茨城県土浦市(県南)/ つくば市(県南)
:2003年12月13日(土)取材
常磐線 柏駅ホームの3,4番線は拡張されている
13時30分。準備を整えて、出発です。
柏駅で常磐線に乗換えの際、何気なくホームをじーっと眺めていると、この3,4番線が拡張されたことを裏付ける“跡”があることが判明しました。
常磐線 白電(403系)
つくばに行く場合、いつもはひたち野うしく駅からバスに乗ってつくばセンターまで行っています。今日は土浦駅まで行くことにします。というのも、2つ目的があるからです。
ひとつは「白電」と呼ばれる、現在の常磐線の主流車両である403系の車両を撮影すること。これは土浦駅で車両切り離し作業が発生しますから、土浦駅まで乗っていけば、ゆっくり撮影できるのです。
15時ちょっとすぎ、403系の車両は土浦駅に到着しました。
予想通り、私の乗っていた先頭車両はここ、土浦駅で切り離すようです。車両から一番最後に出るようにして、誰もいなくなった車内を撮影します。外に出て、先頭車両も撮影しておきます。
そしてもうひとつは、小網屋が解体されているという情報をつかんでいるので、現時点での解体状況を撮影しておきたいのです。
土浦駅周辺を歩く ~丸井土浦店、小網屋(解体)
土浦駅の西口に出て、ペイデストリアンデッキから丸井土浦店を撮影。
丸井も来年の2004年1月で閉店なんですよねー(´・ω・`)。
土浦駅前通りをそそくさと歩き、小網屋まで行きます。すでに小網屋は防音パネルの組み立てが完了しつつある状態までいっていました。こんなに状況は進んでいたんですねー。今日来てよかったです。
偶然か必然か。小網屋の建物内に通じるアコーディオンカーテンが50センチほど開いています。さらに、警備員もいません。ちょっと中を覗いてみましたが、人影もありません。これはチャンス! しっかりと小網屋内部も撮影させていただきました(^O^)。
もうすぐ16時になる時間なので、いったん駅前に向かいます。
駅前のバス停から、つくばセンター経由の筑波大学行きのバスに乗り込みます。
およそ30分。バスはつくばセンターに入っていきます。
つくばセンターに到着
つくばセンターのセンター広場には、たくさんのクリスマスツリーで賑わっていました。今年のテーマは「歌」。よくよくクリスマスツリーを見てみると、歌にちなんだ飾り付けが施されていますね(^^)。
18時からメインステージにて「前夜祭」のイベントが行なわれるので、それまでに軽く食事をしておきます。
つくば100本のクリスマスツリー(前夜祭)始まる
18時。あたりはすっかり暗くなっています。
メインステージの観客席は大勢のお客さんがいます。私も場所を見つけて座り、カメラのセッティングをします。
時間になり、前夜祭のイベントが始まりました。
まずはつくば市長の挨拶。そして、このイベントの主力者である、つくばアーバンガーデニング(TUG)の萩田理事長挨拶。そして合唱と続きます。手作りですけど、いい感じですね~。
各報道関係者も、このイベントに取材に来ているようです。うーん、負けていられませんねー(^^)。私もたっぷり撮影にいそしみます。
高架橋(土浦ニューウェイ)経由で土浦駅に戻る
19時15分ころまで取材を続け、そろそろ土浦駅に戻ることにします。
つくばセンターに入ってきた土浦駅東口行きのバス。こちらは土浦市街地の高架橋を経由する路線バスですねー。もしかしたら、高架橋経由で土浦駅に向かうバスに乗るのは始めてかも(^m^)。
バスは昼間来た高架橋のバス停「川口町」を通り過ぎていきます。ある意味、このバス停「川口町」で降りるのもちょっと“通”っぽくていいかなーって思いましたが、高架橋は暗くて怖いので、終点の土浦駅東口まで行くことにしました。
降りるときにバスの運転手さんに「高架橋経由で東口に来るメリットってあるんですか?」って聞いたら、困ったように「本社に聞いてもらえますか?」って言われてしまいました・・・(^^;)。
やはり、バスの運転手さんも、高架橋経由に疑問をもたれているのでしょうか?
まだ帰るには時間があるので、軽く食事をします。
21時過ぎに土浦駅。
電車が2番線に入ってきます。やはり電車は後ろ4両の増結作業があります。一番後ろの車両に乗りましたが、私しか乗っていませんでした。上野方面へ上っていくに従い、少しずつ乗客は増えていきます。ウトウトしながらの帰宅でした(´=ω=`)。
【 つくばエクスプレス 開業前のつくば 】
2005年につくばエクスプレス(常磐新線/TX)が開業するまでは、つくば(筑波)はずっと陸の孤島でした。この取材の段階では、つくばエクスプレスは「2004年秋開業」と言われていましたが、結局は2005年の開業となりました。
開業前までマスコミは、「つくばエクスプレスは無駄な予算を使っている。」とか言い、開業してからは「利用者の少ないつくばエクスプレス」みたいな、Disられ路線でした。しかし、実際には、つくばエクスプレス沿線は爆発的に成長し、都心へのベッドタウンとしては大成功でした。
しかし反面、ワタクシも一応言っていた「ストロー現象」により、筑波の経済力が都心方面に持って行かれてしまう懸念はありました。そして、2018年現在において、筑波西武が撤退したり、ジーンズで有名になったライトオンは、本社ビルを建てながらも本社機能を都心に移すことになってしまいました。
茨城県内において、つくば(通称「学園」)の成長率は飛び抜けておりますが、まだまだ予断を許さない状況です。
このページは、2003年12月13日に取材した内容に基づき、2004年08月12日に書かれています。本文は当時の原稿を加筆修正している関係で、初出典時と写真や表現が異なる場合がございます。