バカヤローと罵る「悪態まつり」なのに、なぜか「ガンバレー」って言っちゃう件(笑

悪態祭り_バカヤローと罵る「悪態まつり」なのに、なぜか「ガンバレー」って言っちゃう件(笑

茨城県笠間市(旧岩間町)の愛宕山にある、愛宕神社、飯綱神社。愛宕山の麓から13人の天狗たちが愛宕山に登ってきます。参拝者は「ばかやろう!」と罵声を浴びせ、浴びながら上る天狗たち。道中のほこらにお供え物を授け終わると、お供え物を奪い合う参拝者たち。とても奇妙でおかしい、無病息災を祈るおまつりです。

現在の悪態まつりは、13時30分飯綱神社の祈祷から始まり、一度、13人の天狗たちは車で麓の「水神様」まで降ります。そこから徒歩で合計16カ所の祠にお参りしながら登山してきます。

江戸時代から始まったこの「悪態まつり」は当初、深夜に、女人禁制の男性たちだけで行われてきた、と伝えられています。実際に、愛宕神社の参拝道の階段入口には、『女人禁制」と彫られた石があります。昭和初期まで続いたこのおまつりは、一時期途絶えました。愛宕神社が言うには、「内々で儀式は続けてきていた」と言っています。その後、2000年に入ってから順次再開されてきており、現在では笠間市も協力する形で、外に周知させようと努力している段階です。

おまつりの名称にもある通り、『悪態』まつりなので、参拝者は「バカヤロー!!」とか「しっかり歩けー!」などと天狗を罵ります。天狗たちは愛宕山の麓から上ってきています。さらに、愛宕神社に繋がる階段は傾斜が急で、ここまで登ってきた体にはかなりきついものがあります。それを知ってか、参拝者からは時折、「ガンバレー」とか、「ごくろうさん」とか、「待ってたよぉ」などと、なぜか暖かい(?)声援が送られていたりします。

参拝者同士でのお供え物を奪い合う行為が意外と激しく、エグかったりすること。おまつり内で罵るコメントが「ボーナスが出なかったぞ-」と言ったら、「おまえの努力が足りないからだ-。俺はボーナスが出たぞー」みたいなやりとりもあったりします。冗談で通じる間はいいですけど、何らかの問題に発展しないことを節に希望します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です