茨城県の大井川県知事が、茨城空港の高速バス「500円補助」をやめるってよ_200123

茨城空港_小美玉市_高速バス_500円

茨城県の大井川県知事が、茨城空港の高速バス「500円補助」をやめるってよ

タイトルの「茨城県の大井川県知事が、茨城空港の 高速バス「 500円 補助」をやめるってよ」は、小説、映画にもなった「桐島、部活やめるってよ」のゴロを使用しただけであり、県知事の行政を批判したり、あおるような意味合いではありませんことを、ここに明白にしておきます。

ニュースの背景

茨城空港〔茨城県小美玉市百里・与沢〕の利用促進のため、東京駅と茨城空港を直行で結ぶ 高速バス の利用料金「1530円」のうち、「500円」で乗車できるよう、差額分を茨城県が負担する、というもの。

【 茨城空港 / 百里基地〔茨城県小美玉市百里・与沢〕 】<br>橋本昌県知事時代の成果のひとつ。“陸の孤島”と言われて久しい側面もあります。

【 茨城空港 / 百里基地〔茨城県小美玉市百里・与沢〕 】
橋本昌県知事時代の成果のひとつ。“陸の孤島”と言われて久しい側面もあります。

 

茨城空港 とは・・・

茨城空港は、今の小美玉市にある防衛省・航空自衛隊の飛行場「百里基地(ひゃくりきち)/百里飛行場(ひゃくりひこうじょう)」を民間共用させたものです。
先の県知事である、橋本昌(はしもとまさる)〔任期:平成05年(1993)-平成29年(2017)〕県知事時代に、百里基地の民間共用化の話が大きく進み、平成22年(2010)から茨城空港として営業が開始されました。
茨城空港の開港から令和02年(2020)をもって、開港10周年となります。

茨城空港展望デッキ。以前は左手百里基地側を見せないようにガラスに細工がしてありました。

茨城空港展望デッキ。以前は左手百里基地側を見せないようにガラスに細工がしてありました。

茨城空港敷地内には、茨城空港公園(航空広場)があり、戦闘機(モデル)が展示されています。

茨城空港敷地内には、茨城空港公園(航空広場)があり、戦闘機(モデル)が展示されています。

茨城空港 当初の評価

茨城空港の建設当初、「茨城空港の需要は少ないであろう」と否定的な意見が多くありました。その中での営業開始であり、開港時は国内線の定期便が無い状態でした。
のちにスカイマークが、神戸線を就航するようになりました。

 

現在(令和02年01月)の茨城空港の時刻表

茨城空港は、国内線、国際線も地方空港の割には、まあまあ便数があるのではないでしょうか。

2015年度乗降客数は、全国91空港中、42位。着陸回数は2489回で、全国114空港中、60位。(Wikiより)

とのことなので、全国で真ん中くらいの実働実績があることになります。

コンパクトな茨城空港 入出国フロア。

コンパクトな茨城空港 入出国フロア。

地方空港なので、頻繁に離発着はありません。

地方空港なので、頻繁に離発着はありません。

 

茨城空港 直行連絡バス の補助金を打ち切る と発表したことの発端

茨城県の大井川和彦(おおいがわかずひこ)知事〔任期:平成29年(2017-)〕は「( 500円 高速バス )利用者が、地元で消費することなく東京に行っている懸念がある」との理由で、来年度から、高速バスの補助廃止 すると発表しました。

>空港乗降客数 国内/国際線 合計76万人(18年度)
>高速バスの利用者は、約11万人

空港利用者の「15%」が、補助金対象の 高速バス( 500円 )を利用しています。
今回、この「15%の来場者」に対して、直行バス の補助を打ち切る廃止する)ことになります。

どのような結果になるかは分からないが、tryしてみる価値はありそうです。

茨城空港から出発を待つ路線バス。

茨城空港から出発を待つ路線バス。

無料の駐車場があるので、自家用車持ちは重宝しています。

無料の駐車場があるので、自家用車持ちは重宝しています。

茨城空港から東京駅に向かう 空港バス の利用者は、茨城県人である可能性は低く、関東近県の人か、インバウンドによる外国人の可能性が高い。よって、直行連絡バス のような県税の使われ方は、茨城県民のためになっていない、と考えることができます。

 

知事の言う「消費」とは何か

「地元茨城で消費して欲しい」とのことだが、何に消費したら良いのかが分かりづらい。
茨城空港利用者を利用された方であればご存じのとおり、空港および、空港周辺には消費に関連付くモノが少ない。

空港や、空港周辺に「消費する」なんらかを持たない限り、茨城空港を利用するだけでスルーされてしまうだろう。

大洗の まちおこし で有名な ガールズパンツァ 。

大洗の まちおこし で有名な ガールズパンツァ 。

茨城県内の観光パンフレットが用意されています。

茨城県内の観光パンフレットが用意されています。

また、飛行機で茨城空港に来県/来日する客は、茨城空港入りする段階で何らかのスケジュールを組んでいることでしょう。よって、行動に遊び幅(余白の時間)を持っていない可能性が高い。そうなってしまうと、茨城空港入りした段階で、県内観光などの県内での消費を新規に提案しても「消費」にはつながらないであろう。

茨城空港に来る前段階で情報を与え、茨城空港で茨城に降り立ち、県内で「消費」させる遊び方を提案しておく必要があるでしょう。

 

