
ガールズ&パンツァー(通称:ガルパン)イベントは多くのファンを呼び集めるイベントです。
個人的に推測するのは、大洗フェリーでの移動客もこの「年間観光入込客数」にカウントしているんじゃないか?と思っています。
ランク外の考察
土浦市 / つくば市
残念ながら、我が「土浦市」は13位(1,460,000人)。
「つくば市」は6位(3,320,000人)でベスト5にギリギリ漏れてしまいました。
小美玉市
大洗町(1位)の項で、「フェリーを利用した移動客も、(大洗町の観光客として)カウントしているのでは?」と書きました。
茨城空港のある「小美玉市」は10位(1,912,000人)となっており、石岡のおまつりのある「石岡市」14位(1,351,000人)よりも多いです。失礼ながら、石岡市よりも、小美玉市が目的で訪れる観光客が多いとは考えづらいです。
10位となった小美玉市の場合、飛行機でINした人数も観光客としてカウントしているのでは?という私の推測は、ここから来ています。
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