16年ぶりに訪れた、万博記念公園

未来を視る_岡本太郎_万博記念公園

茨城県つくば市(県南):2001年02月21日(水)取材

13時ころ起きました。
行こうかどうか迷いましたが、科学万博が開催された跡地(茨城県つくば市)に行くことにしました!
電車を乗り継ぎ、常磐線 ひたち野うしく駅に到着。つくばセンター行きのバスがすでに待っていました。発車まで数分あるようなので、駅前のローソン缶コーヒーを購入。そして出発。

バスは30分程度でつくばセンターに着きました。時刻は16時25分。日が延びたとはいえ、少しずつ夕暮れになってきています。前回の夏〔つくば訪問道中記(2000年07月24日)〕、筑波西部工業団地(科学万博跡地)へ行くバスが少ないのは調査済みでしたので、今回は奮発してタクシーに乗っちゃいました♪工業団地までは1300円しましたが、今回、筑波西部工業団地に訪問するのは初めてですので、投資です、投資

 

筑波西部工業団地案内板筑波西部工業団地を入ってすぐのところでタクシーを降りました。少し歩くと工業団地の全体MAPが。なんと、万博記念公園って工業団地内をしばらく歩かないと着かないんですね・・・。工業団地全体が公園みたくなっているのかと思っていました。科学万博当時の地図で言うと、Dブロックの場所だけが当時の名残を残しているようです。

科学万博しんせつガイドMAPと見比べながら歩きました。まあ、こう歩くことによって、科学万博会場のスケールが分かったというメリットもありましたけど。(笑)

 

あそこに シンボルタワーが見えます!

あそこに シンボルタワーが見えます!

しばらく歩くと十字路

右手に見覚えのあるオブジェが!!。これがシンボルタワーですか。初めて実物を見ましたが、ネットやTVで何度も見たことがあるので、懐かしい感じがします。

左手にはくぼ地エキスポプラザがあった場所らしいです。

 

テクノコスモス方面から見たぽっちゃん湖当時の視点なら、さらに85m高い場所から眺めていたことになります。

テクノコスモス方面から見たぽっちゃん湖
当時の視点なら、さらに85m高い場所から眺めていたことになります。

「ガイド」を見ると、ここからしばらく歩くと、ぽっちゃん湖があるようです。ぽっちゃん湖にGo!

いままで「ぽっちゃん湖」って「ぽっちゃん池」だと思っていました。「池」じゃなくて「湖」だったんですねー。
ぽっちゃん湖はすぐに分かりました。科学万博当時、テクノコスモスから撮影した写真を持ってきていました。その写真と見比べ、写真を撮ることにしました。

しかし、見ている高さが足りないので、同じ角度の写真は撮影できませんでした。

岡本太郎の像 未来を視る〔岡本太郎 作〕

岡本太郎の像 未来を視る
〔岡本太郎 作〕

ぽっちゃん湖を堪能し、再び歩き出します。
しばらく行くと、変電所みたいな場所があり、さらに歩くとモニュメントが!。

これが有名な、岡本太郎モニュメント『未来を視る』なんですねー。大阪の万国博覧会「太陽の塔」に比べると、スケールといい、扱いといい、かなり低く感じられます。。

 

 

ぽっちゃん湖近くの案内板(反対側)こちらのほうがまだ少し見ることができます。

ぽっちゃん湖近くの案内板(反対側)
こちらのほうがまだ少し見ることができます。

ぽっちゃん湖の近くにある広場に、案内板とも思われるボードが立てかけられています。

この規格の看板は、万博記念公園のいたるところで確認できます。よくよく見てみると、科学万博-つくば’85当時から利用されている看板で、MAPも当時のものをそのまま利用していると書かれています。

書かれている文面からすると、万博終了後に文面などに手を加えているようですが、ある意味、遺構として価値があるように思われます。

 

SONYジャンボトロンがあったテニスコートこの日は誰も利用していませんでした。

SONYジャンボトロンがあったテニスコート
この日は誰も利用していませんでした。

公園の記念オブジェ。万博記念公園の開園を記念して、住宅・都市整備公団より送られました。

公園の記念オブジェ。万博記念公園の開園を記念して、住宅・都市整備公団より送られました。

ステーキ宮のレシート。

ステーキ宮のレシート。

万博記念公園筑波西部工業団地内を1時間半ほど歩き回り、撮影をした後、工業団地を出ることにしました。

つくばセンターまでの戻るバスは期待してません。実際、バス停の時刻表を見ますと、前後4時間つくばセンターに行くバスはありませんでした(笑)。ですので、つくばセンターまで歩いて行くことにしました。ほとんど直線の道なので、迷うこともありません。

ステーキ宮に寄り、ステーキを食べちゃいました♪。ここのヒレステーキ好きなんですよね♪。ちょっと高かったですけど、たまにですから(笑)。

 

つくばセンターに到着。筑波西部工業団地からは2~30分歩きました。元々歩くのは嫌いではないので、そんなに苦痛ではありません。土浦駅行きのバスが数分で来ます。

バスに乗り、土浦駅へ戻ります。
土浦駅周辺で少しぶらぶらした後、家に帰ることにしました。

やはり、いばらきって良いですよね。

 

 


Re:ぶらり茨城(2018年09月29日記載)
【1985年の科学万博以来の訪問でした】

2000年07月に意を決して(?)地元埼玉から、科学万博-つくば’85が開催された科学万博の跡地に訪問した時の旅行記です。この時代、自分は接客業から事務営業職に転職した頃でして、生まれて初めて土日祝日が休みの仕事に就いていました。

初めての遠出の割りには、すんなり筑波西部工業団地に着けたな、って思います。

今(2018年)でこそ、iPhoneのようなスマートフォンで、自分の位置や地図がすぐにわかったりしますが、当時は地図機能のスクロールもままならないガラケーしか無かった時代で、歩いていて東西南北の方向感覚がおかしくなる事が多々ありました。

当時は今のように、気軽に遠出をするような性格では無かったので、冒頭の「意を決して」と言うのはあながち間違いでは無いのです。

 

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このページは、2001年02月21日に取材した内容に基づいて書かれています。
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