生産する土地、消費する土地

ワタクシは、『土地の性格』はふたつに分類されると考えています。
ひとつは「生産する土地」
もうひとつは「消費する土地」

「生産する土地」とは、農業、漁業、工場などの「モノを生み出す」土地のことです。
「消費する土地」とは、お金を使って消費する、商業施設(ショッピングモール)、娯楽施設(遊園地、カジノ)のことです。

現時点の『茨城空港/百里基地』〔茨城県小美玉市〕と言う場所は、「生産する土地」なのではないでしょうか。

その「生産する土地」である、茨城空港に来た客に「消費」を促すのはたいへん困難です。

 

実感する、使い勝手の悪い(=消費できない)茨城空港

少し前の話になりますが、以前俺が阪神方面へ出張に行った際、関東に帰ってくる手段に、「神戸-茨城」のスカイマークを計画利用しました。

俺はさいたまに住居があるので、茨城空港に着いた後は、東京行きの 500円 高速バス は利用しませんでした(利用できませんでした)。そうなると、帰るための公共交通機関は常磐線になります。

常磐線に乗るためには、茨城空港から 路線バス で常磐線 最寄り駅の 石岡駅 に行く必要があります。路線バスは2.30分かけて、茨城空港から石岡駅に到着しました。

到着した石岡駅周辺には商業施設や飲食店はほとんどなく、「消費」することが困難でした。

路線バスで、茨城空港から石岡駅まで30分くらい。

路線バスで、茨城空港から石岡駅まで30分くらい。

常磐線 石岡駅。周辺は静まりかえり、地方のそれである。

常磐線 石岡駅。周辺は静まりかえり、地方のそれである。

「消費」したくても、「消費」できない。
そんな現実がありました。

茨城空港を「東京北空港」に名称変更する話

茨城空港 (IBARAKI AIRPORT)のイメージアップとして、「東京北空港」に名称を変更する、という案があります。

茨城県に空港があるのに、東京?と思いますが、

 

東京に存在しないのに、東京を名乗る事例

千葉県にあるのに「東京ディズニーランド(東京ディズニーワールド)」。

千葉県にある「成田空港」は以前、「東京国際空港」だった。

 

と東京都内に存在しないのに、「東京ブランド」を名称に入れる事例は存在します。

イメージアップとしては面白いかもしれませんが、実体とのギャップはときどき、評価を下げることもあります。

 

「消費」するモノが必要だ / 土浦市の場合

茨城空港を利用する客に、茨城県内で「消費」する選択肢を導いてあげなければなりません。

土浦市では「筑波霞ヶ浦りんりんロード」を活用して、外国から「自転車客」を誘導しようと取り組んでいます。

19年10月31日に、都内の帝国ホテルで「自転車に関するBtoBの台湾展示会 ”TAIPEI CYCLE”」の説明会がありました。

その会場で台湾側の担当者も、茨城県側に対して
・ユーザーを受けれる体制
が必要だと言っていました。

「受け入れる体制」とは …
・自転車の準備(飛行機輪行の手はず)
・宿泊地
・自転車のプラン(つくばリンリンロードを走る)
・サポートカーの準備(自転車の故障や、参加者のトラブル時にヘルプすることが目的)
などのことです。
※サポートカーに関しては、熱心に必要性を訴えていました。
つくばりんりんロードを高浜駅方面へばく進。

つくばりんりんロードを高浜駅方面へばく進。

土浦駅ビルは自転車に特化させようと、「PLAY atre」に生まれ変わろうとしています。

土浦駅ビルは自転車に特化させようと、「PLAY atre」に生まれ変わろうとしています。

また、「少なくとも受け入れようとする”1年前”には、情報提供をしてほしい」とも話していました。

 

共通の認識を持つ

また、受けれる側にも正しい知識を提供することも大事です。

常陸大宮市では現在、自転車道路(サイクリングロード)の整備を進めています。

常陸大宮市の地元の方は、その整備された自転車道路をママチャリで走ってみて、「すぐ走り終えてしまった」。と、自転車道路整備の意味を見いだせていないようでした。

常陸大宮市塩子地区では自転車道の整備を進めている。

常陸大宮市塩子地区では自転車道の整備を進めている。

消費する場所が少なく、地域にコンビニしかないケースも。

消費する場所が少なく、地域にコンビニしかないケースも。

ここでの自転車道とは、ロードバイクのようなスポーツ自転車で県外部からお客を来県、来市させ、地域で消費し、活性化させることが目的での整備です。
ただしここでも、「消費」する何かを用意しておかないと、スルーされておしまいです。。

自分のときは常陸大宮市で消費するモノが見つけられず、セイコーマートで飲み物や弁当を買うことが精一杯でした。。
地元の食事処があれば、立ち寄って、そこでお金を落とすのに、とも思いました。
(コンビニにお金を落とすのも消費ではあります)

動画「水郡線 玉川村駅」をUPしました!

 

自転車を用いての「消費」促進に関してはワタクシにも持論があり、話すと長くなりそうなので、ここまでにします。
違うタイミングで、また書きたいと思います。

こういう考える余地を残しながら、文章を閉じるのも、余韻があっていいかも。

【 とりあえず完 】

 

TOP

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です