動画「大子町の風景~久慈川の梁漁」をUPしました!

大子町の風景~久慈川の梁漁

大子町の風景~久慈川の梁漁 /茨城県久慈郡大子町 令和元年06月21日

 

令和元年(2019)10月12日から13日にかけて東日本を通過した台風19号。
被害に遭われました方々に、お見舞いを申し上げます。

台風19号は水郡線の袋田駅、常陸大子駅間の久慈川に架かる「第6久慈川橋梁」の鉄橋を破壊。
16日現在、水郡線の常陸大宮駅以北の、運行再開のめどは立っておりません。

 

水郡線 廃線論

水郡線は地方路線であるがため、今回の災害により、水郡線そのものの存在を問う声が出てきそうです。

ワタクシは、水郡線は県北地域に住む皆さまや、水郡線沿線に訪れる観光者の足であることを見ておりますので、廃線にしてはならないと思っています。
水郡線が盲腸線だったりすると、一気に「廃線論」が高まる気はします。
しかし、水郡線は水戸と郡山という二大都市を繋いでいるため、たいへん利用価値がある地方路線であると考えています。

また、ワタクシごとではありますが、山間部への輪行の手段としても、水郡線はたいへん魅力的な路線です。

 

だいご観光やな と梁漁

水郡線 常陸大子駅から南へ500メートル。

押川と久慈川が合流する部分に、大子町の観光拠点のひとつ、『だいご観光やな』〔茨城県久慈郡大子町大字大子〕があります。

営業期間は、初夏のGW(ゴールデンウィーク)ころから、紅葉の10月末くらいまでの土日祝日がメイン。

鮎のつかみ取りや、食堂での食事の提供などを行っています。

また、施設の前に設けられた「やな場」にて、『梁漁』を見学し、体験することができます。

 

梁漁(やなりょう)

川の中に足場を組み、木や竹ですのこ状の台を作った“梁(やな)”と言う構造物を設置します。上流から泳いできた魚が、かかるのを待つ漁法です。
アイヌ語では、「ウライ」と呼ばれています。

シーズンは、産卵を控えた(川を下り、産卵する)9月以降で、雨が降り、増水するときに、やな場に鮎がかかります。

 


 

ふまえて、一日も早い地域の皆様の回復と、地域、水郡線(常陸大宮駅-常陸大子駅区間)の復興をお祈り申し上げます。

いばらきだいすき セカンドシーズン

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