連節バスを追い求めて
科学万博-つくば’85 (国際科学技術博覧会/EXPO’85)で大活躍した輸送機関のひとつ、連節バス。16年経った現在、旭川電気軌道社(北海道旭川市)に残されて活躍しているそうです。2001年夏、連節バスの「今」を追い求めるべく、北海道旭川を訪れました。
※連接バスではありません。連節バスが正しい表記になります。
常磐線 万博中央駅と科学万博会場を結んだ 連節バス
国鉄 常磐線 万博中央駅(茨城県牛久町)から科学万博会場(茨城県谷田部町)までの輸送機関のひとつであった連節バス。
科学万博当時、私は連節バスに乗りたかったものの、一度も乗ることなく万博閉幕を迎えてしまいました。
万博終了後、国内では東京空港交通が買い入れ
水ミトさんの情報によりますと、科学万博終了後は数台が東京空港交通に買い入れられたそうです。さらに平成11年に3台が北海道の旭川電気軌道(北海道旭川市)に渡ったとの事。
旭川電気軌道に質問してあります
闇雲に旭川電気軌道に訪問して何も無かったらまずいので、あらかじめ電話にて質問してあります。
電話でのやり取りでしたので、すぐに回答をもらうことができました。
- 連節バスは今でも旭川電気軌道に存在するのか?
>>現在も旭川電気軌道に3台存在する。 - 連節バスに乗ることはできるのか?
>>学生の通学用に利用している。冬場の雪で学生が自転車通学できないときに代行的に連節バスを動かしている。 - 撮影することはできるのか?
>>連節バスは車庫に入った状態だが、撮影は自由にできる。
北海道は旭川へ向かいました
ならばと、北海道は旭川に降り立ったのでした。(簡単に書いていますが、時間がかかりました・・・)
北海道に来るまでの旅行記は『旅人よ 北海道旅行記』(永遠の未完)にてUPしていますので、そちらを参考にしてください。
このページについて
このページは、2001年08月20日に取材した内容に基づいて書かれています。
また、本文は当時の原稿を加筆修正している関係で、初出典時と写真や表現が異なる場合がございます。
初出展時のタイトル
05 連節バスを追い求めて