茨城県水戸市(県央)、土浦市(県南):2003年02月22日(土)取材
偕楽園の梅を観に行く事と、茨城県立図書館で開催されている「科学万博展示展」を見にいくため、出発します。
ホリデーパスで常磐線 土浦駅へ
最寄り駅にて「ホリデーパス」(2040円)を買い、電車に乗り込みました。柏駅で土浦駅行きの常磐線に乗り換えます。
この車両の終点土浦駅では、水戸方面に向かう電車の接続待ちを利用して一度、改札を出ます。そして水戸駅までのきっぷを購入します(950円)。というのも、ホリデーパスは常磐線の場合、土浦駅までしか適用されないからです。土浦駅から先の水戸駅までは、別途きっぷが必要になります。
電車が来るまで、2番線ホームにある駅そばにて天ぷらうどんを食して待ちます。そうこうしているうちに、2番線に水戸方面に向かう電車が入ってきました。車両発車時に、ドレミファソラシド~と動き出すのが特徴。
常磐線 偕楽園臨時駅に到着
土浦駅から約1時間ほど乗ると、臨時駅である偕楽園駅に到着です。
この偕楽園駅は、梅の季節だけ利用される臨時駅です。下りホーム(水戸、勝田方面)しかありません。上り(土浦、上野方面)はホームがありません。偕楽園駅のホームに下りてみて気がついたのが、ホーム自体が整備されていること。去年も偕楽園駅を利用しましたが、その時にホームが低く利用者にとって不便だと書きました。JR職員の方がその文章を読んでくださったのかは知りませんが、ホームが整備され、高くなっています。
偕楽園の梅は二分咲き
偕楽園駅の改札ともいえる階段を通り抜け、偕楽園に向かいます。
常磐神社大鳥居の大階段を上り、常磐神社(茨城県水戸市)を参拝し、偕楽園園内に。東門から入場します。まだ02月で寒いせいか、梅は2分咲きです。それでも観光客でにぎわう偕楽園に満足な私。
梅梅ガールズ(私が勝手に名付けました。本当は梅大使と言います。)が写真撮影に応じてくれたので、カシャ。良い写真が撮れました。
偕楽園園内を探索
偕楽園駅から水戸駅へのきっぷを購入
時間がないので、今年は好文亭はパスします。一通り偕楽園を堪能し、偕楽園駅まで戻ります。
水戸駅に行くために、偕楽園臨時駅の窓口できっぷを購入。きっぷは「赤塚駅~水戸駅」の名目になっていました。180円。茨城県立図書館に向かうので、電車には乗らず、歩いて水戸駅方面に向かいます。
科学万博-つくば’85 の遺構を発見!
偕楽園から水戸市街地方面に歩いていると、見たことのあるマークが目に留まりました。
あの、科学万博-つくば’85のシールです!
18年近くたった今、こうして当時のシールが残っているなんて、奇跡としか言いようがありません。経過年月ほどシールが劣化、風化されておらず、また都市計画による建物の立替などを切り抜け、こうして18年前のシールが目の前にあります(TT)。
水戸の二大デパート、百貨店
水戸泉町まで歩いてくると、左手に水戸京成百貨店があります。
水戸京成百貨店の向かいには、伊勢甚(ボンベルタ伊勢甚 水戸店)があります。今月末をもって、閉店してしまうそうです。。
ボンベルタ伊勢甚 平成15年03月02日、平成18年03月02日取材 茨城県水戸市泉町
国際技術博覧会「科学万博-つくば’85」資料展
偕楽園から30分ほど歩いたでしょうか。茨城県立図書館に到着しました。
受付で写真撮影の許可証を借ります。
科学万博資料展は館内の一角で行なわれていました。思っていたより資料があり、満足。そして興奮。
展示資料展の情報は、こちらにて。
土浦駅まで戻り、土浦駅周辺をふらつく
水戸での展示展を後にして、常磐線で土浦駅まで戻り、土浦駅周辺を歩きます。
霞ヶ浦のヨットハーバーのあたりまで歩きます。このところ、土浦入りはだいぶきれいに、観光地として整備されつつあります。しかし、夜道が暗すぎます。もうちょっと明るくしないと。あんなに暗いと怖くて歩けないですよ・・・。
土浦駅西口方面に向かい、モール505を歩きます。
モール505では新店オープンの準備が行なわれています。なんにせよ活性化することは良いことです。
雨が降る中、お店で食事をして、帰宅の途につきます。
【 二分咲きの梅と水戸の街並み 】
水戸の偕楽園は、水戸の梅まつりで有名です。
例年、梅の開花が遅いときが多く、時期が早めに設定されている梅まつりの主要イベント(梅大使、モデルの撮影会)のときは梅の花が咲いていないことが多いです。よって、梅の満開の時になかなか訪問できません。
2003年の梅まつり訪問時は、梅大使やモデルによる「大撮影会」が行なわれている事を知らなかった時期です。
今回のリニューアル版では、水戸の街並みの写真を加筆しています。
移転する前の、旧 水戸京成百貨店と、伊勢甚(ボンベルタ伊勢甚)のくだりです。水戸の二大デパートの内、伊勢甚 水戸店がこの年2003年に閉店します。後に、この伊勢甚跡地に水戸京成百貨店が新しい建物を建てる事になります。
この、水戸京成百貨店がある地域は泉町になります。隣の大工町とあわせ、この辺りの区画が整理され、最近(2018年)はだんだん小綺麗な街並みに生まれ変わりつつあります。
このページは、2003年02月22日に取材した内容に基づき、2003年03月04日に書かれています。本文は当時の原稿を加筆修正している関係で、初出典時と写真や表現が異なる場合がございます。
【動画】霞ヶ浦 土浦入りの整備が始まっている! 令和元年(2019)07月28日取材