土浦駅前通りのワールドカップが、上野駅前にもあった話

土浦駅前通りのワールドカップが、上野駅前にもあった話_東京都台東区上野

土浦駅前通りのワールドカップが、上野駅前にもあった話

常磐線 JR土浦駅西口を亀城公園方面へ進む、目抜き通り。
ビジネスホテル ベルズイン土浦の前に一風変わった、居酒屋がありました。

その名は、ワールドカップ

2000年初頭、まだサッカーのワールドカップ熱が熱かったころ、その店の前にはヴェルディ川崎(東京ヴェルディ)やサッカー日本代表で名をはせた、ラモス瑠偉選手の写真を大々的に使った幕も張られていました。

そのお店は、焼き肉居酒屋のような営業を行なっており、店頭には七輪が置かれていたようにもおぼえています。

その後、「ワールドカップ」という店名が、サッカー関連の商標に引っかかったようで、店名を「チャンピオン」に変更しました。(2020年現在は、オーナーが変わったらしく、さらに別の店名となっています)

ワールドカップ土浦店(2012年撮影)

ワールドカップ土浦店(2012年撮影)

その「ワールドカップ」時代。
ワタクシ幸甚は、台東区を職場としており、日夜JR上野駅を利用しておりました。

台東区役所、台東警察署方面からJR上野駅方面に歩いた際、漢方薬の薬局があり、吉野家へとつながります。その吉野家が入っているビル「(現)Ge上野駅前ビル」〔東京都台東区上野〕の2階に、どこかで見慣れた店がオープンしました。

その名も、「ワールドカップ 上野店」。

夜の「上野ワールドカップ」。看板を直していないので、ライトアップで旧店舗の名前が浮かび上がる。(2012年撮影)

夜の「上野ワールドカップ」。看板を直していないので、ライトアップで旧店舗の名前が浮かび上がる。(2012年撮影)

店の外装や貼られているチラシからも、土浦のワールドカップに似ており、同じオーナーであろうと推測できます。なぜか、外装の看板は新しくせず、以前の店「焼肉釜山」が残ったままです。いわゆる、居抜き、って感じです。

階段に貼られたポスターの雰囲気は、土浦ワールドカップに似ている。

階段に貼られたポスターの雰囲気は、土浦ワールドカップに似ている。

一人で入店する勇気がなかったので、当時の上司を丸め込み、潜入調査をすることになりました。

入店して分かったのは、やっぱりオーナーは、土浦のワールドカップで見かけた店主でした。かくかくしかじかで、土浦のお店をよく知っています。などと会話しました。

写真の女の子は、ワールドカップ上野店の店員さん。右は当時の上司。

写真の女の子は、ワールドカップ上野店の店員さん。右は当時の上司。

残念ながら、上野ワールドカップはその訪問一回だけでして、気がついたら、ビルの2階はいつの間にか違うお店になっていました。

 

そして、土浦にあったワールドカップ(チャンピオン)も、いつの間にか違うお店になってしまいました。

風のウワサでは、店主は水戸在住らしく、店を引き払って水戸に帰った(?)らしい、とのことです。

この前、上野駅に訪問の際、上野ワールドカップのことを思い出し、ちょっと見に行って思い出しました。