科学万博-つくば’85(EXPO’85)のDブロックにあたる場所に、今でも残されているのが、万博記念公園です。科学万博-つくば’85で利用された会場のほとんどは現在、「筑波西部工業団地」として利用されています。そのなかで万博記念公園だけが、当時の面影を残しています。
つくばセンターから筑波西部工業団地に行く
JRひたち野うしく駅からバスでつくばセンターに向かいます。500円。
つくばセンターから万博記念公園までは、かなりの距離があるようです。ここは普段使わないタクシーを利用することにしました。バスも出ているようですが、本数があまりにも少ないからです。
行き先は「筑波西部工業団地」。
つくばセンターからタクシーで5~10分程度の距離。あっという間に着きます。
「筑波西部工業団地」からさらに奥にある、万博記念公園まで行っても良かったのですが、少し歩いて当時の面影をたどってみたいこともあり、工業団地入り口近くで降ろしてもらいました。1300円。
【筑波西部工業団地 案内板 】 |
【案内板拡大】 |
科学万博-つくば’85当時の区画のまま、現在でも利用されております。 | 緑色の部分が現在、万博記念公園として残されています。万博時にDブロックと呼ばれていました。 |
万博記念公園まで歩く
科学万博開催からすでに16年もの歳月が過ぎようとしています。
当然のごとく、辺りは科学万博の雰囲気は感じられず、整然と企業の建物が並ぶ「工業団地」と化していました。
歩くこと10分。
十字路に出まして右手を見ると、(TVとか雑誌とかで)見覚えのある銀色のモニュメントが見えました。
科学の門です。
【あれに見えるは「科学の門」】 |
【夕焼けの「シンボル広場」】 |
科学万博-つくば’85閉幕後、記念として立てられたモニュメントです。 | くりぬかれたような広場は、万博当時、エキスポプラザがあった場所です。 |
「科学の門」-4人の科学者たち
【南面・ニュートン】 | 「私は仮説を作らない。」 |
【西面・アルキメデス】 | 「私に棒と支点を与えよ。そうすれば地球を動かしてみせる。」 |
【北面・ガリレイ】 | 「それでも、地球は動いている。」 |
【南面・ニュートン】 | 「私は仮説を作らない。」 |
「科学の門」-足元には「会場MAP」と「コスモ星丸」が
【会場MAP】 | 【シンボルマークとコスモ星丸君】 |
科学の門の真下が、このようになっています。 | これだけはっきりとコスモ星丸君を確認できるところはないはず。 |
このページについて
このページは、2001年02月21日に取材した内容に基づいて書かれています。